金髪碧眼騎士×ワケあり軍事基地医師 激甘ラブ♡

  • 紙書籍【PR】

表題作前線基地から愛を込めて

シーザー、アーグヴェルデ王国騎士団前線基地の副団長
ルイ、前線基地で医師として勤務するワケありの青年

その他の収録作品

  • キャラバン狂想曲
  • うろこ雲、山麓にて。
  • 騎士団長のオペレッタ
  • かきおろし
  • カバー下 イラスト(幼少期の二人)

あらすじ

とある事情で、アーグヴェルデ王国騎士団の前線基地で医師として勤務するルイ。初対面から自分にだけ態度が冷たい金髪碧眼の副団長・シーザーのことが大の苦手だったけれど、ひょんなことからシーザーと同室で生活することになってしまって!?
砂糖いちごの大ヒットデビュー作が大ボリュームで遂にコミックス化!

作品情報

作品名
前線基地から愛を込めて
著者
砂糖いちご 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
アプレコミックス
シリーズ
前線基地から愛を込めて
発売日
ISBN
9784864423243
4

(25)

(11)

萌々

(7)

(4)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
98
評価数
25
平均
4 / 5
神率
44%

レビュー投稿数2

甘すぎ注意・・・!

レビュータイトルは、帯に書いてあった事をそのまま頂戴しました。
いや~、ホントにほのぼの激甘な作品なのです。そしてエロエロ。

金髪蒼眼の美形騎士に、軍事基地の医師。そんな二人が誤解を乗り越えて恋人になったり、ちょっとした事件を解決してイチャイチャしたりと、まさに王道の激甘ラブコメディになっています。

電子で配信されていた作品ですが、今回コミックス化にあたり、これまた激甘な描き下ろしも収録されています。
ハラハラドキドキするシーンはありますが、切ない成分は(1ミリ程度しか)ございませんので、肩の力を抜いてのんびり甘さを楽しむには最適な作品じゃ無いでしょうか!

内容ですが、アーグヴェルデ王国騎士団の前線基地に、医師として派遣されて間もないルイ。何故か自分にだけ冷たい態度の副団長・シーザーを苦手に思っていたのに、ひょんな事から同室で生活する事になりー・・・というものです。
副団長のシーザーが金髪蒼眼で長髪の、美形で硬派。ルイが感情豊かで研究バカな所のある美人医師です。

先ほども書いたとおり、ルイはちょっとしたワケありで前線基地に左遷された優秀な研究者。この件でシーザーとの間に誤解があり、最初は冷たい態度をとられるワケです。
とは言え、この誤解は割合早い段階で解け、二人はすぐラブラブに。
その後はちょっとした事件なんかを解決しながら、二人がひたすらイチャイチャしているという流れです。

世界観も面白くて、衣装が現代とファンタジーのいいとこ取りをしたような格好良かったり可愛いもの。また、錬金術と科学が融合したような独特の文化になってます。要は何でも有り。

そして、そして、一番訴えたいのが二人のイチャラブぶり!
序盤はともかく、暇さえあればこの二人、イチャついております!
また、最初はクールなキャラだったシーザーも、途中からはルイにメロメロでちょい残念な感じに変貌。ルイに挑発され上目遣いで見つめられれば、鼻血を垂らすという始末です。ルイはルイで訓練しているシーザーを見て、格好良すぎると感動する・・・。
互いが好きすぎてバカップル化してる恋人同士と言うのが、個人的にめちゃくちゃツボなのです・・・!!

