ラーメン屋で知り合ったリーマンとお兄さんの
友情から恋になりそうで、なかなかならなくて、
最終的にはお互いが一緒にいたいなあと想い合って
どちらかに恋人ができるまでは一緒にいることにした二人のお話。
これってブロマンス??でもないのかな…?
BとLはかなりそこら中に匂わされているのですが、
恋とも言い切れないような。
空気感は紛れもなく、確実にBLのそれなんですよ。
でも、リーマンの方はお兄さんに対して“恋愛”感情を自覚しているけれど、
お兄さんの方はリーマンと一緒にいたいと思ってもそれは恋愛とも違うと
言葉にしているので、やっぱり今のところはまだ恋というには
足りてない気がする。
そもそも二人ともノンケ同志なので、
過去回想含め、女性との絡みの方が多いかもしれません。
特にお兄さんの方は餌付けついでに(積極的ではないにしても)
流されて女の子と3Pしちゃったり、セフレいたりする貞操観念の緩さです。
作中でリーマンとは一度だけ酔った勢いのキスはあるけれど、
その先の進展はなし。
私個人もですが、がっつりBLを読みたい!という方には
少しばかり物足りなさがあるかもしれません。
おそらくBL作品ではなくて、一般作品として読んでいたのであれば、
一般作品の中にほのかに漂うBL臭!と食いついたのかもしれない。
ページ数は200ページ越えなので相当ボリュームはあるんですけどね、
多分足りなかったのはBL度かな。
腹いっぱい食べたはずなのにこの満たされない感じ、物足りん…。
デビュー作である『部族オメガバース -黎明の花嫁-』が
かなりインパクトがあって次回作も絶対読んでみたい!と
思っていたら、これまた個性溢れるDom/Subユニバースでした♪
出版社で営業として勤務する京一は遅咲きのDomですが、
コマンドの弱さから決まったパートナーがおらずに
ストレスを抱えていました。
そんなある日、職場に新進気鋭の漫画家・真木野アイスがやってきますが、
出会い頭に突然抱きつかれたと思ったらプロポーズまでされてしまい…。
真木野曰く、子供の頃に一年だけ一緒に過ごしたらしく…
けれど、京一を慕ってくれた彼はすっかりストーカー気質満点な
粘着Subに成長しておりました。
タイトルの“ヘンタイSub”とは彼のこと。
最初こそ真木野を拒んでいた京一でしたが、
拒んでも拒んでも諦めずに追いかけて来る真木野に徐々に絆されてゆき…
最後は真木野の粘り勝ちでした。
変態とは言いつつもそこまで変態度は高くないかも?
それよりも執着度がすさまじかった!!
うぅ…青春の甘酸っぱさと初々しさに胸キュンが炸裂しまくっております。
DKたちの勘違いから始まるピュアラブストーリーでした(* ´艸`)
空気を読んで周囲に何事も周囲に合わせがちな高校生の綾瀬には
ちょっと変わった同級生がいます。
彼、篠泉佐保は高校生にしてミステリー作家でクラスメイトからは
“天才くん”と呼ばれている。
自分とは反対にマイペースで同級生たちにも馴染まない篠ですが、
綾瀬はそんな彼を密かに尊敬のまなざしで見つめていました。
ある日、修学旅行についての連絡をするために
篠とメッセージアプリでやりとりをしていた綾瀬ですが、
突然篠から「君のことが好きかもしれない」と届いて…。
真相は小説執筆中の篠によるメッセージの誤送信だったわけですが、
事情を知らない綾瀬は予想外の告白に篠を意識するようになり、
篠はアプリの削除によって誤送信に気付かず綾瀬の挙動不審な態度を誤解し、
お互いがお互いに“相手が自分に好意を抱いているかもしれない”と
勘違いしてしまうのでした。
そんな勘違いから始まる恋ですが…なんなのこの甘酸っぱさ!!
