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表題作社長さんに手をひかれ

芹川陽・社長
迫田・サラリーマン

同時収録作品本社で会いましょう

上野(こうずけ)巧・営業
大神義人・本社のエリート

同時収録作品血腥い終生

岡琉斗・オカルト研究家
チスキー・吸血鬼

その他の収録作品

  • その後
  • カバー下:漫画「タイミング」「家に行きたい」「結局来た」

あらすじ

普通を愛する地味リーマンの迫田は、唯一の趣味であるランニングを
馴れ馴れしく話しかけてくるコミュ力高男・芹川に邪魔されていた。
ある日、不躾に彼女の有無を聞かれ、
いないなら週末のバーベキューに来ないかと誘われてしまった。
断れず参加する迫田だったが、芹川に完全に尻を狙われている模様で…!?

オカルトマニア×吸血鬼の
win-win?な性活を描いた短編を同時収録。

作品情報

作品名
社長さんに手をひかれ
著者
帰あやき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758076906
3.1

(7)

(1)

萌々

(1)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
21
評価数
7
平均
3.1 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数2

サラリーマンもの

表題作『社長さんに手をひかれ』。
帰宅後にランニングするのが楽しみなサラリーマン、迫田(受け)。最近、近くのマンションに住むという芹川(攻め)に、その癒しの時間を邪魔されるようになった。ある日その芹川にバーベキューに誘われ、思わせぶりな態度を取られるが…。


地味めのサラリーマン受けと、受けいわく「雰囲気イケメン」のリア充攻めのお話です。(雰囲気イケメンの意味を作者さんが勘違いされている気もします)
タイトルで明らかなように、攻めはアパレル業界の若き社長です。そんな攻めに思わせぶりな態度を取られ、ドキドキな受け。
でもイケメンリア充な攻めが、予想外に真面目で純情で、受けに告白するのにもど緊張してたりするのがやたらと微笑ましかったです。帯がギャグ調だった割には中身はそれほどコメディに振り切っているわけでもなく、ちょっとおかしみのあるほのぼのした作品でした。

ストーリーは個人的には結構楽しめたのですが、ちょっと絵が粗いし、受けの頭以外の作画が白すぎる印象はありました。味のある絵柄ではあるので、もうちょっと小綺麗になるといいなと思います。


同時収録作が2点。
『本社で会いましょう』
入社2年めのサラリーマンが、本社のエリート社員と仕事をすることになり…という話。サラリーマン×エリート社員の年下攻めです。

上品そうで仕事のできる感のあった受けが、まさかの襲い受けでした。綺麗なお兄さんの手管にやられて即落ちする攻め。でもどちらも可愛らしい人たちでした。


『血腥い終生』
オカルトオタクのニート×吸血鬼、というファンタジー。
こちらはちょっと攻めがキモすぎて受け付けなかったな。ラストもスッキリしない感じでした。

評価は順に萌×2寄りの萌、萌、中立といったところです。

2

収録作が好き

初コミックスとのことでおめでとうございました。
素朴な絵柄ですがテンポが楽しいです。

表題作は、イケメン社長にアプローチされたノンケが
戸惑いながらも自分も好きになってしまう王道ストーリーですが
「パンツ持ってきてないので今日はダメです!!」が名言ww
パンツ持って来てたらOKってことだから断ってはいないけど
コンビニでも買えるじゃん……心の準備がまだ出来てなかったのね。
だけど決意したら「パンツ持って行きますから!!」と潔いので好ましかったです。
もっと他に言い方があるかもしれませんが迫田のまっすぐな性格が出ていると思います。

気に入ったのは収録作の『本社で会いましょう』、
上野と書いてこうずけと読む珍しい名字の主人公です。
入社して二年目というまだまだ若手の彼が
本社の人(イケメン)から仕事を任されることになり、
一緒に居酒屋に飲みに行ったあと食われるかと思ったら食っちゃったお話。
本社の人の正体はチーフマネージャーだったので慌てる上野ですが
大神さんは前から上野が好みだった為機会を狙っていたのです。
私欲だけではなく、社員として上野に期待していた大神が好印象。
上野はノンケでしたが大神に見合うように努力して本社に配属されて
ハピエン可愛い!
余裕がありそうに見える大神さんが心の中であれこれ思うところと
上野が抱かれるかと思っていたら逆だった時の喜びをどなたかと分かち合いたいくらいですww

『血腥い終生』
吸血鬼ものですがありがちなお話では無く斬新。
冒頭からえっちなのでそういうトーンかと思っていたら
バッドエンドなのかな、解釈が難しい作品でした。

1

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