前作の『婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される』は大好きな作品。その続編なら間違いないに違いないと、自分には珍しく発売直後に購入して読んでみました。
初めのうちはかなり楽しく拝読していたのですが、ストーリーが進むにつれ(あれ?)と感じるようになり、終盤は読むのに苦労するほどに…。
ラファエルのド執着は大好きだし、経理関係のお仕事部分も好きだったはずなのになぜ…?
ということで、理由を考えてみました。
(本作がお好きな方には、お目汚しとなる部分もあるかもしれませんのでご容赦ください<(_ _)>)
【好きな部分】
・溺愛執着攻めが好きなので、ラファエルは好きです。本作は前作からさらにパワーアップしたド執着攻めになって、担当さんが「ドロリッチ」というあだ名をつけたんだとかw 納得の激重執着でした。
・子育てものは苦手なんですが、養子となった獣人の子どもティモは本作でも可愛かった〜♡そして活躍もしてました。ティモ好きだ〜!
・ティモと同郷の獣人で、ラファエルに雇われた新人騎士のヒースが、結構好きなキャラでした。もっと挿絵も見たかったな〜。
・ラファエルの仕事仲間(?)のバークレー夫人の正体が明かされるシーンは、意外な展開で面白かった。
・日常のほのぼのだけでなく、ユリウスが経理関係のお仕事で活躍する部分は、初めのうちは面白かったです。
・濡れ場は数回、ちょっとゾクゾクするようなシーンもあり、エロティックな描写が良きでした。
・挿絵の奈良千春先生の絵が大好きなので、今作も美麗な挿絵をたくさん見られて眼福でした♡
【あまり好みではなかった部分】
・先生の他の作品でも感じたのですが、登場人物が善人と悪人のどちらかに分かれ、その中間の人物がおらず両極端なのが、自分にはいまいち合わないと感じます。
悪人が悪事を働く、またはユリウスに嫌がらせをして窮地に陥れるけど、最後はラファエル達に打ち負かされる、というのは既視感があり、正直(またこの展開か)と思いました。あと読みながら(どうせこの人たち最後にはやっつけられるんだよな)と思ってしまった。
勧善懲悪で悪人は成敗される、というのが先生の作風なのでしょうか。パターン化している気がします。(あくまで数作読んだ上の感想で、かなり主観です)
・ミヒャルという当て馬が登場しますが、あまりにもひどい性格すぎて、出てくると気分が悪くなりました。ラファエルのユリウスへの愛は揺るぎないので、当て馬の人格をここまでひどくしなくても…と思う。
・ラファエルもユリウスも若いのに、養子のティモを当然のように後継者候補としていることに違和感を感じる。実の子どもが生まれても、血のつながらない獣人の子を後継にするかもしれないなら、説得力のある理由を示してほしいと感じる。
後継者を血縁ではなく、能力や人格で選ぶというのは高潔な精神だけど、しっくりはこなかった。
・ユリウスがラファエルと結婚しても「兄上」呼びして、ラファエルが「言い直し」と言うやり取りは、初めのうちは微笑ましいけど、それが最後まで何度も出てくるのは食傷だった。
結婚して子どもまで生まれたのだから、いい加減終盤には「ラファエル」呼びしてほしかった。描き下ろしでも「兄上」呼びしていて、正直萎えた。
考えてみると、自分は恋人編みたいな続編は楽しめないことが多いんでした。
また今作は、
貴族が悪事を働く→それをユリウスがあぶり出す→ユリウスがピンチになる→ラファエルが助ける→悪人は裁かれる
というストーリーが、前作と似ている上先の読める展開だったのも、ちょっとガクっとなりました。
子育てBLは苦手だけど、本作の子ども達は可愛かったので、前作の電子書き下ろし『幸せな公爵令息』(10代のティモとエーミールのSS)を読み返したくなりました。(この後読んでみよう)
前作は大好きでしたが、今作は少し自分には合わない部分があり残念でした…。
多くの方が絶賛している作品に、このようなレビューをすることとなり申し訳なく思いますが、どうぞご容赦ください。
シーモア 挿絵あり
