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わざとじゃなくてもごめんなさい

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表題作わざとじゃなくてもごめんなさい

永野幸介、特異体質のピュアなカフェ店員
入江、誠実な恋人が欲しいサラリーマン

その他の収録作品

  • エッチがしたくてごめんなさい(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき

あらすじ

年下のカフェ店員・幸介が何かと自分に触れてくるため、
脈ありだと期待したゲイの入江だったが、幸介には思わぬ秘密があって……!?

作品情報

作品名
わざとじゃなくてもごめんなさい
著者
栖山トリ子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403666193
3.5

(18)

(3)

萌々

(5)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
61
評価数
18
平均
3.5 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数2

勘違いによる空回りラブ

作家買いです。
今回も栖山カラーがよく出たコミカルでほのぼの可愛い作品。
お得意の勘違いによる空回りラブです。


内容です。
過去の恋愛から、誠実な恋人を求める入江。
純情な年下のカフェ店員・幸介と知り合いますが、やたらと思わせぶりに触れてくる彼に、自分に気があると意識するように。
しかし幸介はただのドジっ子で、「男性にだけ相手をキュンとさせる事故を起こしてしまう」という特異体質でー・・・。


この特異体質なんですが、コケて身近な男性を抱き締めてしまったり、これまたコケて相手を押し倒してしまったりという傍迷惑なものです。
この事により、入江は自分に気があると勘違い→他意は無く、ただの体質と分かって激怒→距離を置く→入江に避けられて寂しい幸介が付き合う事を提案という流れです。

勘違いによるズレが面白い作品でして、ちょっと乙女な所がある入江の空回りぶりに笑わせてもらえるんですね。
カフェに行くたび、手を急に握られたり(実態は転びそうになって掴まっただけ)、背後から囲い込まれたり(こちらも転んで手をテーブルについただけ)して、ドキドキと胸をときめかせる。別に入江じゃ無くとも、こんな事をしょっちゅうされれば気があると思っちゃうでしょうが。

あと、幸介のワンコぶりも可愛いです。本人はかなりのピュアで奥手ながら、例の特異体質によって壁ドンだの、入江を組み敷いたりだの、超強引な行動をしちゃう。
また、入江にやたらなついて一途に好き好きオーラを出してるのにもキュンとします。

ただ、ちょっと引っかかる部分なのですが、ストーリー自体がやや強引。ゲイでもない幸介が、入江と離れたくないばかりに彼と付き合おうとする・・・。
彼の親愛の情→恋愛感情への移り変わり自体がよく読み取れないです。あと、彼のキャラクター自体が微妙。やたらオドオドしている所にもイラつくのですが、どっちつかずの態度にもイラつく。入江を拒んだかと思うと、離れたくないから付き合おうとするんですよね。
君は一体何がしたいんだ・・・?
いや、ワンコの部分は可愛いと思うんですけどね。

全体的には可愛いお話だと思うのですが、個人的に攻めのキャラクターが好みではない点で萌えとしては半減でした。
あと、受けの入江が冒頭でセフレといたしてます。こちらではポジション的に攻め。そのセフレに遊ばれていた設定で、ネコなのにタチをさせられていたという感じなのですが。このへんが苦手な方はお気を付け下さい。

3

天然無防備煽りはズルい!

私も作家さん買いです。トリ子先生のシンプルでスタイリッシュな線が好み。なので、新作をとっても楽しみにしてました♡
とにかく主人公の入江くんが可哀想…
自称不幸体質の幸介くんはやたらとスキンシップが激しい系。つまづいてはボディタッチ。つんのめっては抱きつき、距離感が掴めずぶつかり押し倒す。
男運の無い入江くんが期待(恥ずかしい!)するのも仕方がありません!
トリ子先生のシンプルなんだけど、「ぐぬぅ」っていう、なんとも言えない表情が萌えポイントです。この表情をする、キャラはおそらく1作品に1人はいます。(もしくは「ぬぅ」)ファンとしては「ぐぬぅ」待ちです♡

0

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