君の名前で僕を呼んで[Blu-ray]

kimi no namae de boku wo yonde

君の名前で僕を呼んで[Blu-ray]
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
15
評価数
4
平均
4 / 5
神率
75%
著者
媒体
DVD
オリジナル媒体
小説
DVD発売会社
Happinet ハピネット(SB)(D)
収録時間
枚数
ふろく
特典映像
発売日

あらすじ

1983年夏、北イタリアの避暑地。17歳のエリオは、アメリカからやって来た24歳の大学院生オリヴァーと出会う。彼は大学教授の父の助手で、夏の間をエリオたち家族と暮らす。はじめは自信に満ちたオリヴァーの態度に反発を感じるエリオだったが、まるで不思議な磁石があるように、ふたりは引きつけあったり反発したり、いつしか近づいていく。やがて激しく恋に落ちるふたり。しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づく…。

表題作 君の名前で僕を呼んで

その他キャラ
エリオ(ティモシー・シャラメ)[入野自由]/ オリヴァー(アーミー・ハマー)[津田健次郎]/ パールマン教授(マイケル・スタールバーグ)[星野充昭]/ アネラ(アミラ・カサール)[沢海陽子]

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数2

最高に美しい青春がここにある……

 私は日本語訳の原作を読んでから、DVDで字幕版、吹き替え版の両方を見ました。
 原作と違うところもありましたが、素晴らしい映画でした。アカデミー脚色賞というのは原作付きの映画に与えられる賞らしいのですが、本当に最高の出来映えでした。原作を壊さずに『映画』を完成させるその業に本当に驚きました。
 まずは、海や湖のシーンなど、とにかく映像が美しいです。スクリーンで見たかった! 何故もっと早く知らなかったんだろう……。続編があるらしいのでその時は必ず映画館に行きたいです。
 イタリアの大自然はもちろんのこと、後半にエリオとオリヴァーが二人でイタリアの都会にしばらく宿泊する場面では、街の雰囲気が自然のそれとはまた違った美しさを醸し出しています。都会なりの汚さがありますが、二人が共にいる街としてすごく美しいんです(伝われ)。自然も街も異なる美しさで流れる作品です。

 ストーリーは概ね原作通りですが、キャラクターが数人削られていることと、二人のその後が描かれていないことが恐らく最も大きな違いです。

 内容は概ね

 大学教授を父に持つエリオのイタリアの家には、毎夏父の生徒が一人やって来ます。今年やって来たのはオリヴァー。彼は今までと同じくただ夏と同時に来て夏が終わると帰る客人のはずでした。しかしエリオは、オリヴァーに惹かれていき……?

 という感じです。
 エリオとオリヴァーは二人ともいわゆる「インテリ」っぽくて、気が合うか否かという点はさておき話を弾ませるための知識は同じくらいあります。
 エリオは楽器が得意でよく楽譜を書いています。映画の中ではピアノやギターを弾くシーンがあります。友達はいるけれど少しシャイで、どちらかといえばインドア派。
 一方オリヴァーはアメリカから来た若者で、かなり遊び慣れている様子。ダンスが上手くて賭け事もやります。
 
 原作はエリオの視点で話が進むので、映画にてエリオから見えないオリヴァーの表情が描かれていたのがすごくよかったです。オリヴァーの余裕のなさが映像で直接語られています。
 それから、両親が良かったです。頼れる両親です。キャラクターが減った分この二人の役割が増えたっぽいです。ママがフランス語(違うかもしれない、うろ覚えです)のお話を読んでくれるシーンは吹き替え版と字幕と両方見てください。見てくださいお願いします。

 個人的に好きなシーンはオリヴァーが帰る前に二人で行った都会の街のホテルの部屋で二人が戯れるシーンです。めちゃくちゃ仲が良い……。尊い……。
 印象的なシーンはエリオがアプリコットでナニをするシーンです(詳細は見てください)。その後が原作とちょっと違うんですがこれはこれでいい。本当に映像化してくれてありがとうございます。
 原作のアプリコット推しを引きずってくれてるのが良かったです。ありがとう。

 私は原作を読んで二人の最後を知った状態で見ていたので後半に行けば行くほどマジでしんどくて泣きました。ラストのエリオの涙……本当にしんどかった……。暖炉を見つめてただ静かに涙を流すエリオが本当に美しい……。しんどい……。
 あとオリヴァーを見送ったあとエリオが駅から家に電話をかけて迎えを呼ぶシーンがありますがそこもマジでしんどいです。
 原作と違って「その後」が描かれないエリオとオリヴァーだからこそ、このラストの別離が強く印象づいていることがすごくしんどいです。
 「君の名前で僕を呼ぶ」と言うのが二人にとっての青春の象徴であって、二人はこの恋と共に未来を生きるのだと思います。二人のたった一瞬の恋がこのイタリアの夏に詰まっているということがあまりにも美しい。

 エリオ役ティモシー・シャラメ氏の涙がすごいです。涙の種類が多い。エリオの涙に種類が多すぎる。本当にすごいです。
 吹き替え版オリヴァーの津田健次郎さんは、「合うのかな……?」と思っていたのですが杞憂でした。あまりにもオリヴァーです。最高にオリヴァー。吹き替えを見たあとには最早オリヴァーは津田さん以外考えられないです。最高にオリヴァーです。大好きです。

 続編をやりたいみたいな話があったりなかったりしているらしいです。あったらいいなぁ。

 原作を読んだ人は映画を、映画を見た人は原作を見てほしい作品です。本当に原作も映画もいいです。それぞれ違うところに良さがあります。
 語彙力を蘇生させることができなかったので言葉足らずなレビューですが、本当に素晴らしい映画なので少しでも興味がおありでしたら是非見てみてください。

1

素晴らしい映画でしたが…

映像美が素晴らしい作品でした。イタリアの風景や自然が美しく、それだけでも一見の価値があるように思います。小説が原作である為、映画を観て感じるところは多かったのですが、登場人物の心情が読み取りにくい部分もあったので、小説も読んでみようと思います。オープニングから芸術的で引き込まれます。

「 少年と大学院生のひと夏の恋…」という前情報と映画を見た時のイメージのギャップが個人的にありました。オリヴァーがどうしても大学院生に見えない…。軽く三十代後半に見えて、少年といると保護者にしか見えず、それはそれで面白かったです。オリヴァーはどうみても繊細なゲイというよりは、女好きするタイプなので、最初は違和感を感じましたが、途中からは新鮮に感じました。二人のやり取りは微笑ましかったです。恋する少年の姿が可愛かったです。とにかく恋に夢中な二人の姿に、周囲にいつバレるか見ていてヒヤヒヤしました。最後の大学教授の少年の父の言葉は重みがあり、心に沁みました。なかなか文学的な匂いのする作品でした。

映画の内容は細部までこだわりを持って作られているので、非常に満足できるものでしたが、個人的にエンディングには物申したいです。1980年代が舞台の原作の為、致し方ない面もありますが、同性婚が認められている国も多い今に映像化するのであれば、一歩進んだエンディングを見たかったです。今さらながらの社会的ノーマルエンドに思いっ切り萎えました。マジョリティーが納得する終わり方であるが故のアカデミー賞の脚色賞の受賞なのかもしれませんが、ガッカリしました。ヨーロッパ映画だからこそ、こういう終わり方が多いとは思いますが、そろそろ同性愛者の恋が成就するエンドを見たいです。おっさんズラブとまでは言いませんが、もうちょっとね…www 最後だけ残念でした。少年の表情がいつまでも心に残ります。

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