『うみのお城』の続編です!前作は大好きな作品。先生がXでその後の二人のイチャラブな漫画をたくさん掲載してくれていますが、まさか続編が始まると思ってなかったので嬉しいです♪1話を読んでみたのでレビューします。1話は全31ページ。
(前作を読んでだいぶ経つので、ざっと復習して読みました。)
前作で二度目の再会を果たしてから1年後。
前作ではヤマが27歳でしたが、今作では32歳になってます。前作で再会したのは4年後だったから、5年後ですね。
1話は攻め視点です。
二人は遠恋中で頻繁には会えないみたい。ウミは売れっ子俳優で東京が拠点だし、ヤマの工場は地方だから。
ヤマは山田工業の3代目社長になり、工場の仲間達と地道に働いている。なんかどっしり落ち着いた雰囲気。
ウミはもちろん相変わらずヤマを大大大大好き。
ヤマもウミが好きで大事で、「好きな演技をずっとしていてほしい」と、会いたい気持ちを我慢してる。愛だなぁ♡
ある日の深夜、ウミが突然ヤマの部屋にやって来た!!どうしても会いたくて来ちゃったのね、こちらも愛♡
久しぶりにウミに会えて、ヤマも嬉しそう。
そして長めの濡れ場が大変えっちです(*´艸`*)
多忙なウミは朝にはもう帰らないといけない。駅まで送って、ヤマの前では元気に振舞うウミもひとりになると…(´•ω•̥`)
最後、健気なウミに、ヤマが驚きの提案を!
ウミが今の仕事を順調に続けるなら、「波風を立てない」で現状維持が一番いいと思ってはいるけど…
ウミも寂しそうだし、自分もウミともっと一緒にいたいし…
それである提案をして、ウミも大喜びするんだけど…
ラストに、このまま平和にはいかないようなモノローグで終わりました。この先どうなっていくのか、この先の展開がとても楽しみです。
31Pとは思えない読み応えのある1話でした!2話以降も楽しみにしています♪
(2話は6/29に配信開始予定で、Xで4P分載せてくれています。2話も面白そうです!)
シーモア 枠付き白抜き修正
薄いグレーの枠のある白抜き。形がわかるのでありがたい!1話から激しくてえっちな濡れ場でした♡
先生の「蜘蛛の男」は興味深く拝読しました。先生の美しい作画は外国もの向きだな〜と以前から思っていて、今作も興味を持ったので1話を読んでみました。1話は全37ページ。
「蜘蛛の男」は外国マフィアのノワール系でしたが、本作はロマコメ(ロマンティックコメディ)ということで、明るめで読みやすい作風です。
外国の大学生の恋を描きます。
タイトルのトロイが、表紙の金髪の大学生。黒髪がルシアンでオープンゲイで彼氏がいる。
親の繋がりでルームシェアすることになり…というお話。
まずはやっぱり先生の描く外国人はかっこいい!トロイは男前だし、ルシアンはちょっとエキゾチックな雰囲気の美人さんで、二人とも魅力的なビジュです♡
1話ではルシアンに彼氏がいるので、二人はただのルームメイトです。でもタイトルに今後の展開がネタバレされてますねw
二人が初めて会うシーンが印象的で素敵でした!
見つめ合う二人の表情に、何か運命的なものを感じます。二人とも無自覚に一目惚れなのではないかな〜?
トロイの性的指向は1話では明かされないけど、雰囲気的にクローズドゲイなのかな?
トロイは落ち着いていて思慮深い雰囲気。一方ルシアンはゲイであることもオープンだし、言いたい事はきっぱり言うサバサバした性格。
正反対に見える二人が、どんなふうに恋に落ちていくのか、今後の展開がとても楽しみです。
1話はルシアンの彼氏も結構出てきましたが、トロイとルシアンもだんだん打ち解けてきたところで、ラストにどうなる⁈という出来事が起きて終わりました。
この先どうなるんだろう。二人の恋はじっくり進んでいく感じかな?
先生の商業作品3作目ですが、本作が一番好みのキャラや作風でした。この先が本当に楽しみです♪
(1話はえちな展開はなし)
先生の「カーストヘヴン」が好きな作品。
先生の描くファンタジーに興味を持って読んでみました。全219ページ。以下ややネタバレあります。
まずは表紙と数ページのカラーイラストが大変美しいです。色合いが素敵。うっとりします♡
(ただアスラの目の色は金色では?)
ストーリーですが、一読して、素敵なお話と思うのに、どうも没入できない感じがしたので、再読して理由を考えてみました。
《良かったところ》
・キャラデザは受けも攻めも好みです。
攻めのアスラはガタイのいい褐色長髪男前でかなり好きなビジュです。受けのミルザも美人受けで良きです。体格差も好きです。
また衣装なども素敵でした。
・アスラはもっとクールで、年上か同い年かなと予想してたら、かなり人懐っこい年下攻めでワンコみもあって可愛いです。ただ王としての威厳はあまり感じなかったです。
・アスラとミルザが交流していくうちに、えっちなことはせずに徐々に惹かれ合っていく描写はほっこりしました。
・ストーリー重視で、えちが控えめなのは作風に合っていて良かったです。二人の初めては、恥ずかしそうな受けが可愛くて、受けを気遣いながらも夢中になるアスラも格好良くて、良き濡れ場でした。
《ちょっとう〜んなところ》
・「花神と蛮王」というタイトルだが、本作は花神についてがメインで、アスラの蛮王の部分の描写が少なくて物足りなく感じた。
アスラの呪いについての説明も僅かでよくわからないし、なぜ“首狩王”と呼ばれるようになったのか、本当に残虐な蛮王なのかなど、もっとアスラについても描いてほしかった。
つまるところ1冊では紙面が足りないと思う。ファンタジーで説得力のある世界観をしっかり描くなら、せめて上下巻にしてほしい。
・アスラが基本明るい性格で、ごくごく僅かに闇な面が出てきたけど、物足りなかった。アスラの抱える闇の部分も掘り下げて描いてほしかった。
またアスラの呪いについての説明も僅かなので、呪いに苦しんでいる描写が出てきても「これって何?」と思って、よくわからなかった。
・付き人のダスが祭りの日に外に出て大騒ぎになるのも、意味がよくわからない。ミルザを探しに行ったのはわかるけど、そこまで幼い子どもでもないのに、なんで帰って来れなくなったのか?
ここがよくわからないので、その後の切ない展開にもいまいち感情移入できなかった。
・終盤に、あんなに二人の邪魔をしてた侍女たちがあっさりミルザを逃すのも、ちょっと肩透かし感がありました。
再読して思ったのが、やはりこの世界観を描ききるには1冊では足りなかったのではと思いました。
1冊にまとめるために、説明が省かれてふわっ描いてる部分が多いので、いまいちストーリーに没入できなかったように思いました。
せめて上下巻にして、アスラや土の国についてももっとたくさん描いてほしかったです。
とはいえ美しいファンタジーで、アスラとミルザの美男×美人カプは好みで素敵でした。
本編では濡れ場1回なので、描き下ろしでもしっかりえちえちな濡れ場を描いてくれたのも嬉しかったです。アスラの肉体美も良きでした♡
描き下ろしでも、アスラのダークサイドがちょっぴり出てきたので、やっぱりそこをもっと掘り下げてほしかったと思いました。
電子 ライトセーバー修正
アスラの巨◯がぼんやり発光で大変残念です。せめて白抜きで見たかったです(T ^ T)
雑誌連載時に途中まで読んでいた好きな作品。やっと単行本を購入したので順にレビューしています。2巻は表紙から不穏な雰囲気ぷんぷんでワクワクします。
全166ページ、以下ネタバレあります。
1巻ラストで、陸が洋二に「気になる人ができた」と嘘を言って、洋二をイラっとさせた続きから。
まずは冒頭、洋二のモノローグ
「出会った瞬間から 陸は“俺の”だった」
にゾクっとします、良きド執着だ〜♡
洋二は陸の「気になる人」が誰なのか探ろうとして、スピン元作の受け小春に近づく。
元作「何かいいの見つけた!Re:」は、カプに興味を持てなくて未読だけど、本作では小春と善治が結構出てきたので、読んだらリンクしてて楽しめそうだなと思いました。
とにかく、洋二は陸が小春を好きになってると思い込んで(陸がそう仕向けて)、かなり揉めちゃう感じなんですね。
