現実逃避でもいいじゃないか 素人童貞陰キャ✕高慢しごでき上司  ふたりはVRの世界ではセフレで…!?

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ボーイズラブ・コンプレックス

本田真太(マコト)
テレビ局AD
桐島創介(アキ)
テレビ局ディレクター

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

テレビ制作会社のAD・真太(しんた)は、自身の見た目に強いコンプレックスを抱えている。

同僚にはからかわれ、上司には無理難題を押し付けられ──
何をしても報われない、味気ない毎日。

そんな真太の唯一の楽しみは、
仮想空間風俗〈でぃあ・ば~す〉。

VRの中でイケメン高校生「マコト」となり、そこで出会った「アキ」と逢瀬を重ねる日々。

お互いを受け入れ、慰め合うその時間だけが、
現実を忘れられる唯一の救いだった。

やがて真太は、アキに対して“現実でも会いたい”と思うようになっていく。

そしてある日――。

高慢な上司・桐島(きりしま)の落とした財布を拾った真太。

その中には、〈でぃあ・ば~す〉の会員証が入っていて・・・!?

作品情報

作品名
ボーイズラブ・コンプレックス
著者
横澤しっか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ジーウォーク
レーベル
Caneléコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784867179826
4.6

(73)

(54)

萌々

(12)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
336
評価数
73
平均
4.6 / 5
神率
74%

レビュー投稿数11

ページをめくる手が止まらないよ

こりゃまた面白い切り口のセフレ設定!

実際には身体の関係はない、でもバーチャルの世界ではしっかりとセフレ関係にある。そんな2人が、まさかの近距離にいて……というドラマチックストーリーに一瞬で虜になりました。

VRの世界ではアバターを介したセフレ関係でも、リアルの世界では上司部下の関係にある両名。本来ならVRの世界線と職場の世界線は交わることはありません。
本田は"マコト"として、桐島は"アキ"として関わり合っていく仮想世界に次第に没入していくのですが、何度も逢瀬を重ねるうちに芽生え始める2人の気持ちに注目です。
VRの世界にはルールがあり、これ以上は踏み込んではいけない厳しいラインが決められています。好き勝手に自由な会話もできず、あくまでも仮想世界の住人としての会話しかできないことは、この2人の関係を限定的なものにしています。

リアルに話したり触れたりできないこの関係は、"アキ"と"マコト"がいる仮想の世界でだけで、桐島と本田の世界ではないんですよね。セフレ関係だけが独り歩きしていて、そこに気持ちが追いついていかないのが、この仮想世界の弱点…あるいは闇の部分でもあるのかなと思います。
桐島が"アキ"であることを知った本田はどう行動するのか。
本田に芽生えたアキへの恋を、リアルの世界の"アキ"に伝えられるのか見ものです。

実生活では怖い上司がまさかの想い人だったギャップも面白いけど、その上司が意外にも可愛い一面がいっぱいで、桐島の中に"アキ"を感じて現実世界で直に触れ合える喜びに浸るシーンはグッときました。
本田のビジュアルのイケてなさも、それがかえってストーリーに厚みを持たせており、"どんな人がきてもマコトがいい"と言った桐島のセリフの重みと繋がる演出が素晴らしかったです^ ^

10

バーチャルアオハル。コンプレックスを越えていけ

横澤しっか先生「虎に咬みあと」ぶりでございます、先生の引き出しの幅が広い!
表紙が大変クる。ありそうでなさそうなネオファンタジー。とても面白くて一気読みでした。
主人公が嘘偽りないブサメンで驚き、真実がわかったときどうなってしまうのか?とハラハラして読みました。
以下ネタバレ含みます


ストーリーは仮想学園空間から始まります。
イケメンの姿はVだけで現実ではそうではないという設定はあるあるですが
真太は本当に「マコト」と落差があります。(コンプレックスが反映されるシステム)
なのでこのあたりが「アキ」にバレた時にどうなってしまうのだろうと本当にドキドキして読みました。
しっか先生の描くキャラってBLBLしていない子がいるの、好きさ!

仮想空間の方が居心地がよく、癒やしになる。アキの方も逃避、拠り所になっているようで切ないです。
真太は「ちゃんと現実を生きよう」とするのですが
職場の桐島が「アキ」だと気づき、また仮想空間にむかいます。

現実を受け入れてもらえない、と拒否してしまうのは「アキ」が先で
その自己肯定感の低さは虚栄からくるものでした。
「アキ」は「マコト」の容姿ではなくピュアさに惹かれていた。

仮想空間から連れ出したい「マコト」、無駄とわかっていて「アキ」の手をひきかけ出します。バーチャルアオハル感じた…。キュンです。
禁じ手の会う約束をし、涙を流す「アキ」

ついに「マコト」が=真太とわかりますが、逃げたのはアキのほう。
現実世界はかっこつけられなくて情けない、だから愛おしい。
バーチャルと同じ触り方だから「知ってる」って何てエロいの。

現実は都合良くなくて面倒くさくて汚くて、けど「ここに全部ある」。
チ〇毛が湯船に浮いてるのしみじみ良い描写だなあ…。リアルはここにある。
桐島が真太の外見を可愛いと思っていることがわかって爆上がりします。
受けが大きくて美人というのは言わずもがな百点満点でございます。

そして仮想空間を終わらせるため「アキ」と「マコト」で一緒に踏み込んでいく。
「ここが消えてもまた別の場所ができるでしょう、みんな寂しくて仕方ないから」そうね…。二人は成就したのですが、ラストはまた寂しい男の子がひとり、声をかけられらるというEND、映画のようです。

本当に現実になりそうな感じのするストーリーで興味深く読みました。
自分だったら何しよう♪で飛び降りチャレンジはさすがにしないが、
おばか男子がやりそうでそこもリアルでした。

3

大好きなやつ〜!!!

