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表題作漆黒の薔薇にくちづけを 上

図書委員長・紫姫絢一
超常現象研究クラブ一年生・水瀬凛

あらすじ

祥陽学園高校の超常現象研究クラブ一年生・水瀬凛は、部長や生徒会長のマスコット的存在。
新学期に入り、絶大な人気を誇る美貌の図書委員長・紫姫絢一先輩と寮で同室になった凛は、謎めいた紫姫への想いを慕らせる。
ある日、夜中に部屋を抜け出した紫姫を追って礼拝堂へ行った凛は、紫姫が他の寮生と抱き合っているのを目撃してしまう。
それを非難した凛の唇も…。

作品情報

作品名
漆黒の薔薇にくちづけを 上
著者
斑鳩サハラ 
イラスト
ヒマワリソウヤ(日輪早夜) 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592874041
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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
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評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ころころ変わる態度に振り回されて

 さて、上下巻シリーズの上巻です。
 謎めいた存在の紫姫を好きになった凛が、その紫姫に振り回されてしまうのが、この巻のあらすじ……ってところでしょうか?

 紫姫は清純そうな外見とは裏腹に、同室になったことで凛の前でタバコを吸っていたり、凛の存在をまったくないもののように無視したり……。
 凛はそんな紫姫に振り回されてしまう。
 でも、突然、紫姫が優しくなったり、冷たくなったり、日替わりでころころ変わる。

 そして最後には、凛に一言だけ残すと、紫姫は存在した形跡を残さずに消えてしまう……。

 そんな感じの話でした。
 なんていうか、盛大なあらすじ……という感じでしょうか?

 そこから、凛は紫姫を探し始める……という。

 話の内容としては、悪くないと思ったんですけど、個人的には、紫姫の正確が変わりすぎて、結局、何を思ってそんな態度をころころ変えているのか、理解できない(苦笑)
 何か紫姫なりに思うところがあったんだろう、とは推測してあげることはできるんですが、そこまで。
 それが何を意味してるのか、まーったくわかりませんでした。
 その辺りで、あんまり紫姫の気持ちに共感できない分だけ、ややイマイチになってしまった感じが否めませんでした。
 正直、あんなにころころ態度変えられてたら、迷惑ですよね……。

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