しかし実際は陸は小春を友人として大切に思っているだけで、本音は洋二を憎もうとしても憎みきれない、ということみたい。
洋二の様子がおかしくなった後、陸への付きまといが止まり、一瞬喜んだ陸だったけど…
結局洋二のことが気になって、自分から洋二のマンションに会いに行ってしまう…
陸がマンションに行くと、陸の隣には女子がいる。洋二は陸に執着して、女子には勃たないらしいのに、なんで女子を部屋に呼ぶんだろう、ちょっと謎。
女子を追い出し、陸に無理やりフェさせる洋二。う〜ん、倒錯してるな〜(−_−;)
しかし陸は
「この状況を喜んでしまっている」と…
やっぱり根底では洋二を好きな気持ちがあるんだなぁ。
結局陸は怒って部屋を出ていく。
「俺の事わかってないんだな」
これは、陸をわざと部屋に来させたのに、そこに女子を呼んでいたことに失望したのかなー…。
後半は、洋二が陸の「気になる人」が小春であると気づく。「…マジか」の引きつった洋二の表情がいい。
洋二は陸が小春を恋愛的な意味で好きだと勘違いして、ドロドロしたドス黒い感情に飲み込まれていく…
陸は大切な友人である小春を巻き込もうとする洋二に腹を立てるし、洋二は陸が小春を好きだと勘違いして静かにキレてるし…
2巻も1巻に続いて二人の気持ちが噛み合わず、心がすれ違ったまま、体だけが繋がれて終わってしまいました。
途中、洋二の子どもの頃のシーンが出てきて様子がおかしくなったので、洋二はトラウマ持ちのようですね。それで性に奔放になっちゃったのかな?
2巻もまだまだ二人の心がすれ違っていて残念でした〜。
3.4巻も引き続き読もうと思います!
シーモア 白線修正
1〜2本の白線修正。anlの修正も緩い。今だったらR18版の修正だなと驚きます。通常版でこの修正はすごい。
(他の方のレビューによると電子書籍によっては白抜きなんですね!ちょっと驚きました)
大好きな作家様です。こちらは作家様買いです(単話ですが^^;)。初連載ということで、配信中の2話まで読んでみました。
1話は全34P、2話は全44P。以下ややネタバレあります。
攻めは整形外科医の優成、受けはゲイビ男優の夏己。高校時代に付き合って卒業前に別れた二人が、11年後に偶然再会。優成が復縁を迫ってきて…というお話。
11年前、金が欲しいと優成を振った夏己は、現在東京でゲイビ男優としてサバサバ働いている。アクシデントで左手を骨折して訪れた病院で、医師となった優成と偶然再会。どうやら優成は未練があるようで復縁を迫まってきます。
ここまでが1話。
夏己は復縁に全く乗り気じゃないけど、11年前に身勝手に優成を振ったことから、通院する数ヶ月は優成と付き合うことに。
2話はそんな二人のちょっとギクシャクしたデートが描かれます。
先生の作品はエロ度高めのイメージですが、本作は今のところエロ控えめ(先生比)で、1話エロ無し、2話も濡れ場は少々あれど最後までは致さず。
エロよりも、復縁に乗り気じゃない夏己と、夏己を再び落としたい優成、温度差のある二人の恋を丁寧に描いているな、と感じました。
先生の『寮舎のイケメン同僚は至高のプレイメイト 完全版』も、エロは多いながらも舞浜と猿渡のモダモダした焦ったい恋が好きでしたが、本作にもそこに通じるものを感じます。
優成は真剣に夏己を口説いてるのに、夏己はそれを全く信じないで、優成はヤリモクなんだと思い込む。噛み合わないな〜。
優成の夏己への気持ちは本物のようで、そこここで恋する男の可愛い表情を見せてくれてキュンとします♡
2話はえちあるけど、夏己に自分の真剣な気持ちを伝えよう度する優成の、ご奉仕的な優しいえちでした♡
優成は下は脱ぎませんが、Tシャツを脱いだので、美しい肉体美が拝めました、良きです♡
また優しく夏己を気持ちよくさせる優成の手に、気持ちよくなってしまう夏己の表情がとてもエロティックです♡
先生の他の作品とは一線を画するような、エロはやや控えめな大人の再会ラブストーリーでした。
