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てんてん
義兄への最高の贈り物
本品は『兄弟ごっこ』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。
本編後、２人が理人の父に
関係をカムアウトするお話です。
クリスマスイブの前日、
理人の父親が赴任先のスイスから
一時帰国しました。
理人は話がある事と
合せたい人がいる事を伝えていましたが
瑠璃川とともに迎えに行くと
父親にはとても驚かれてしまいます。
それでもターミナル内のレストランで
しどろもどろになりつつも
全てを打ち明けると父親には
あっさり２人の仲を認めてもらえました。
そして今日は
瑠璃川の母で理人の義理の母だった
絵梨花に２人の事を
打ち明けるつもりでします。
瑠璃川は絵梨香は感づいていると
主張していたのですが
テレビ電話で対した絵梨香は
何もかもお見通しだった上に
ちょうど隣にいた瑠璃川氏にも
新しい息子ができたと喜ばれ
年明けすぐの来日計画を立てて
電話を切る事になりました。
君のお義父さんもいるし
うちの両親も来るしで賑やかというか
騒がしい冬休みになりそうだね
苦笑する瑠璃川に
自分の父親と瑠璃川の両親が会ったら
微妙な雰囲気にならないだろうか
と理人は思うのですが
瑠璃川は皆いい年の大人だから
新しい家族としての関係を
築いていけると言います。
それよりも瑠璃川の関心は
自分の誕生日にあるようで…
A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)、
2段組12頁とボリューミーな小冊子は
前半が家族へのカムアウト、
後半は瑠璃川のお誕生日のお話です。
理人の誕生日は12月８日、
瑠璃川の誕生日は２７日です。
瑠璃川に指輪を贈られた理人は
最高の贈り物に匹敵するものを
贈りたいとは思いつつも
自分では考え付けなくて
瑠璃川に欲しいものを訪ねます。
返ってきたのは「美味しいりんご」♡
果物のりんごは専門店で買えますが
自分の陰嚢のことだった場合は
どうやつて差し出すべきかと
理人は新たな悩みに戸惑ううちに
日々はどんどん過ぎていきます。
そして瑠璃川の誕生日当日、
理人は午前中は瑠璃川を手伝って
料理の下ごしらえをし
午後から銀座に出かけました。
専門店で最高級の林檎１箱と
アーサーの好きなミニバナナと
念のために雑貨店にも足を延ばします。
帰宅してアーサーにバナナを
瑠璃川に林檎を渡すと
どちらにもとても喜ばれます。
もしかしてこれで正解なら
自分のりんご用のリボンは
いらなかったかと思った理人ですが
買ったリボンともども
瑠璃川に寝室に連れ込まれて
禁断の果実を味わわれてしまう幕引きまで
カムアウトのシリアスな展開から
プレゼントのりんごをめぐる
コミカルな終幕まで
とても楽しく読ませて頂きました♪
瑠璃川にとっての最高の贈り物は
理人自身というオチだとわかっていても
理人がグルグルしている様が
読者には楽しいのですよね (*^▽^*)
鳥谷さんのフェチは
毎回新たな境地を見せて頂き
MY萌えも尽きる事がないです。
※他店舗特典(レビュー済)
フェア店舗特典は
瑠璃川のお誕生日のお話、
アニメイト特典は
お風呂場Hのお話です。