近づいたと思ったら引いて、またときめいて…と
キュンキュンしっぱなしでした。
初登場時は周囲に合わせて言動を変える陽キャかと思われた綾瀬でしたが、
根は素直で優しくて、意外にも恋に奥手なところも萌えどころでした///
一方、恋愛なんて全く興味なさそうに見えていた篠も赤面したり、
恥じらったりと意外にも表情豊かな一面があって可愛すぎました♡
じわじわと芽生えて最後は好きが溢れ、修学旅行中にもかかわらず
綾瀬が篠を連れ出して想いを伝える告白シーンもニヤけてしまいます。
この二人、実は付き合ってるんですよ!とクラスメイトたちに
教えてあげたくなっちゃいます♪
傷心のイケおじ×運命の恋を夢見る乙女男子。
子供の頃からシンデレラみたいな恋をしたいと
夢見てきた芽衣太郎はバイト先の常連客・日並に片想い中。
けれど、日並は妻帯者で…。
日を置かずやってきていた日並が店に来なくなると、
商品のお届けついでに自宅まで様子を見に行き、
その場で彼が離婚がしたことを知ると日並のお世話と称して、
1ヶ月限定の結婚ごっこ(仮)を提案し、家に乗り込む芽衣太郎。
その行動力たるや…!
芽衣太郎の押しの強さもあれど、それ程の抵抗もなく受け容れてしまう
日並も流されすぎ感は否めないけれど、そこから結婚生活(仮)がスタート。
日並のために尽くして尽くしまくる芽衣太郎が健気で可愛すぎました。
ここまでされて好意に気付かないなんて日並も結構な鈍感っぷりですが、
最後は自分から芽衣太郎への想いに気付けてよかった…!
イケおじ攻めにはたまらぬ1冊です♪
ちなみに二人並ぶと親子みたいって独白があったけれど、
日並っていくつくらいなんでしょう…?
さきしたせんむ先生の最新作は攻めと受けの
フェティシズムがぶつかり合うフェチBLでございました。
気弱な会社員の八つ橋は人相の悪さが原因で
上司からは目をつけられ、同僚からも避けられ、
職場で孤立する日々を送っていました。
そんな彼にとっての唯一の癒しは営業部のエースで
周囲から恐れられる八つ橋にも分け隔てなく声をかけてくれる夏目ーの声!
そう、八つ橋は生粋の“男声フェチ”なのでした。
恋愛対象はノーマルなはずなのに、夏目の声がどタイプすぎて
こっそり録音して自宅で密かに聞き入るのが近頃のお楽しみ。
夏目への性欲とも恋とも判断のつかない感情を抱える八つ橋でしたが、
ある日、夏目に誘われて二人で自宅飲みすることに。
耳元で囁かれる夏目の声にうっかり身体が反応し、
秘密の性癖がバレてしまいます。
けれど、予想外なことに夏目もまた“泣き顔フェチ”という
変わった性癖もちであることが判明し、
八つ橋の泣き顔に興奮した夏目から押し倒されてしまいます。
そこからは怒涛のどエロ展開になだれ込んでゆき…
普段は爽やかな夏目ですが、性癖スイッチが入るとドSに豹変し、
泣き喘ぐ八つ橋の顔に興奮が止まらず、がっつきまくりでした///
片や、八つ橋は理想の声の主・夏目に抱かれて嬉しい反面、
いつもとは違ってちょっと加虐的な一面にドキドキしちゃったりと
Mッ気覚醒させておりました。
雰囲気に流されて身体から始まった二人でしたが、
夏目からのわかりにくいアピールでその後、無事恋人同士に。
お付き合いを始めてからも八つ橋が陰キャすぎてすれ違ったり、
職場内で八つ橋が人気者になったせいで夏目がヤキモチ焼いたり、
ちょこちょこハプニングがありつつもその度に夏目から
がっつり執着溺愛されている八つ橋でした。
いつもはとにかく八つ橋を囲い込んで甘やかしてくれる夏目ですが、
エッチのときは泣き顔見たさに意地悪したり、ちょっと乱暴になっちゃいます。
職場でも八つ橋が自分以外と話しているだけで嫉妬心ダダ漏れてたり、
意外にも独占欲の塊なんですよね。そこがまた良いのですが。
本人も無自覚っぽいけれど、八つ橋のことになると
感情のコントロールが全くできていなくて八つ橋への激重愛を感じます。
ラストでは八つ橋と夏目の仲を引き裂こうと画策する当て馬が登場。
何やら不穏な空気ムンムンですが…夏目の独占欲が炸裂しちゃわないか心配だ。
これにて完結…かな?