この後も優成がどんなふうに、夏己を惚れさせようとするのか。続きを楽しみにしています♪
(タイトルは「優しい嘘に泣くかもしれない」かしら?タイトルもこれまでとは一味違って素敵ですね)
シーモア 枠付き白抜き修正(形のわかる白抜きです)
アワード上位ランクインの有名作。
こちら以前雑誌連載を途中まで読んでいました。洋二のような執着攻めや、陸のような強気受けが好みで好きな作品です。
ようやく単行本を既刊の4巻まで購入したので、今さらですがレビューしてみます。とりあえず1巻のみ既読です。全166ページ。以下ネタバレあります。
ちなみにスピン元作「なんかいいの見つけた!Re:」はカプが好みでなく未読です。元作カプも出てきますが未読でも大丈夫でした。
陸の姉の紹介で1歳年上の洋二と知り合い、中学生の時から付き合っていた二人。
しかし洋二が高1、陸が中3の時に、洋二が女とセッした事後に出くわし、陸は洋二と縁を切る。
洋二のために志望校を変えたくないという理由で洋二と同じ高校へ進み再会。そこから洋二に付き纏われるようになるお話。
久しぶりに読んで、洋二と陸、それぞれの心情の把握が難しい作品だなと感じました。
まず洋二。陸に女とのベッドシーンを見られて拒絶された時は、理玖を追わずに関係が終わったが、陸が同じ高校に入学してきて以降は、陸に何度拒絶されてもしつこく付きまとうようになる。
飄々とした人物に見えるのに、なぜここまで陸に執着するんだろうと思ったんですが、
「陸だけだった 俺の事諦めないでくれたの」
「陸しかいない こんなに俺の事想ってくれる人」
というセリフがあったので、そういう理由なのかな。
陸を好きな気持ちには多分嘘は無さそうだけど、セッへの考え方が陸と全く違って、多分セッなんて大した事じゃなくて、貞操観念皆無だから、陸と噛み合わないんですね。
一方、陸の方といえば…
表面的な言動では、めちゃくちゃ洋二を拒絶してるので、本気で大嫌いなのかなと思っていたら…
洋二に未練のあるようなモノローグがちらほら出てきて、拒絶しながらも実は洋二を好きな気持ちが心の奥底にあるみたいですね。
嫌なのに好きな気持ちを捨てきれず、そんな自分に自己嫌悪を抱いているみたいだし。
「イラつく」なんて冷たい言葉を言われたら傷ついちゃうとか。
陸の「一番気づいて欲しい事はそこじゃない」というモノローグも、他の女といてほしくないという気持ちに気づいてほしい、みたいなことかな、多分。
あと最初に拒絶した時は追いかけてこなかったくせに、みたいなモノローグもあったから、あの時も実は追いかけてほしかったのかな?
なかなか複雑な心情ですね、いろんな気持ちがないまぜになってるみたいな。
洋二は悪気なく貞操観念ゆるゆるらしいから、正直陸が洋二に他の女を抱いてほしくないと伝えられたら、こんなに拗れなかったんじゃ…と少し思いました。でも陸は頑固だし人に気持ち伝えるのは苦手そうだし、そんな事言えないんだろうなー…
洋二は陸が自分に未練があると見抜いてつきまとってるけど、1巻ラストで陸がある嘘をついて動揺したみたい。というところで1巻終わり。
ここから先のことはほぼ覚えてないので2巻を読むのが楽しみです。
動揺した洋二がますますヤバい執着攻めになるのかな?ワクワクw
描き下ろしの「蜜月」はまだ二人がラブラブだった時で、陸が健気で可愛かった〜。なるほどこれで洋二は陸を手放せなくなったかw
引き続き2巻以降も読もうと思います♪
シーモア ごく少なめの白線or黒線修正
2021年はこんなにゆるゆる修正だったかと驚愕でした!今のR18版的なゆるい修正です、すごー。
原作ファンで、阿座上洋平さん、興津和幸さんのファンです。
本作は発売当時に購入して数回聴きました。評価に迷ってレビューしていなかったのですが、久しぶりに聴いたのでレビューしてみます。
購入当時レビューできなかったのは、大好きな原作なのに、CDにはそれほどの満足感を得られなかったからでした。
