• 紙書籍【PR】

表題作僕らのロビン・フッド宣言 聖ミラン学園物語3

ヘタレ御曹司・東大寺優
天真爛漫天才ピアニスト・ジュリアン

あらすじ

東大寺優は、いつしか親友の枠を超えた思いを抱いていた愛くるしい同級生・ジュリアンと気持ちが通じ合い、恋人同士に。でも、そんな幸せの時間もつかの間、無情にも二人に別れの時が!?”さよならなんて信じられない!”運命の苛酷な試練に二人の思いは揺れる。

作品情報

作品名
僕らのロビン・フッド宣言 聖ミラン学園物語3
著者
七海花音 
イラスト
みずき健 
媒体
小説
出版社
小学館
レーベル
パレット文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784094206135
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ジュリアン帰国?

数々の試練を経て、やっとお互いに好き同士だと
確かめ合うことができた優とジュリアン。

これからもずっと素敵な仲間たちに囲まれて、
楽しい学生生活が続くとおもっていたのに、またまた試練が!

一ヶ月遅れで入学してきた中学生・野原龍之介が
ジュリアンにどことなく似ていたことから学園は大騒ぎ。

ところが龍之介はジュリアンとは似ても似つかぬ乱暴者で気が強く、
罵詈雑言は日常ざた。
自分の父親をリストラした東大寺コンツェルンを憎んでいて
その次期跡取りでもある優を心底憎み、
当然ジュリアンにもひどい態度をとり続けていきます。

八つ当たりで走り出して車にはねられ、入院をしてしまった龍之介に
罪滅ぼしのつもりで勉強を教え続ける優。

そんな時、ジュリアンの義父が倉庫の荷崩れで重態に!
あわててアメリカに帰国するジュリアンは、涙を流して
「もう日本に帰ってこれないだろう」と告げます。

ショックを受ける優ですが、どうすることもできません。

ジュリアンのいない寂しさ、よく似た面差しの龍之介に会い続けて
罪滅ぼしを続ける毎日に優の健康は損なわれていきます。
そして、ついに…!

またまた2人の上に試練が襲い掛かってきます。
アメリカからジュリアンは帰ってこれるのでしょうか。
龍之介の心は開かれるのでしょうか。
そして、優の健康は…。

また今回もはらはらさせられます。
最後の最後にハッピーになるとわかっていても、なかなか油断できないですよ。

時々出てくるジュリアンの日本語の勘違いも可愛くてほほえましいです。

1

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP