どんなに汚くたって、恋だ。

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表題作コンプレックスフェイクスター

ミュー(三浦勇真)、甘いルックスが売りのアイドル
純、ミューと同じPOLARISに所属するアイドル

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:キャラクター紹介

あらすじ

アイドルグループ“PORALIS(ポラリス)"に所属するミューと純。
下積み時代からともに過ごした二人は互いに強い憧れを抱いていた。
デビューが決まり、センターに抜擢されたのは甘いルックスが売りのミュー。
"顔人気"と揶揄されながらも必死で努力していたことを知る純は、一緒に喜んだ。
しかしその裏で純がミューをセンターにするために枕営業をしていたことがバレてしまい…

作品情報

作品名
コンプレックスフェイクスター
著者
ねじがなめた 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758077897
2.8

(22)

(4)

萌々

(2)

(4)

中立

(10)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
50
評価数
22
平均
2.8 / 5
神率
18.2%

レビュー投稿数2

なんだか色々惜しい(´・_・`)

「どんなに汚くたって、恋だ」と言う煽りに惹かれて購入しました。

何だか、評価が難しい作品です。
こちら芸能界ものですが、業界の裏側、ダークな部分が前面に押し出されています。ハッピーエンドでありながら、読み終えた後に重く引き摺る・・・。内容のあまりの痛さに打ちひしがれる部分が大きいのですね。
また、おそらく作者さんの本当に好きなものを描かれたんだと思うのです。それは伝わってくる。ただ、その分ちょい暴走気味に感じられるのです。要は、読者が置いてけぼりにされる感じ。
グッと引き込まれたりするシーンもあるだけに、何だか色々惜しい!!


一応、内容としましては、パッとしないアイドルのダークな業界もの。キラキラした夢を見てアイドルになったのに、大人からクイモノにされ、どんどん歪んでいく青年たちー・・・みたいな感じでしょうか。

まずイラストがですね、とてもキレイではあるのですが、微妙に表情に違和感を感じる事があります。笑顔がアルカイックスマイルで不自然と言うか。あと、動きもかたい。
そして、ストーリー自体もめちゃくちゃ痛くてダークです。キラキラした笑顔で夢を追っていた男の子達が、どんどん現実を知って歪んでいくのが、なんとも痛ましい。

ただ、先に書いたとおり、グッと引き込まれる部分もあるのです。
孤独だった純が、自分を犠牲にしてミューの為に枕(営業)をする。
純がミューに惹かれた理由だったり、彼の葛藤や苦悩。このあたりが読んでいてグッとくるのですね。健気受けに弱いのです。
あと、それぞれのメンバーの心情なんかもしっかり描き込まれていて、とても感情移入しやすい。う~ん・・・。みんな純粋な部分もあれば、打算だったり汚い部分もあるんですよね。

しかしですね、やっぱり置いてけぼりに感じる所も多い。
あと、ラストがめっちゃ駆け足です。ハッピーエンドでありながら、これだけ読み終えた後に打ちひしがれるのは、このやっつけ的なラストのせいでは無いかと!!

そんなワケで評価を迷いましたが、個人的には惹きつけられる部分もあると言う事で、「萌」にさせていただきました。
好き嫌いが分かれる気がします・・・。

7

そこまで悪くないけど…う〜ん。

辛口評価です。すみません。
うーん、微妙だな。というのが正直な感想です。

顔だけプロ並みだけどそれがコンプレックスなの攻めと、
裏で売りやって攻めをグループのセンターにしてた受けと、
攻めに憧れてたけど中身知ったらガッカリしちゃったライバル?くんと、
このグループを大切にしたいリーダー
この4人のお話。

現実的に考えて事務所がアイドルをゲイビに出演させたりしなくない?
いきなりここであれ?ってなりました。
ライバルっぽい子も刃物持ち出したりして結局何がしたかったんだろう。子どもの癇癪にしか見えなかった笑

最終的に事務所がやってることがバレてグループは解散。この後どうなったの?

きっと作者さんの中では綺麗にまとめられたんだと思うんですけど、
正直私には散らかした問題の収集がつかなくなって、とりあえず両思いにしました。はい、ハッピーエンド。みたいにしか思えなかった。

めちゃくちゃ辛口に書いてしまいましたが、
絵は綺麗だったし、個々のキャラクターも悪くなかったと思います。特に攻めくんのキャラは良かった。
内容的もたまに萌えるところもありました。
神評価をつけてる人もいるので、私の読解力がないのかもしれないけど…。
でも書くならやっぱり伝わるように、問題は全部解決するように描いて欲しかったです。

迷ったけど、萌寄りの中立です。
次回作に期待してます。

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