音声のみで数回、原作を片手に数回聴いて、その理由を考えてみました。
まずはキャストの演技について。
桜次郎役の小松さん。桜次郎の傲慢な女王様感を上手に演じられてると思いますが、時々演技が平坦に感じる時がありました。音声のみだとさらっと感じてしまうというか。
特に5話の終盤、壱真と結ばれるシーンは、お芝居にもう少し甘さが欲しかったです。
壱真役の阿座上さん。
落ち着いた中低音の演技。阿座上さんの作品は結構聴いてる方だと思いますが、本作は落ち着いた、特徴の薄い演技と感じます。壱真が落ち着いた大人の男性なのでそのような演出なのだと思います。ただ音声のみだと、ちょっと演技が平坦な印象で、物足りなさを感じることがありました。声に表情を感じられないというか。もうちょっと演技にメリハリが欲しかった気がします。
慶崇役の興津さん。
さすが安定の演技でした。慶崇の飄々とした顔やシリアスな顔などをしっかり演じられてると感じます。やはりベテランというか、主役のお二人より高い演技力を感じました。
脇役ではありますが登場回数も多めで、登場するのが嬉しかったです。
お三方の演技を聴いて、ドラマCDは少し大袈裟くらいの演技をした方がメリハリがあっていいんだなと感じました。
原作を読みながら聴くと、やはり原作の絵の力が強いというか…
原作を読まないで音声のみだと、人物の感情を感じ取るのが難しい作品かなと感じました。
特に壱真が桜次郎に興奮するシーンは、原作を読むと「こんな表情をしてるのか!」と感じますが、音声でそれを表現するのは難しい…。
結果音声のみだと、さらりとした印象になってしまうように感じました。
また漫画だと、見せ場のシーンが大きなコマを使ってダイナミックに表現されてるんだけど、音声のみだとそれが感じられず、全体的に淡々とストーリーが進んでいく印象を受けました。なので音声のみだと原作を読んだ時の高揚感を感じられなくて、結果物足りなさを感じるのかなと思いました。
あと細かい部分では、5話で二人が結ばれるシーンのBGMが合わないというか、ちょっと古さを感じていまいちでした。
以上のように、原作ファンとしては、少々物足りなさを感じましたが、原作を読みながら聴くと解像度が上がるというか、相乗効果で原作もCDも楽しめました。
原作からのカットは一切なく、少しセリフも追加して、丁寧に制作されているのも嬉しかったです。
1枚目は本編とキャストコメント(4分)。
キャストコメントは主役の2人と興津さんの3人で嬉しかったです。朗らかな雰囲気でした♪
2枚目は特典ドラマCDで、ごく短めのミニドラマが16話収録ですが、半分以上は本作のスピン元作「スモーキーネクター」のアンナ(佐藤拓也さん)×みつる(榎木淳弥さん)でした。
16話中…
・アンナ×みつる 10話
・壱真×桜次郎 4話
・アンナ・慶崇 1話
・アンナ×みつる、壱真×桜次郎 1話
でした。
個人的に「スモーキーネクター」のカプは好みではないので、特典の半分以上がこのカプなのは不満を覚えました、なぜ…。
色々書きましたが、大好きな原作が、好きな声優さんで音声化されたのは嬉しかったです。
これからも聴いていきたい1枚です。
収録時間:
1枚目 69分20秒
2枚目 21分54秒
初読み作家様。レビューランキング上位を維持していて、また可愛い表紙で気になったので、あらすじ等はほとんど読まず前知識なしで読んでみました。全182ページ。以下ネタバレあります。
全寮制男子校が舞台で、受けの水樹颯良(そら)は生徒会メンバーで成績トップの優等生。
学園で有名人の文武両道なイケメン藤本夏輝と同室になり、驚きの場面に出くわしてしまい…というお話。
序盤はコミカルにテンポよくストーリーが進んでいくのがすごく楽しいです。
生徒会のシーンはDK達の会話が楽しかったし、主役の二人も夏輝はワンコで可愛いし、颯良も生真面目だけど若干天然で、楽しい気持ちで読み始めました。
