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表題作告白は背中で

桜庭,同じ会社のやり手営業部員
美馬詠太,デザイン系制作会社の商品企画部勤務

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

つまり、桜庭さんはゲイ?
出会い最悪の営業部のエース社員桜庭からの突然の告白。怯える詠太をよそに告白を取り下げたかと思いきや、今度は大暴走!?

俺とつき合ってくれないか――。公務員という安定の職を捨てデザイン系制作会社に転職した詠太。
接触のなかったやり手営業部員・桜庭との初仕事&初対面は最悪。なのに突然の告白!?
最悪の一端は桜庭が深夜、男同士でキスしていたから…ということはつまりそういうこと!? そして桜庭の本命らしき健三郎とは?
女装子の従兄弟・泰史やその隣人でオネエの梓、色気も才能も絵に描いたように平凡を地でいく詠太の周囲がにわかに騒がしい!?

作品情報

作品名
告白は背中で
著者
谷崎泉 
イラスト
みろくことこ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576160641
2.4

(9)

(0)

萌々

(2)

(1)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
16
評価数
9
平均
2.4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

これは1巻?

出来る先輩リーマン桜庭さんに振り回されて、散々な主人公、美馬くん。
でもなんか気持がグッと傾いてきたぞ!てなところで終わってます。

おねえな人、女装の人やら登場人物が多彩で、せっかく立ち上げた会社もこれからで、、、、
明らかに話が途中です。なのに1巻と銘打ってないので、
せっかく色々ちりばめた設定が、消化不良で意味のないものに感じてしまいました。

谷崎先生の作品は長いお話が好きです。
きっと続きが出ることを信じて★ひとつ追加です!

0

色々と散らかり気味で…

あらすじ:
公務員からデザイン系制作会社に転職した詠太(受け)は、ある夜、男同士のキス現場に遭遇。
後日、その一人が同じ会社の営業部エース・桜庭(攻め)だと分かり…。

堅実なお仕事モノかと思いきや、ところどころでトンチキっぽい要素が目立ち、最後まで馴染めなかった一冊。
お仕事モノとしてもラブストーリーとしてもツッコミどころの多い作品でした。

まず、攻めの桜庭。
仕事のできる真面目キャラなのかと思いきや、実は非常に酒癖が悪く、それが元で前の会社をクビになったという経歴の持ち主。
酔った勢いで詠太を犯し、その尻拭いを本人ではなく梓(桜庭の身内でオネエ)がやっている等、何とも情けない攻めです。
その悪癖を克服しようとする展開があるでもなく、仕事描写にかこつけ強姦がナァナァで済まされている点にモヤっと。
また、過去に失った大切な相手を、詠太と重ねている〜という設定も、蓋を開けてみればその相手は人ではなく犬でした、というオチで脱力。
ギャグとしてもありがち過ぎて笑えないし、あまり意味を感じない設定でした。

結局、詠太との間に恋が芽生えたのかも最後までよく分からず、かなり消化不良な読後感。

お仕事モノとしては、
会社が経営不振に陥り社長が逃亡→社員一丸となって会社を建て直す〜という展開ですが、
結局会社がどうなったのかはハッキリせず、こちらも消化不良でした。

全体を通して何を言いたいのか不明瞭で、この一冊で物語として簡潔しているとも言い難いので、中立評価とさせて頂きます。

7

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