嵐のあと「さよならガラスの恋心」番外編

arashi no ato

嵐のあと「さよならガラスの恋心」番外編
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×23
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
17
評価数
4
平均
4.3 / 5
神率
25%
著者
 

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イラスト
 
媒体
小冊子
出版社
幻冬舎コミックス
発売日
価格
非売品
付いてきた作品(特典の場合)
さよならガラスの恋心(但コミコミスタジオ購入者限定配布)

あらすじ

文庫発刊記念・コミコミスタジオ購入限定特典かき下ろし小冊子
副島視点の後日談。仕事の多忙さから夏希と会えない日々が続いて…

表題作嵐のあと「さよならガラスの恋心」番外編

副島鷹行、玩具メーカーの企画チームリーダー
近藤夏希、定食屋のアルバイト

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数2

不安を超えた未来に

本品は『さよならガラスの恋心』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、副島視点で
2人が付き合い始めて半年後のお話です。

忙しいときは
時間の流れが以上に速いものです。

新製品の企画がも今週が大詰めで
副島チームは連日泊まり込みの作業が
続いていました。

副島達の仕事は
企画の締め切りが迫ってくると
過酷な残業の嵐になるのです。

人よりかなり頑強な副島も
今回の修羅場は堪えていました。

もう一週間も夏希に会っていない。

付き合い始めてから半年余り
これほど長く夏希の顔を見られないで
いるのは初めてです。

副島も夏希もまめにメールや電話を
やり取りするタイプではなく
会う時間が取れない時は下手をすると
全くの音信不通状態になってしまいます。

あれこれ考え始めるとどうにも気が散り
益々仕事に集中できなくなった副島は
スマホのメールアプリを開きます。

何と打とうかと逡巡していると
副島の軍資金で買い出しに行った君塚が
両手に袋を下げて帰ってきました。

我先にと菓子に群がるチーム員をみて
トイレに行く振りで席を立とうと
腰を浮かした副島でしたが
君塚の何気ない一言に椅子をけるほど
慌てて立ち上がります。

表に近藤君いましたよ。
表の植え込みの陰に立ってて。
リーダー、今日さかえに
忘れ物かなんかしたんじゃないですか。

このところ行っていないと応えつつ
不自然に見えないように窓のほうに
顔を向けても植え込みまでは見えません。

しかし、
ひっそりと隠れるようにしながら
ビルを見上げる寂しげな恋人の姿が
頭に浮かんできて

副島は内心で自分自身に舌打ちしつつ
人目を避けつつ表に回ると
想像した通りの夏希の姿が見えて…

A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)、
2段組12頁とボリュミーな番外編は
副島と会えなくなった夏希が
パニック症状を起こしてしまうお話です。

副島は夏希を見つけて
抑え切れない愛おしさが込み上げますが
夏希は副島が声を掛けると
一瞬で凍り付いて駆け出そうとします。

夏希は今副島が忙しく
邪魔をしちゃいけないと思いつつも
気が付いたらここに来ていたと言い

副島さん、本当にごめんなさいっ。
変に気にしすぎて
こっそり会社まで来るなんて
もう二度としないから

…だから嫌わないでと怯える夏希に
副島は自分を殴りつけたくなります。

怒っていないし
会いに来てくれて顔を見れて嬉しいと
夏希に繰り返し伝えて
ゆっくりと夏希の不安の嵐が
過ぎていくのを待ちます。

落ち着いた夏希は
修羅場の副島の為に新レシピを
考えている事等を話してくれます。

副島はそんな夏希のいじらしさに
ますます愛しさが募ります。

それから更に半年、
夏希の心に不意に湧く不安症状は
副島ができる限り側で寄り添うことで
ほとんどで見られなくなります。

そして副島の為のレシピノートは
今では1冊分が埋まるほどになり
夏希は修羅場のチームに差入れを
してくれるまでになります。

それでも未だ控えめな夏希は
迷惑じゃないかと心配したと言うのです。

そんな夏希のいじらしさに副島は
我慢しきれずに告げてしまいます。

おまえの料理を毎日食べたい。
駄目か?

最初はお弁当の事かと思った夏希が
一緒に暮らそうという意味だとわかると
ありがとうと言いつつも泣き出す終幕まで

不器用な副島の夏希への痛いほどの
愛情を感じる素敵なお話でした。

副島は過去の経験から
自分に自信のない夏希に根気よく
副島を信じる事で自信をつけさせます。

そしてそんな夏希を
副島がとても大切にしている事が
副島の言葉の端々に感じられます。

静かに優しい穏やかで温かい
そんな2人暮らしになりそうです。

※他特典(レビュー済)
コミコミイラストカードは
夏希の姉が副島と会うお話です。

1

気持ちがほっこりする番外編です

コミコミスタジオさんで購入するといただける、おなじみ特典リーフレット。表紙+小説部分が7P、合計12Pのボリュームのある小冊子。サイズが大きいので、麻々原さんの描かれたイラストが大きく見れて眼福です。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。





本編は夏樹視点でしたが、この小冊子は副島さん視点。
時系列は本編終了後。二人の想いが通じてから半年後、という時間軸です。

仕事が忙しく、連日徹夜続き。夏樹にも1週間も会えていない。
という状況の副島さん。

無口で控えめな性格の恋人は、言いたいことも言えずやきもきしているかもしれないと思いつつ、彼自身メールで軽く連絡を取り合う事を良しとしない性格であることも災いして完全になっちゃん不足。

そんな時、社外に買い出しに行ってくれていた君島が、「会社の入り口で近藤君を見かけた気がする」と教えてくれて…。

というお話。

副島さんに会いたくて会社にこっそり様子を見に来たなっちゃんが、めっちゃ可愛いです。
そして、なっちゃんと少し話をしたことで、かえって自分のなっちゃん不足に気付いて、仕事終わりになっちゃんに会いに行く副島さんも可愛いです。寡黙な彼が、なっちゃんを安心させるために言葉を尽くすシーンにも激萌え。

お互いに相手を思い遣り気遣う二人の恋人たちに、気持ちがほっこりしました。

最後、副島さんからなっちゃんに「一緒に住もう」と言われて…。

切ない恋をし続けてきたなっちゃんが、副島さんという存在を得て幸せになる。

めちゃめちゃ可愛らしく、優しく温かい、そんな番外編でした。

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