あとですね、突然ですが、私は乳首攻めが大好きだったりします。
こちらの作品、乳首描写がやたら多いのですよ~。
なんでしょうね・・・。ルイがチラリズム的に乳首を見せ、それに興奮するシーザーみたいなシーンが楽しくて仕方ない!
乳首を亀頭で攻めたりもしてまして、エロでは結構乳首攻めに力が入っていると思うのですよ!!(≧∀≦)
乳首攻めスキーとしては、かなり楽しませていただきました。

と、とっても甘くてほのぼの、楽しく読める作品だと思います。
特に乳首攻め好きさんにはぜひおすすめしたいです。

14

チョロ受け、チョロ攻め、大あま、エロきゅん♡

ちるちるさんの記事にもピックアップされてましたね。ホントにエロから惹かれていく、攻め受け両者、チョロいあまあまラブ・ストーリーです♡
ちょっとだけ意外なのは、ルイが小柄で黒髪、清楚系、僕、セックスなんて知りません、などと言いそうなルックスなんですが、なかなかどうして。まず、僕では無く、俺ですし。自分のムラムラには結構忠実。この顔で、むしろ誘い受け。初めてなんかじゃありません。「もっと…っ、おっきぃので擦ってぇ…」などとはしたなくおねだりしちゃいます!煽られてウッカリ(⁈)抱いてしまったシーザー殿の方がその必死感からウブに見えてしまう程です‼︎ はい。前線基地に勤務してはいますが、特に戦時中というわけでも無い二人はこの辺境な土地で特にやることも無いので、至って長閑。夜は同室で寝起きしている事もあり、二人っきりの部屋(しかもベッドは一つ‼︎)なので、誰憚る事無くイチャコラしています。対面座位、乳首攻め、揺れチン…何でもござれ。
魔石を使う治療とか。近隣の村人や騎士団の衣装とか。王室があったり貴族だったり。設定は曖昧なんだけど、中世の何処かの時代な様でいて、ファンタジー要素もあって。(幾つかの何かに似てる様な気もするんだけど…思い出せない。)だからこそ、このロマンティックな世界観の中で、思い切りエロきゅんに浸れるのだと思います。
プライドの高そうな騎士団・団長、シーザー殿もアッサリ陥落しましたが、第三王子(まだ子供)とか、村人とか、シーザー殿の部下達とか。当て馬では無いですが、皆んな皆んなルイの美しさ(フェロモン?)に惹かれてたりするので、シーザー殿がめちゃくちゃ独占欲発揮‼︎ してるのも良き♡
ただ、ルイは無自覚天然受けでは無いので、ちゃんとシーザー殿にしか抱かれません。という安心感。たまに危ない目には遭いますが。ちゃんと騎士らしくシーザー殿が助けに来るのもお約束♡
ルイのモノが小ぶりで可愛いらしいせいか、シンプルに描かれたそれは修正などは入っておりません。そう言えば、巨根の筈のシーザー殿のはほぼ描かれて無いですねー。ルイのは大サービスで晒しておりますが。
ー…最初の事件、ルイが研究で成果を上げた、回復治療器が世間に流通されたのに、その成果を研究所長に横取りされた挙句、辺境の地に追われて基地の医務室で働く、というところから始まり。その物語の反響が大きかったというので、続々とエピソードが作られていったとかで、関わる登場人物が増えたりしながら進んで行きます。最初の方のエピソードが一番好きかなぁ。
番外編とも言える、行商人からシルクを買うエピソードも好き♡ 押しの強いロイフォードさんから貴族が娼館の売れっ子に贈る筈だったとかいうランジェリーを買わされ、シーザー殿の為にそれを身につけるルイ。色んなとこが丸見え。シーザー殿はメロメロです。
後半の豊穣祭の最終日に二人で泊まる和風の旅館編も好き。中世風の設定なのにオリエンタルとか言っちゃって、露天風呂っていうBLあるあるをブッ込んで来ます。ルイが豊穣祭の為に忙しく働いていて、諸々ご無沙汰にされていたシーザー殿がめっちゃ拗ねていて可愛い。
やがて、ルイの研究した回復治療器が沢山の人の為に役立っている、というところに物語は戻っても行きます。研究しかしていなかったルイが基地で実際に人を治療して、人と関わることで彼もまた成長していることに気づく。
甘くて、エロくて、きゅんとさせてくれて。クスッと笑わせてくれて、ホッコリ。結構ボリュームなので、好きなエピソードだけ読んでもホッとします。これがデビューコミックスというその名も甘い、砂糖いちご先生のこれからもとっても期待しています。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP