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獣獄の奴隷 狼王と運命のΩ

juugoku no dorei ookamiou to unmei no omega

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表題作獣獄の奴隷 狼王と運命のΩ

マルコス、獣人王 アルファ
アスク、奴隷となった元アサシン オメガ

あらすじ

獣人×暗殺者×オメガバース
四百年前の戦に負け、人間は獣人の奴隷となっていた。
その獣人達の頂点に君臨する王、マルコス――。
アスクはマルコスの暗殺を命じられていたが失敗、捕らえられ無理矢理にオメガとして覚醒させられてしまう。
毎夜繰り返される陵辱めいた夜伽に耐えながら機会を窺うアスクだったが、
暗殺術しか知らない彼は、仲間であるはずの人間達からも煙たがられてしまう。
獣人、人間、どちら側にも属せずに孤独に苛まれるアスクだったが、マルコスとの夜を繰り返すうちにそこには歪な絆が生まれ始め……?

作品情報

作品名
獣獄の奴隷 狼王と運命のΩ
著者
犬竹将太 
イラスト
佳岡 
媒体
小説
出版社
アスタリスク文庫
電子発売日
3

(6)

(2)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
1
得点
16
評価数
6
平均
3 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数1

酷評が多いので興味を持った作品 だけど、面白かった

Amazonkindleで見つけた作品。

著者は、BLゲームを個人で制作している、異色な人。
絵も描ける人。ゲームの絵も自分で描いていた。
ゲームに使用する物語の創作をするので、この作品も、ゲーム用のシナリオなのかもしれない。

作者のHPをチェックすると、
著者のコアなファンはSM凌辱ものが好きで、他の作品を生ぬるいと感じるような痛い描写を求める人達が多いみたい。
ゲームも、小説も、超イタイ系の展開で、著者のファンが「犬竹鬼畜先生」と書いてます。

酷評が気になるので、確認したくて読みました。
¥264の価格で考えたら、安いので期待に外れた内容でも文句ない。

延々と続く凌辱、でも結末は、ハピエン。アスクは恋を知る。
獣人社会は、稀に覚醒するΩに期待をして、人間を大事に扱っている。
アスクが現実をまっすぐ見たら、自分が洗脳教育を施されて、歪めて見ていただけだったと気づく。
未遂に終わる革命計画、誰も不幸になっていない。

著者の他の作品と比較したら、この作品は痛くない、
オメガバース要素の、結末にどんでん返しに近い謎解きが仕込まれている。
面白かった。

2

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