VRの中だけでは自分の理想の姿で青春を送りたい。たとえ現実の自分とかけ離れていても…。
誰もが一度は考えた事があるかもしれない夢物語を作品にしたこちら!現実とVR界のギャップ、だけど大切なものはやはり現実(リアル)にあるんだ!と気づかせてくれる素晴らしい作品でした。

VR界でセフレのような関係になっているマコトとアキ。それぞれ現実に嫌気がさして欲に忠実に過ごしています。ですがそんな二人の現実は、しがないADと上司のディレクターという関係。
最初は現実界では当たりの強い桐島にこき使われる真太の様子に不憫…と思ったのですが、桐島=アキと気づいてからの展開が最高に面白かったです!

真太が現実では冴えない小太り男というのも良かった!ぜひネタバレ無しで読んで欲しい作品でした〜!

2

VRの風俗というのが個性的で面白いし、救いを感じるストーリーも良かった!

先生の『こいの徒花』は数話拝読しましたが、一作品をきちんと読むのは初めてです。
本作は表紙でちょっと尻込みしてましたが、高評価で興味を持ち、試し読みしたらすごく面白かったので読んでみました。全200ページ。以下ネタバレあります。

まずは攻めの真太(しんた)のキャラデザに驚かされます。こんなにもっさりした攻めの作品は初めてかも…。
そしてVRの仮想空間を使った風俗、というのも読んだことのない設定ですごく面白いです。

自分の容姿にコンプレックスがあり、私生活では陰キャの真太は、仮想空間風俗〈でぃあ・ばーす〉でイケメン高校生になり、そこで出会った「アキ」とえっちしたり、友達と話したり、学園生活を謳歌する。しかしある時アキが実は上司の桐島であると気づいて…というお話。

もっさりした攻めの作品楽しめるかな?とちょっと思ったんですが、ストーリーが大変面白いのと、VRのマコトがイケメンで、マコトとアキのシーンが目の保養になったので大丈夫でしたw

初めはもっさり陰キャだった真太が、ディアバでアキと過ごすうちに、真太自身に変化が起きて、自信がつくというか、他人に気後れしないキャラに成長していくのがとても良かったです。

また桐島の方は、シュッとした男前でシゴデキで、真太から見ればコンプレックスなんか無さそうに見えるのに、実は色々と事情があり闇深い感情を抱いていて、現実に疲れ切っていて…。
真太はそんな桐島をほっとけない気持ちになる。

ディアバでマコトが、男たちに襲われそうになったアキを助けて学校の外へ連れ出し、「素直に泣ける場所に連れて行きたかった」と話すシーンは、真太という人の男前な真っ直ぐさにキュンとするものがありました。

後半、いよいよ真太と桐島がマコトとアキとして会うことになる。ここ、桐島がマコトの中の人が真太と知ってガッカリしたらどうしよう…(汗)、なんてドキドキしたんですが…杞憂で良かったですw
「どうしても会いたかったから アキに」と言う真太、すごく男前に見える!

そして現実の二人がベッドに座って向き合うシーン。桐島の「どんな人が来ても マコトがいいって思ったから…」。桐島がしっかりマコト=真太に恋をしていることが感じられて、素敵だなって思いました。

そして最終話はディアバの末路が描かれる。
二人が最後にディアバに入るシーンは、「俺たちもう大丈夫」と堂々としているマコトと涙するアキを見て、二人ともこの場所に来て、お互いと出会えて救われたんだなぁ…とグッと来るものがありました。
ラストの桐島の吹っ切れた行動も良かったな。

そして描き下ろしはかなりコミカルで楽しかった♪ 同僚に惚気る真太に、イチャつく二人が可愛かったです♡

コンプレックスを抱く二人がそこから脱却する救いのあるストーリー、とても良かったです。先生の他の作品も読んでみたいなと思いました。

電子 濡れ場は修正不要な描き方

1

「外」

青年漫画にはあるけれど、商業BLにはあまりない設定で、社会人ものだけれど爽やかさもあって、ジャンル問わず漫画読みとしてはかなり面白い作品でした。
巻末に初期設定なんかも載ってましたけど、本田のビジュアルをあえて良くしないの、攻めてるなぁと。だって格好良くしたほうが絶対幅広い読者にウケると分かりきっていて、でも設定を重視して本田をこのビジュアルに出来る作家さん、信頼感が増す。印象深い表紙もとても好きで、今後の作品も読みたいです。

萌2〜神 

1

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP