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のんびりとした地方観光会社にやってきた立て直しチームの一員で、強引さから孤立した志縞。しかし昔志縞に命を助けられたことのある理史は、志縞のために力を貸します。決して心を開こうとせず、昔の事を隠そうとする志縞に、無性に惹かれていく理史。彼が拒まないことをいいことに、毎週金曜日だけ抱いて欲しいと約束をかわして。。
心を伴わない肉体だけの関係でいいと理史もいい、志縞も口ではそれでいいといいながら、なぜか優しい志縞。
二人の綱渡りのような関係が、緊迫感を盛り上げます。しかも再建のために派遣されてきた期間は3ヶ月だけ。3ヶ月という限られた期間だけでも、自分だけの人でいてほしいと健気な理史。切ないです。素直になれない大人の事情があると思われますが、なかなか志縞は、明かしてくれません。
志縞視点がないだけに、読者もじれじれ、理史のやり場のない想いに胸がいたみます。