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表題作ジュリエットのバカ

大成(α・琉夏とは幼馴染で番)
琉夏(Ω・大成と番)

その他の収録作品

  • ずっとできなかったこと(描き下ろし)

あらすじ

番になって、ごめん

ひたむきで誠実なα
×
不器用で意地っぱりなΩ

愛し合っていたはずなのに
抱かれるのは発情期だけ。
ちぐはぐな恋心が胸に響く一作。



好き、だけじゃダメなんだ

Ωの琉夏(るか)とαの大成(たいせい)は番。
普段は一緒に暮らさず、発情期の時だけ体を重ね合う。
セックスが終わるとすぐに帰ってしまう大成に
「帰らないで」の一言が言えない琉夏。
素直になれず、少しずつ歪んでしまう関係性。
すれ違いが切ないボーイズラブストーリー。

作品情報

作品名
ジュリエットのバカ
著者
小林スメアゴル 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS THE OMEGAVERSE PROJECT COMICS
発売日
ISBN
9784865894714
3

(99)

(16)

萌々

(21)

(22)

中立

(29)

趣味じゃない

(11)

レビュー数
11
得点
259
評価数
99
平均
3 / 5
神率
16.2%

レビュー投稿数11

両片思い過ぎてしんどい

普段オメガバを読まない自分には、新鮮なストーリーでした。でも、何か足りない。

好きで番になったのに、うまく感情を伝えられなくなり、体だけの関係になってしまった大成(攻)と琉夏(受)。実は、別れてからもずっと両片思い状態。

けど、大人になってからも、こんなズルズルしてることある!?ってくらい、読んでて、もどかしくてしんどい関係でした。

中学生で番になって、高校生で別れて、それから琉夏は成長してないってくらい子どものままで。それに合わせちゃう大成も、どうなのよ!ってツッコんでしまいそうに(笑)

途中、琉夏が発情期以外でもセックスしたいと大成を誘うのですが、その時に大成の本音が漏れるんですよね。いつもと違う触れ方も凄く良くて。もっと見たいのに、すぐに中断…。もう少しあのシーンが長ければ、次の展開への大打撃を受けたと思うのですが、何事も急に起こり、ご都合主義で唐突に進んでいく。もしや上下巻くらいでじっくりゆっくり進んだら名作になっていたのでは?とちょっと思ってしまいました。

ストーリーと絵柄は嫌いじゃないし、表紙絵がとても綺麗でしたので、ちょっと評価は上げときます。

0

切ない両片思い

高校の頃に番契約を結んだ大成と琉夏。
でもΩの自分がαの大成の足を引っ張るのが嫌で一方的に別れを告げた琉夏。
別れた後も番契約を結んでいるので大成にしかできない性欲処理のため、発情期の時だけ身体を重ねる2人…というお話。

あくまでセフレ、ですが丸分かりの両片思い。
思いは一緒のはずなのに、素直になれずすれ違うのが切ない。

他の方のレビューにもありますが、私もやや駆け足すぎた感じがしました。
もっと大成と琉夏2人のシーンにページを割いて欲しかったな。
大成が、琉夏のことが大好きでたまらないという顔をするシーンが凄く好きだったので、
そういう切ない両片思いがもっとじっくり描かれていたら、個人的には神作品になっていたかもしれません。

琉夏に迫るいじめっこαの話がちょっと胸クソすぎたなあというのと
あとHシーンがストーリーの切ない雰囲気に合わないぐらい画面がうるさかった…という残念さもあってこの評価ですが、
でも2人のすれ違いや切なさはめちゃくちゃキュンとしました。
ラストの幸せそうな2人も◎

蜜月の2人のお話が読んでみたいと思うCPでした。

0

ヒート意外の見せ場を是非見てほしい!

この小林スメアゴル先生のインパクトあるお名前と、首におリボンというかわいい表紙に惹かれて読みました!

繊細なタッチでなんだか郷愁をそそられる絵柄です。
本当は愛し合ってるのに、受けの琉夏くんに不幸な出来事が起きて、少しずつすれ違ってしまう彼らが切ない。

発情期のたびに癒してくれる大成くんを解放してあげようとひと芝居うつとこのシーンがわたしとしてはとても見どころでした。

いつもどことこは触らないでと注文の多い琉夏くんが好きにしていいから抱いてとせがむのです。大成くんは迷わず胸に唇をそわせて吸ったら!!!!

セーターがじゅわー
ええ?吸い出しが強いの?
セーターが薄いの?
それとも母乳⁈が噴射なの?と大興奮して、思わずiPhone画面を拡大し、スクショしました!!!!!

話は、いちゃいちゃしているところに琉夏くんのお友達が登場して、間男扱いされ、泣く攻め大成くん!!
わたし、泣く攻め好き!!!なぜかわからないけど。

ここだけ読むだけでそうとう価値ありました。

欲を言えば、大成くんと琉夏くんの馴れ初めをもっと描いてほしかった気はします。

趣きを変えた乳首責めみたいひとをぜひ読んでもらいたい一冊!!

1

拗らせΩ

オメガバースは特殊な設定だからこそ
作品によって色んなストーリー展開や結末があるのだと思うのですが
「番になる」というのは結構重要なことだと思うのです。
それがなんと、冒頭の部分で既に番であることがポロっと明かされてしまうのに
なぜ今はこんなセフレ状態なのか、その理由がすぐには描かれていない!
そうかと思えば偽装浮気をしてみたり
昔襲われたαが出てきたり‥
正直展開についていけませんでした。

そして琉夏は大成の想いになぜ気付かないの‥!
昔から好きだったなら相手をよく見ているはず。
それなら眼差しや態度で
大成の想いに気付くんじゃないかな、と。
彼は自分の将来の足枷になるからなんて理由で
琉夏を蔑ろになんてしないでしょう。
拗らせてしまった琉夏には難しかったんだろうか‥

もう少し話の内容がすっきりしていたら
もっと面白かったんだろうな、という印象です。

0

絵が…

ごめんなさい、いわゆる表紙詐欺です。絵がどうしても受け付けなかったです。一応最後まで読みましたが、絵が拙すぎて内容が入ってこなかったです。安定しないというか技術的に幼いなって感じの拙さです。
あと、エロシーンも文字が多すぎて……私が元々エロシーンで文字が多い作品が苦手なせいもあると思うんですが、それにしても多すぎて、内容が入ってこなかったです。
絵以外の部分でも荒さが目立ちます。ストーリーはやたらドラマ性を求める感じがして少し萎えました。
せめてどちらかだけでも上手だったら中立にしましたが、どちらもちょっと…となるとこの評価にせざるを得ません。

2

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