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てんてん
天然な羊vs天の邪鬼な元獏
本品は『俺さまケモノと甘々同居中!?』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。
本編後、メメ視点で
竜成と凌が館に遊びにきた日のお話です。
メメはお昼寝が大好きです。
メメがどんぐりと遊んでいると
げんきなどんぐりがコロコロと転がって
お池にぽちゃんと落ちてしまいます。
しくしくとメメが泣いていると
池が突然ピカッと光り
ヘンテコな格好の凌が現れて
メメに問いかけます。
貴方が落としたのは
この小さなどんぐりですか?
それともこちらの普通サイズのポツキー?
もしかしてこっちの超特大ポッキー?
メメは超特大ポッキーと即答しますが、
凌に嘘だと言われてアワアワ!!
凌はそんなメメをプリティだからと
特別に許してくれて普通のポッキーと
超特大ポッキーもメメにくれ
メメは早速もぎゅとかぶりつきますが、
そのポッキーの正体はリュウの指!!
そう、メメはお昼寝してしまって
某童話風の夢を見ていたのです(笑)
リュウににょんと頬を摘まれたメメは
寝ぼけまなこを瞬かせて
自分が口にくわえているモノが
何なのかにようやく気付きます。
わーん、何か酸っぱい。
ばっちいよー。
リュウを蹄で突き飛ばすと
エプロン姿の凌にとてとてと駆け寄り
もこもこの頭をなでてもらいました。
リュウは涎を垂らしてる
メメの方がよっぽとばっちいと
メメが噛んでいた指を
獣毛になすりつけてきます。
獏の時はメメよりも小さかったくせに
人間のリュウは見上げる程で
メメは見下されている様でますます
ムカっとしてしまいます。
それでも
凌におやつのレモンプリンを貰って
少しは気分が浮上するメメでしたが
実はプリンを作ったのは凌ではなく･･･
B5サイズペーパー両面を使った
少し長めの番外編になります。
竜成が獏としてノルマをこなしていた頃は
毎日凌のおやつを堪能していたメメですが
凌が竜成に連れられて出ていってからは
お店がお休みの時しか遊びに来てくれなくて
不満に思っていたのでした。
それに、
竜成はメメにはイジワルばかりなので
凌も苛められていないかも
と心配もしていたのです。
そんなメメに凌は竜成が優しい事は
メメも知ってるはずと笑って答えるという
ほんわかしたSSでした。
メメがかじっていた竜成の指が
すっぱかったのはおやつの
レモンプリンを作っていたから♪
竜成はメメがアワアワするのを
からかって楽しんでいるだけなのですが
やられるメメには楽しくないですよね。
まぁ、竜成にとっては
メメは恋人との仲を邪魔する
お邪魔虫って存在でもあるので
竜成がメメに普通に優しくなる日は
まだまだ遠そうです(笑)
