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引っ越しのことを親友の大地に言い出せないまま、最後に告白していなくなった颯真。
4年後。颯真は大学生、大地は社会人。
職場の人にも話しているほど、ずっと颯真を探していた大地。
王道設定でもキュンキュンします!
起きたら上半身裸で抱き着いていたり、大学まで来たり…
もう颯真を逃がさないと決意している大地の行動が迷いなくて清々しです。
一度大地で満たされたら別れた時に耐えられないと臆病になる颯真。
そんな颯真にちゃんと言葉で想いを伝えてくれる大地が、すごく格好いいです。
社会人と学生という違いからモヤモヤしてしまうことも。
少ししか登場しませんが大地の職場の人の言葉が良い仕事をしてくれます。
颯真が社会人になってからの番外編も素敵でした!
本当はいくつかグッとくるセリフを紹介したいんですが…
どれも作中で読まないともったいないので我慢します。
王道・再会・ハピエンが好きな方はぜひ!1冊まるごと表題作です。
颯真は、幼馴染の大地が好きで、高校2年生の時
転校をきっかけに、大地に告白して
彼の前から、姿を消す。。。それから4年
大地は、颯真をずっと探し続け、二人は再会する。
とまぁ、結構王道なんです。
でも、受けである颯真がなんかやたら可愛いんですよね。
好きだけど、怖くて受け入れられなくてっていう
感情の流れ?とかもよくあるパターンなんだけど
なんか、可愛いんですよね?
受け入れられない理由が
「お前ばっかりになって、お前が居なくなった時
俺はどうしたらいんだよ?」
っていう。。。
それを、Hシーンで大地に言っちゃうのが、
妙にキュンと来ちゃったのですよね。
颯真が就職したその後の『恋が食べたい』も良くて
大地のセリフ、言われてみたいって思いました。
なんか、家で料理は女が作って当たり前な感じって抜けきれないけど
それが「好きな奴が作った飯食いてーじゃん」って言われたら
颯真みたいに、しょうがねぇなってなるだろうなぁ
男女間でも、相手だけが就職して社会に出てしまったら
環境の変化や、意識的なものが変わってくるから
別れてしまうことは多いけれど、二人みたいに、お互いを想って
思ってることを言い合えたらいいんだろうなぁ
よくあるパターンだけど
ちょっとしたセリフ回しや、設定がうまく描かれていて
私は、結構好きでした。