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表題作鬼の二匹 上

仙右衛門,物書き志望の浪人
喜助,人斬り,元陰間

その他の収録作品

  • 鬼の夜(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下漫画(描き下ろし)

あらすじ

江戸の片隅で陰間として男たちに弄ばれ生きていた喜助。

ある出来事がその裡に眠っていたものを呼び起こし、血と色を欲する人斬りに。
そんな喜助が出逢ったのは、同じニオイを漂わす浪人の仙右衛門。

その腕っぷしと男っぷりに惹かれた喜助は仙右衛門と行動を共にする。
彼らが向かう先には血塗られた惨劇が――! ?

作品情報

作品名
鬼の二匹 上
著者
八神舞 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シーラボ(星雲社)
レーベル
ラルーナコミックス
発売日
ISBN
9784434247460
3.6

(15)

(6)

萌々

(2)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
53
評価数
15
平均
3.6 / 5
神率
40%

レビュー投稿数3

読む人を選ぶ内容

深い理由なく、攻めも受けもバシュバシュ人の命を奪っていきます。まともな倫理観はそこになければ無いですね。
異常な二人が、出会ってしまって、、、という話です。
セックスと殺人。欲望のまま旅をする二人です。
作品のなかの登場人物が言うようにこの二人は「異常」です。
人を殺す描写、血の描写、人が痛い描写がたくさんあります。何度も書きますがまともな倫理観は二人にはないです。
そのためとても人を選ぶ作品です。
私はとても好きな作品の一つですが、人には勧めません。

0

タイトルの意味に納得

初読み作家さんです。
表紙の印象通り絵が綺麗でした。
時代もので、トーンはコミカルシュール。
絵がデフォルメされていたり、言葉使いや表現に面白さがあります。


浪人の仙右衛門と、人斬り喜助のロードムービー。
仙右衛門がイケおじで、喜助はビッチ。
親子の様な歳の差の二人ですが、しっかりエロエロHしてます。
かなり変態なお二人なので、人を吊るした横でまぐわったりしちゃいます^^;

人斬りのシーンが多いので、地雷な方も多いかもしれません。
コメディとして読むことができれば、それなりに楽しめるのではないでしょうか?
個人的には、掴み所のない二人の掴みどころのない関係に萌えました♡

4

多少の配慮はしてほしい。

絵や話が自分の好みと違っていたり、商業誌のレベルとしてはどうなのかな?と思う作品であっても「しゅみじゃない」の評価はしてこなかったのですが、この作品に関してはどんなに萌え要素があっても「しゅみじゃない」以外はつけられませんでした。

枯れたオジサマと若くて美人の受け、さらには時代物で、人斬りなんて、私にはおいしい設定だし、下腹部の毛を抜きながらの絡みとかとても滾るシチュエーションもあるのですが、禁忌は多いほど萌える私でさえ、さすがに人を斬り殺すことで快楽を感じるような主人公は全く受け入れられませんでした。

生業としてそれしか生き方をしらないとか、殺人兵器として育てられたというような設定なら、かなしい生き方しかできないところが萌えの対象なのですが、人を斬ることやその返り血を浴びることに喜びを感じたり、斬殺死体や瀕死の人間を横目にしながらのまぐわいに興奮するとか、私の理解を越えているし、そもそもたいした理由もなくすぐ伐り殺そうとすること自体、なんなんだろう?と思いました。

それでも話の展開がよければ評価も変わったとは思いますが(上となっているので今後よくなるのかもしれませんが)大変申し訳ないのですが、私には有名どころの時代物のおいしいところをかいつまんでとってつけたように思えて、表面的で理由付けも深みも全く感じられませんでした。

同人誌として発行されるなら構わないとは思いますが、商業誌として発行する内容なのか疑問を感じますし、せめて出版社にはR指定を設けて発行するくらいの配慮がほしいと思わせる作品でした。

9

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