「あなたが教えてくれた色」協力書店SS

anata ga oshietekureta iro

「あなたが教えてくれた色」協力書店SS
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

41

レビュー数
2
得点
9
評価数
2
平均
4.5 / 5
神率
50%
著者
 
イラスト
 
媒体
GOODS
出版社
発売日
価格
非売品
付いてきた作品(特典の場合)
あなたが教えてくれた色(但協力書店購入時のみ)

商品説明

文庫発売記念・ 協力書店限定配布書き下ろしペーパー
環紀視点で高良と出会ってから1ケ月後のお話になります。

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レビュー投稿数2

無自覚の恋の片鱗

本品は『あなたが教えてくれた色』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

環紀視点で
高良と出会って1月後のお話です。

とある金曜日の夜、
環紀は友人の誘いでいつもの店に
足を向けていました。

見知った顔がそろうと
やがては恋愛事情の話になります。

環紀も友人たちの赤裸々なコイバナに
耳を傾けていましたが
妙な懐かしさも覚えていました。

高良と知り合って1ケ月、
高良が毎日会いたがっているために
環紀はこの手の店にも近寄らず
ゲイ友とも会っていなかったのです。

今日も画廊の用事があると伝えると
その後でも会えないかと懇願されるような
訊ねかたをされました。

環紀が初めて高良を見かけた時は
いい男ではあるもののあまりにも欠点がなく
面白味のない男に思えました。

しかし話してみると高良は
ほんのり天然の匂いをさせた生真面目君♡

その上自分の生真面目さに
妙なコンプレックスを抱えていたり
いきなり告白してきたりと
環紀の予想外の反応をしてくれるのです。

環紀は元々年上が好みで
遊び慣れた男とばかり付き合っていました。

8歳も年下の高良は何もかも新鮮で
技術の未熟さは情熱と体力でカバーし
最近ははかなりいい思いもしています♪

なによりセックスのあと
高良とくっついて他愛のない話をするのも
大きな身体で包み込まれるようにして
眠るのも心地よかったのです。

高良とのアレコレを思い出していたら
いつの間にか皆の視線が集まっていて…

B5サイズ4つ折り両面ペーパーは
本編攻視点とは逆視点で
受様の心境変化が語られるSSです。

視点違いのSSは読む前から
裏事情的展開を期待しちゃうのは
私だけではないと思います (^-^)

環紀f友人達の恋の話に入らず
物思いにふけっていて周りは
不審そうな目を向けます。

疲れてるのか
新しい彼氏ができたのか

お約束のツッコミに環紀は
とっさに個展で忙しくてと
嘘ではないけれど本当でもない
返しをしてしまいます。

今までなら気軽に酒のつまみとして
近所の大学生との事を話したのですが
高良の事は話したくなかったのです。

そしてその場で隣に座った男に
久しぶりにどうかと誘われても
お断りしてしまったのに

スマホを震わせた
高良の会いたいコールには
色よい返事をしてしまう

という終幕まで
高良との出会いで変わっていった
環紀の様子の一端が判るお話でした。

本作は高良のみが環紀を
「恋人」と思っていた頃のお話です。

環紀は男同士の付き合いなんて
所詮は今だけの関係なのだからと
高良の様に一途で永遠の関係なんて
信じていません。

高良の事もそもそも年下だし
自分は決まった相手を
作る気もないのだからと
軽く考えていた模様です。

しかし
高良とも今だけの関係だと言いつつも
今までならのっていた夜のお誘いを
簡単に断っちゃう時点で

無意識ながらも高良と今までの相手は
別物と思っていたのでしょうね。

高良のようにはっきりとした
恋の始まりではありませんが
環紀の恋の片鱗が見え隠れしていて

甘々シーンはありませんが
今後の展開を知る読者としては
ムフフ♡と楽しめるお話でした。

※他特典(レビュー済)
アマゾン特典は本編後
2人が宇津木に会いに行くお話です。

2

「甘さ」はないけれど

『あなたが教えてくれた色』を一部協力書店さんで購入するといただける特典SSペーパー。私はアニメガさんで購入して頂きましたが、白い薄手のA4の紙に両面印刷されていました。

ネタバレしています。ご注意を。






時系列は、二人が出会って(高良は付き合っていると思っているのだけれど)1か月後のお話。
本編では高良視点でしたが、このペーパーは環紀視点で描かれています。

環紀がよく行く、行きつけのお店でのお話。

ゲイ仲間たちと「最近寝た相手」について下世話な会話を楽しむ環紀。
そして、その後一晩の相手と楽しむ。
それが今までの環紀にとっての「当たり前」だったのが、高良と寝るようになってそういった行為から縁遠くなっている自分に気付き、そしてそのことに驚く環紀。

毎日のように会いたがり愛の言葉をささやく高良を、「どうせ今だけのこと」と思う環紀だけれど…。


本編では高良視点だったこともあり、環紀の気持ちを測り兼ねるところも多くありましたが、環紀自身も高良に惹かれていく自分自身に戸惑いを感じていたのだとわかる。

本編で高良に「特定の相手を作るのは無理」という告白をして高良に引かれた環紀ですが、高良を愛し始めたからこそ、全身でぶつかってくる高良に誠実であろうとしたのだと。それが環紀にとって、精一杯の愛情表現だったのだと。

本編も甘さは控えめでしたが、このペーパーも糖度は高くない。本編の糖度の低さを補完する甘々な内容を期待されてる方にはちょっと肩透かしな内容かも。

けれど複雑な内面を抱えた環紀の本音を読み取れる数少ない一部分を描いたSSで、とっても良かったです。

3

この作品が収納されている本棚

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