ある出来事で夏輝の颯良への気持ちはすぐにバレて、そこから夏輝が颯良を落とそうと、ピュアながらもグイグイ迫ってくるように。
夏輝が颯良にチョコを食べさせて、そこから口以外にキスするシーンは、急に官能的なシーンになってドキドキしました。
とまあ中盤までは、ウブなDKの恋を楽しく読んでいたのですが…
颯良が頬にキスしてOKと言ってから、二人でえっちなことをするのが常習化してくる。颯良のモノローグによれば毎日するほど夢中になってしまう。
この辺りから、おや〜?と感じ始めました。ちょっと颯良が流されやすいというかチョロいというか…。
もうちょっと長くピュアな二人を見ていたかったので、割と早めにえっちなシーンが増えてきたのは残念に思いました。
それから颯良が夏輝のどこを好きになったのかよくわからず、正直えっちなことをしてるうちに絆されちゃった、みたいにしか見えないというか…。
いや、夏輝は可愛いくて優しいワンコなので、そこに絆されて好きになったんだとは思うんですが、颯良がチョロすぎる感じが拭えませんでした。
そんなわけで、後半の体育祭で颯良が夏輝への気持ちを自覚してキスする見開きのシーンは見せ場で、胸キュン必至なシーンだと思うんですが、自分にはいまいち萌えを感じることができませんでした、う〜ん…。
そして最終話、とうとう最後まで結ばれるわけですが…
二人とも初めてなのに、どっちが挿れるかの話し合いが無かったのもちょっと残念でした。どっちが挿れる会議が好きなのでw
また颯良は初めて後ろの開発をしたのに、この日に挿入してすぐに気持ちよくなったのも、リアリティがなくてスンとなりました。
お互い初めて同士なら、攻めが受けの身体を気遣って挿入しないとか、挿入しても痛くて失敗しちゃう、みたいな展開が好みです。
序盤のコミカルな雰囲気や、夏輝の可愛いワンコみはとても好みで、読みながらピュア成分多めな作品を期待してしまったので、だんだんエロエロになっていったのが残念でした。
また序盤はノンケっぽかった颯良が、すぐに夏輝とのえっちな行為を受け入れたのも、ちょっと好みの展開ではなかったです。
高評価作品で期待して読みましたが、自分には合わない部分があって残念でした。
萌と中立で悩みましたが、序盤はとても楽しかったのと夏輝が可愛かったので星3つです。
シーモア 枠付き白抜き修正
枠付き白抜きで形がわかるので、ストレスが少なくてよかったです。
先生の「たゆたう琥珀」が好きな作品。
本作はあらすじや試し読みを読んで、下町・谷中という舞台や、左官職人と小料理屋店主の恋という、少し渋めな設定に心惹かれたので読んでみました。1話は52ページ。1話のみのレビューです。
左官職人の雄飛(ゆうひ)が、谷中の小料理屋「宵待」の壁の修繕を任されることになり、「宵待」の若き美人店主の俐央と出会うお話。
雄飛はガタイが大きくて気さくな左官屋さん。まだ20代前半かな?人懐っこいワンコでちょっと可愛いです。
俐央は親から受け継いだ下町谷中の小料理屋のクール美人な店主さん。
まだ年齢は出てきてませんが、おそらく雄飛が年下か、ひょっとすると同い年か…ではないかと思います。
1話で職人とお客さんとして出会った二人。
クールな雰囲気の俐央が、ふとしたきっかけで見せた柔らかい表情に、雄飛がふわっとなるシーン。恋が芽生えそうな予感にキュンとします。
1話では俐央の兄も登場。どうやら店の存続について、二人は対立しているようで緊迫した雰囲気に。お兄さん、なんでこんなに怒ってるんだろう?雄飛が偶然来なかったら大変なことになってました(;´Д`A
1話では、まだまだラブは始まってませんが、出会った二人が少しいい雰囲気になって終わりました。
これからどんなふうに恋が始まっていくのか、ワクワクする素敵な導入でした。
下町谷中に芽生えるであろう、職人と店主の恋。
続きも見守っていきたいと思います。