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てんてん
特典
最強と謳われる鬼の望みとは
本品は
『あやかし婚、承ります~鬼と桜の恋結び~』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。
本編後、世威視点で
古美術品のランプに願い事をするお話です。
とある夏の日の夜、
世威は一人で自室にこもると
座卓の上にガラス製のランプを置いて
正座しました。
そのランプは趣味で集めた
古美術品の中でも
特別に思い入れのあるものです。
慎重な手つきで火をつけてから
ハンカチでそっとランプをこすると
炎が瞬く間に人の形を成しました。
その品には古のあやかしである
「ランプの精」が宿っていたのです。
我を呼び出したのは、鬼か。
若いわりに目利きではないか。
しきたりに則り、
3つまで望みを聞いてやろう
値踏みするような視線は
肌を炙るようですが世威は怯まず、
己の望みを口にしますが…
B5サイズ４つ折り片面ながら
1頁2段組と長めなSSは
世威がランプの精に願った事の
顛末になります。
世威が1つ目の願いとしたのは
『比良野真咲の裸エプロン姿を見たい』
ランプの精は色惚けしていると
呆れながらも了解します。
世威が2つ目の願いを
口にしようとしたところに
真咲がエプロンを抱えてやってきます。
デザートブュッフェの時に
新婦がつける衣装だと言いますが
そんな企画の記憶はありません。
これがランプの精の力なら
いまこそチャンスとばかりに
真咲に着けさせると
清楚な真咲によく似あいます。
真咲も満更でもない様子なので
ここでもう一押しだと
肌触りが気になるから直に
身に着けてみたて欲しいというと
恥ずかしがりながらも
下着1枚でエプロンを着けてくれ
正真正銘の裸エプロンに
興奮した世威は真咲を押し倒して
濃厚な一夜を過ごす
…というオチなのですが
翌朝正気に戻った真咲に問い詰められて
すべてを白状させられて
こっぴどく叱られる
という二段オチになっていて
ランプの精にも呆れられる
世威の強者ぶりが面白かったです♪
