ラブリー・シック

ふたりの恋にｴﾃﾞﾝはあるのか…？

足の不自由な高校生尚之とその主治医でもある外科医鷲見の不器用な恋のお話です。


５年前の事故で足の自由を奪われた秋芳尚之はﾘﾊﾋﾞﾘの度､主治医である外科医の鷲見繚一を何かにつけ呼び出しﾜｶﾞﾏﾏ患者というﾚｯﾃﾙを貼られていた。表立っては事故で両親も亡くした尚之の保護者という立場だったけれど本当の関係は恋人同士で、度重なる無茶なﾜｶﾞﾏﾏも､鷲見がそうするように仕向けた結果だったのです。なぜなら尚之のﾜｶﾞﾏﾏを全部叶える事で､彼が自分なしでは生きていけないように育ててきたから…


1話目を読んだ時は｢なんつう人でなしな医者なんだ!｣と思いましたね(笑
だって､微笑みながら｢自分がいなきゃ生きてけない子なんて最高でしょ｣とかのたまった挙げ句､｢男のﾛﾏﾝてやつだよ｣と言い放っちゃうんだもの～!!o(≧ε≦)o
しかも尚之は尚之でめちゃひねくれてて可愛げがないし､当初ﾂﾝﾃﾞﾚにも腹黒にも全く興味なかった私ははっきり言って萎え気味でした^^;


しかし!!2話目3話目と読み進めちょっとづつ明らかになっていく彼らのﾊﾞｯｸﾎﾞｰﾝを知るうちに、見事このお話に引き込まれてしまってました(笑
鷲見先生、素敵だ～!!惚れました!!救急車で颯爽と迎えに来て｢お待たせ｣ってｾﾘﾌはもう反則だよ～o≧∇≦o
外科医の腕としてはﾋﾟｶ一なのに､尚之の事となったら独占的丸出しで嫉妬深くなる大人気なさにすっかりﾔﾗれちゃいました。そんでそれは話が進むにつれ酷くなる一方な所がまた!!(笑


この２人の恋愛はお互いに依存し合って成り立ってる訳ですが、でもそうゆう関係はいつかどこかで亀裂が生じるもの。それが以下続刊で描かれています。
因みに今５巻まで発売されてて今も継続中です^^
私は雑誌ではなくｺﾐｯｸｽ派なので､1年以上ある発刊ﾍﾟｰｽはﾎﾝﾄ辛いものがありますよ～≧o≦