商品説明

ノベルズ発売記念・フェア店特典書き下ろしショートストーリーペーパー
本編から四年後のある日を夜視点で描いた後日談です。

作品情報

作品名
鬼の棲処 発売記念ペーパー
著者
栗城偲 
イラスト
コウキ。 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
鬼の棲処(但フェア開催店購入時のみ)
4

(3)

(0)

萌々

(3)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
12
評価数
3
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

夜は誰のもの?

本品は『鬼の棲処』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、夜視点で
四年後のある日を描いた後日談になります。

唇に柔らかな感触を覚えた夜が
そっと瞼を開くと天使のように美しい
顔が頬杖をついて夜を見つめていました。

昨日は少し無理をさせてしまった
と言われた夜は頬を染めてします。

恋人関係になっも既に四年が過ぎても
2人の間には倦怠期も訪れず
二日と明けずに肌を合わせていますが

兄王子は何か悩んでいる時や
行き詰った時に激しく抱く傾向があり
夜は王子が疲れているのではないか
と感じていました。

王子たる彼の仕事について
夜が手助けする事はできないので
せめて休息の場所でありたいと
思っていたのです。

そんな夜に兄王子は微笑んで
朝にしては深い口づけを仕掛けてきますが
夜はそろそろ支度をしないいけないからと
王子の腕も寝台もすりぬけて大慌てです(笑)

そんな夜にぶつくさと文句を言う
兄王子でしたが

それを見計らったかのように
扉を叩く者がいて?!

A4サイズの片面ペーパーです。

扉を叩いたのは赤毛の弟王子で
疲れきった顔をしている彼の両腕には
双子の第三王子と王女がいました。

夜をみつけると駆け寄った双子は
三年前に生まれた王子の実弟妹で
親子ほども年の離れた兄王子にも
兄王子の傍にいる夜にも
たいへん懐いています。

夜としても恋人の小さい頃を
見ている様でとても嬉しくて

双子に
大人になったら結婚してあげる♡と
言われても微笑んで
快諾しまてしまう程です。

そんな夜にプチ切れした兄王子を
弟王子が宥めようと苦労する
というオチまで楽しく読めました♪

兄王子にとっては小さくても
夜をめぐってライバル視しているのが
大人げなくてとってもツボでした (^o^)/

尚、
アニメイト特典ペーパーは
この出来事を弟殿下視点で描いていますよ♪

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