前巻、ご家族へのご挨拶を無事に済ませ、
今巻では同棲をスタートさせた誠と聖。
念願の二人暮らしにワクワクしつつも、
“自分のことは自分でやる”というルールを決めていたり、
そんなところも彼ららしいなぁと思えました。
その他にも聖が女の子に告白されてたり、
(もちろんきっちりお断りしてます!)
誠のお誕生日編やG退治編、酔っ払い誠(レア)編、
二人のお付き合い前日譚などなど、
ちょっぴりしんみりしたり、ふふっと笑えたり、ドキドキしたり、
二人の日常があたたかくて愛おしくて、
なんだか読みながらずっと幸せ噛みしめてた気がします。
相変わらず誠は誠実さの塊で男前で、
聖は心優しくて大きな図体にかかわらず可愛くて、
二人のやり取り見てるだけでにやけてしまいます。
最終話の高校時代の二人のお話では
誠が聖を意識し始めたところから恋に変わるまでが描かれていて、
これが二人の恋の原点か~と改めて1巻の二人をしみじみ思い返しちゃいました。
作中では明示されておりませんでしたが、多分今巻で完結かと思われます。
ちょっぴり寂しいけれど、恋人になったところから同棲まで描かれ、
確かに完結巻としてはちょうどいいいのかもしれませんね。
またいつの日か番外編なども読めたら嬉しいです♪
人気アイドルと同居生活から始まる恋。
いつも家を空けてどこかへ行ってしまう自由人な父をもち、
家も貧乏という人生ハードモードな高校生のマコト。
そんな彼の唯一の楽しみは
人気アイドルグループ“LaZY”のリーダー・ユーゴの推し活!
ささやかながらユーゴの推し活を心の支えにしていたマコトですが、
ある日、学校から帰ると自宅が売地になっていて…。
途方にくれていると道で倒れていたイケメンを踏んづけてしまいますが、
なんとそのイケメンとは“LaZY”のセンター・アサヒだったのです。
ただ、ユーゴのことしか眼中にないマコトなので、
はじめはアサヒが“LaZY”のメンバーであることにも気付いておらず。
アイドルであるアサヒを前にしてもユーゴ以外は眼中になく、
その無関心ぶりを逆に気に入られ、アサヒの家政夫に抜擢されてしまいます。
そうしてなんとか自分に推し変させたいアサヒと
ユーゴ一筋なマコトの推し変バトルがスタート!
最初こそ推し変させ目的でマコトに迫っていたアサヒでしたが、
家政夫の仕事にも推し活にもひたむきで素直なマコトにじわじわと
絆されてゆきます。
アイドルにしてはちょっとチョロすぎて心配になってしまいましたが、
マコトもユーゴ推し宣言をしていた割にアサヒにときめいちゃったりと
チョロかったので、お互い様かな?
第一印象は俺様なアサヒでしたが、
意外にも根は真面目でアイドルとしてのファンへの献身や
恋をしたら実はめちゃくちゃ誠実な一面など、ギャップの塊でした。
遊んでいそうなイメージだったのに、実は恋愛未経験でエッチどころか
キスすら未経験というピュアギャップも突き刺さりまくりでした。
マコトもアサヒもお互いに恋もその先も初めて同士で、
ゆっくりと時間をかけて関係を深めてゆく過程も萌えどころ満載でした♪
子供の頃によく一緒に遊んだ千景とレイでしたが、
ある日を境に姿を消し、周囲の人々からも忘れられてしまったレイ。
高校生になってからもレイの存在を忘れることのできなかった
千景でしたが、ある日、合宿で訪れた森の中でレイと再会し…。
遠距離や異種という壁を乗り越えて、
寄り添い合う二人の関係が尊かった…。
人外×人間ということで、ラストは同締め括られるのかちょっと心配でした。
はっきりとは描かれていなかったけれど、きっと最期の瞬間まで
レイは千景の傍らに寄り添い続けたのだろうなと思えました。
ただ、一つ、千景亡き後、取り残されたであろう
レイのことだけが心残りでした。