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表題作彼氏になりたきゃどう言うの?

九竜院雅也,ボンボン社長,28才
小島渉,山小屋でバイト中,20才

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

山小屋「銀嶺荘」で働く渉は、自社ヘリポートからスーツのままヘリを操縦して会いにくるようなボンボン社長・雅也の愛人になってしまう。窮地を救ってもらったかわりの愛人関係だが、毎度拉致られ雅也の餌食に…。

作品情報

作品名
彼氏になりたきゃどう言うの?
著者
佐々木禎子 
イラスト
CJ Michalski 
媒体
小説
出版社
茜新社
レーベル
オヴィスノベルズ
発売日
ISBN
9784871825900
3.3

(3)

(1)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
9
評価数
3
平均
3.3 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数2

軽い口調

全編渉視点でお話が進んでいきます。
渉は20歳なのですが、高校卒業後就職した会社のリストラにあい、その後色々あって住込みバイトとして山小屋にやってきた、山に関してはど素人の若者。
その山小屋にヘリコプターで1週間に一回物資を運んでくる会社社長の雅也と出逢います。
金持ちのボンボンらしく俺様で鬼畜な雅也とツンデレで意地っ張りな渉の、BLとしては王道的な展開のお話だと思いました。
文体が渉の口調そのものなので軽くて読みやすいとは思うのですが、私は余り好みではありませんでした。
H描写が多めなのですが、渉としては流された感じでH突入という状況なので余り萌を感じることもなく、私は割と流して読んでしまいました…(汗)。
後半は少し心情描写を楽しめたので、終盤の方が面白かったです。

0

エッチなラブコメ

山小屋でバイトする受けと、大金持ちの社長の攻めの、エッチなラブコメです。
受けは騙されてゲイビデオに出た(逃げたから最後まではヤッてない)経験があり、それが市場に出回るのを1000万円で防いでくれた攻めに脅されて、愛人になる。
イヤイヤながらもエッチは気持ちよくて、そのうち攻めの長所がたくさん見えてきて恋心が芽生える、というよくあるストーリーです。
面白くないわけではないんだけど、王道の枠に収まりすぎで、もう一捻り欲しいなと思いました。
エッチの場面も、シチュエーションを変えて同じことをやってるだけって感じで、いまいち萌えなかったです。
なにより、仕事をサボってエッチに励んでるのがなァ…。

主人公の受けの性格は好きでした。明るくてヤンチャで一生懸命で、憎めない感じ。
あと、年の差や経験値の差を感じてモンモンと悩む場面もよかった。微妙な疎外感の書き方が上手くて、分かる分かると思いました。
エッチよりもむしろ、こういう部分に重点を置いてストーリーを構築してくれたら良かったのになァと思いました。

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