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表題作30秒の魔法 3(表題作 ボディ・ダブル)

ジャック・ルメール セレブ接待エージェント
熊谷尚也 フィルムカメラマン志望

同時収録作品キング・アンド・クイーン

その他の収録作品

  • ボディ・ダブル
  • 永遠の一欠片
  • あとがき

あらすじ

尚也は今、夢の中にいた。
『王子様』のような優しい恋人・ジャックの紹介で、大作映画の撮影に臨時スタッフとして参加しているのだ。
フィルムカメラマンを目指す尚也にとってここはもうひとつの夢の世界。
もっと甘い夢の世界を共有してくれる恋人・ジャックは、仕事で海外にいるが、すれ違う時間も、恋を深くしてくれると尚也は思っていた。
しかし…。
プライベート・セレブリティシリーズ、いよいよ完結。

作品情報

作品名
30秒の魔法 3(表題作 ボディ・ダブル)
著者
松岡なつき 
イラスト
カトリーヌあやこ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403520747
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

セレブでゴージャスな世界にもやっと慣れたかな。

と思ったら終了です。3巻目ですね。

とにかくこのシリーズ、別世界に浸らないと読むのがちょっとツラかったんです。
西海岸・外国人というだけではなく、セレブや芸能界のキラキラゴージャスになんとも大仰な痒い台詞。
決してそれが悪いわけではなく、日常の延長だとどうにも居心地がよくないってだけです。

そして、3巻目・完結にしてようやくジャック(攻)とナオ(受)が完遂。何ってもちろんHですよ。長かった!最近ではちょっと考えられない。
そう言えばディアプラスなんだよね。昔のディアプラスってこういうコンセプトだったのかな?

そして、シリーズ通してなんともイイ仕事してくれたマイクにも春が来ましたよ。よかったね~。
というわけで、3編目『キング・アンド・クイーン』はマイクの一人称で進むコミカルでちょっと切なさも含んだ短編です。面白かった。

今読むと何かと物足りないとは思います。だって10年以上前だしね。いちばん最初の雑誌掲載が前世紀ですよ。
でも、シリーズ3冊分、メインと脇で複数のCPが入り乱れつつ全体ではきちんと纏まってるんですね。

評価はちょっと迷いましたが、決してキライじゃないしつまらないわけでもない(確かにすごく面白い・大好きとも言いませんが。好みの要素はほぼないし)ので、シリーズ完結でちょっとプラスして(マイクの存在感に敬意を表する意味でも)『萌』で。

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