コミック

  • 高島孝一郎の理想の恋人

高島孝一郎の理想の恋人

takashima kouichirou no risou no koibito

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作高島孝一郎の理想の恋人

北村直幸 サラリーマン ED
高島孝一郎 サラリーマン ナルシスト

その他の収録作品

  • あいだの話(描き下ろし)

あらすじ

隠れナルシストの高島は会社の後輩・北村に秘密を知られ、セフレになるよう脅される。
トラウマで勃たない北村の治療に協力するはめに……。

作品情報

作品名
高島孝一郎の理想の恋人
著者
栖山トリ子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403665134
3.8

(68)

(16)

萌々

(28)

(22)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
15
得点
260
評価数
68
平均
3.8 / 5
神率
23.5%

レビュー投稿数15

ED×ナルシスト

サラリーマンの高島(受け)は、美しい自分が大好き。ナルシストであることは他人には隠しているのだが、ある時会社の後輩である北村(攻め)に、スマホの待ち受けにしていた自撮りビューティー写真を見られてしまった。何とか人には黙っていてくれるよう頼むと、自分のED治療に協力してくれたら黙っていてやると言われ…。


寡黙で何を考えているのかわからないタイプの攻めと、自分大好きナルシーな受けの、年下攻めリーマンものです。
とにかく受けがすっごく可愛かった。小動物がせっせと墓穴を掘っているような印象というか、美人なのにすごく天然で、攻めのED治療してるのに萎えるようなことばっかり言ってるのが笑えます。一応は攻めに秘密を握られて脅されてる形なのに、何でかめっちゃ偉そうで、なのに綺麗だと言われるたびに照れて喜ぶのがすごく可愛い。きゅんきゅんしちゃいます。
攻めはEDで、受けに性的欲望を抱いてるのを隠してはいないのですが、なんせEDなので突っ込めない。「EDが治るまで協力する」という約束だから、もし治っても突っ込めない。そして受けが天然に心を抉ってくるので勃つものも勃たない。とっても気の毒な人です。

そんなふたりが、本人たちは真剣なんだけど、面白おかしく距離を縮めていく様子に、とても萌えました。
すごく可愛いお話です。1冊まるまる同じカプの話で読みごたえもありました。

8

攻めも受けも、どっちも可愛い

ちるちるさんに載っている電子書籍ショップの広告バナーにこのお話が掲載されていて、気になって気になって、手に取ってみました。

なんかすんごい良かった。
自分が大好き、ナルシストな高島(受け)。
過去のトラウマからEDになってしまった北村(攻め)。
この二人が、非常にツボでした。

高島はナルシストではあるけれど、それを隠そうとする一応自覚のあるナルシスト。『きれいであるために』努力を惜しまない彼に、完全に負けてるな、私…。とか思いつつ、性的にまっさらさんで素直で、そして超がつくほどの鈍感ぶりを発揮する高島くんがめちゃカワでした。

一方の北村も。
常に飄々としている彼の、高島への秘めた想いが健気でいい。

終盤、ようやく想いの通じ合った二人ですが、朝チュンだったときは思わず脱力。おおい!と思ったのは私だけじゃないと思うんだけどなあ…。
と思ったら描きおろしでしっかりエチしてました☆
この二人、どっちもDTかあ、と思ったら思わずすんごい萌えてしまった…(爆)。

中身も面白かったけれど、表紙もよかった。どっしり構えた北村に(しかししっかり高島くんを抱え込んでる)、その足の間にチョコンと座って鏡を見てニンマリしてる高島くん。この二人の関係を端的に表しているなあ、と。
そしてカバー下にも爆笑!
裏表紙にも描かれている寝てる亀。ここからカバー下へつながっているのですが、その眠っている亀を棒でツンツンする高島くん。ところが急に亀が頭をニュッと出すんです…!これって、あれよね。あれを表現してるんでしょ?と思ったら笑いが止まらなくなりました。
栖山さんのセンスに脱帽です。

絵柄もきれいで読みやすかった。栖山さんのほかの作品も読んでみようと思います。

7

予想外

最後までメインCP。
ナルシストというと、自信過剰で嫌みなキャラクターを想像しがちですが。
北村さんの言動に振り回され焦り照れまた焦りな高島さん。
やる気が空回りする高島さん。
褒められると喜びがすぐ顔に出る高島さん。
……このナルシスト、可愛いぞ…。
結論、可愛かったです。とても。
無表情な北村さんも良いお相手。
表情どこかで崩すかなと踏んでいたら案の定でした。ありがとうございます。
最後の漫画、短めですがやらしかったです。
今後の二人も気になります。


5

無表情な後輩×ナルシーな先輩

秘密を知られ脅されて、攻めの後輩のEDを治すべくエッチな協力をさせられる先輩…。
ひと言でいう時こんな内容なんですが、エロチックだとか濃くエロエロな展開ってわけではなく、また、脅されてはいますが無理強い…ってわけでもなく、ただEDを治そうと尽力しているだけで特に何か起こるわけでもなく当て馬も出てこず、始終ほのぼのとしていて可愛らしいです。

先輩はナルシストで自分の顔が大好きで美意識も高いです。
ナルシストを自覚していたり、美に対して努力している部分もあり、好感が持てます。
なにより、美人受けではありますが、特に気取ったところはなく…素直でアホの子で可愛いです。
攻めに惚れてくってよりは、懐いていく…みたいな感じで可愛かった。

攻めも最初は無表情過ぎて何考えてんだかわからなかったんですが、受けに対する思いが健気で一途でとても可愛らしいです。
最後に、その無表情な顔が崩れる場面もとても愛らしい(笑)

さらりとしてますが、最初受けが攻めの●ンコに怯えたり、ドン引きしたりするシーンもあり、男同士の葛藤も一応はあったので良かったです。

3

かわいいじゃないか

度重なる言葉の暴力に「萎え」を連発する姿が
なんとも滑稽で面白かった(≧∇≦)ノ彡
言葉足らず故に~なわけですが、これまた。

ED攻×超ナルシスト受。
よもや起たない攻ってどーなのよwな展開なのです。
超ナルシストゆえに、自分の顔を待ちうけにしていたのを
見られてしまうというアンポンタン上司然り。
ナルシストだというのをばらさない代わりにED治療を手伝うところ
から二人の関係はスタートするわけですが
もちろんイヤイヤな受なわけで。
ただでさえ空気読めない子なので、EDもぜんぜん回復しないわけで。
そんなやり取りが面白いわけで。

ともあれかわいいお話でした。
後半は絶倫攻様も堪能させていただけて大満足ですw

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP