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てんてん
特典
愛しい人は可愛いベータ
本品は『運命のベータはアルファの溺愛に咲く』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。
本編後、アレクシス視点で
2人がデートをするお話になります。
アレクシスの番はベータである明希です。
アレクシスは最初こそ
明希を平凡な容姿だと思っていましたが
今では派手さがないところも
奥ゆかしいと思えるほど可愛くて
優しく清純で素直な明希が
愛おしくてなりません。
明希を幸せにしたり
可愛い顔や色っぽい表情をさせるのは
自分でありたいと思っていますが
明希は本を読んでいる時、
アレクシスのことなど忘れたように
楽しそうで複雑です。
今も外で夕食を出かける予定で
声を掛けても返事がないほどで
不満にも思っていましたが
明希も一緒に食事に行く事を
とても喜んでくれていて
はにかんだ笑みを浮かべて
見上げられればアレクシスも
穏やかな気持ちになりました。
ロマンチックなディナーデートは
明希の好きな『スカーレット・ラブ』の
デートシーンを再現したもので
明希はとても喜んでくれます。
嬉しそうな明希を見て
アレクシスも嬉しく思いますが
明希の甘い香りが漂ってこない事を
残念に思ってしまいます。
そこでデザートのタルトと
シャーベットが届いたところで
明希の隣に移動したアレクシスは
さりげなく太腿に手を添えて…
A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)、
2段組12頁とボリューミーな小冊子は
アレクシス視点での後日談になります。
明希は両方食べてみたいだろうし
隣にいたほうがデザートを分けやすいから
とシャーベットを一さじ、
次にはタルトを明希の口元に運びます。
アレクシスがデートの日くらいは
俺におぼれて欲しいと言うと
明希はすぐ濡れてしまうのに慣れず
恥ずかしくないと言われても
それをよく思わない人もいると思うと
恥ずかしいのだともらします。
明希をあれこれ悩ませるなら
アレクシスは自身が我慢すべきだと
思いなおします。
その後、寮に戻った2人が
濃厚な夜を過ごす終幕まで
アレクシスの焼きもちもかわいい
甘々なお話でした♡
オメガバースというと
アルファ×オメガが王道パターンですが
モブぽいベータを受様にしたことで
オメガとは違った特徴づけがあり
その差異も面白かったです。
オメガバースってあまり読まないですが
作家さんによってもパターンがいろいろで
奥が深いジャンルですね (^_^)v
