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愛と呼ぶには幼すぎ、恋と呼ぶには痛ましすぎる。これが彼らの一途でした

あの時、あの瞬間に「もし大人がいたら防げたのでは…」
まだ幼い少年達が、忌むべき事件に翻弄された結果
恋情だけを握り締めて行動を起こしてしまった
誰かが止めるべきだった。誰かが気付くべきだった
少年達は最も避けるべき道を選び、最も悲しい結末に辿り着いてしまった
これは悲劇のお話だ

なーんて社会人なら思うストーリーでした!
ですがこれは現実ではなく、才能ある作家様によるコミックス…そしてワタクシは男達の恋を見守る萌え深き腐ったばばあ……社会人のようにはレビュらないわよ!

福太と葵は恋をしていたんですね
恋人を守ろうと助けようと頑張ったんですね
病めるときも健やかなるときも恋した人と手を繋いでいくことを選んだんですね
電車に乗ってるときからずっと、福太は葵と手を繋いでいたんですね

今度蛍を探しにいくときは手を繋いで二人で行けばいいと思います
そうすれば冷たい雪の中でも繋いだ手があたたかいし暗い土の中も明るくなるし
おっと、失念していました
蛍はもう必要ないんでしたね
ずっと一緒にいられるんだから
冷たいのも暗いのも一緒にいられるんなら平気なんですよねずっとずっと

個人的にお供にしたイメソンは
前半から半ばまでは 私とワルツを/鬼束ちひろ
ラスト Be My Last/宇多田ヒカル
葵視点 眩暈/鬼束ちひろ  
でした。イメソン聞きながら作品世界に没頭するタイプの方、ご参考までにどうぞ

評価が萌止まりなのは、残念ながら事件性、葵の現状、犯人、ストーカーの正体等、ストーリーが読めてしまったからでした
これからのBL界に関しては、もっと不穏でガチガチのミステリーもホラーもどんとこいです~

キスだけじゃ駄目!初恋の呪いは王子様のHでトロけちゃうんです

攻「意地っ張りな君が僕に泣かされて……僕のことしか考えられなくなると思ったら、なんか……堪んない」

そりゃ堪んないでしょうなあああ!!
あ~かわいい。こりゃかわいい。

受のキャラが苦手な方が多いようですが、私は可愛いというか…一種の魔性だと思いました

受の呪われた唇から出る言葉ときたら
「冗談じゃない、なんで俺が男なんて好きになるんですか。やめてくださいよ。ホモとか、気持ち悪い」
でも心の中では
──俺も、あなたが好き。
──大好きなんです、ずっと。

う~ん、楽しい!

素っ気無いどころか、嫌われているとしか思えない想い人が
体を張って自分をかばい、ずっと好きでいてくれて、
自分に抱かれることを夢見て童貞処女なのにひとり後ろを慣らしていた
普段の態度も、全ては初恋のトラウマからくる天の邪鬼な好意の裏返し
快楽にトロけると素直に好意を表してくれる…
そりゃあ堪らんでしょうとも。魔性ですよ、これは。魔性です

途中までは受のあんまりな天の邪鬼っぷりと攻のひたむきさに
これはちょっと攻が理想の攻様になりすぎかな?と思っていたものの
読み進めていくうちに攻の天然が発覚して、にまにましました
おお、王子よ、あなたもポンコツだったのですね…!
なーんだ、ポンコツ王子と呪われ天の邪鬼の破れ鍋に綴蓋カップルじゃないですか~
そこからは安心してにまにまにやにや読みました

切なさに胸が痛むとか、ハラハラドキドキとか、感動とか、名作!といった話じゃないんですが
YoutubeのAV(アニマルビデオ)を見るような、リラックスした感覚で楽しめる良作です
疲れてて頭も感情も使いたくねえ!だけんどもBLで癒されたい!キュンキュンしたい!な気分のために本棚に保管しときたい一作です

とはいえ中盤の
受「俺があんたを好きになる可能性なんて、一パーセントもない」
攻「それでも〇・一パーセントでも希望があるのなら、それに賭けてみたくなってしまったんだ」
は名言でした。

エロが特に素晴らしかったです
ワタクシ、鬼畜攻、俺様攻は趣味じゃない民、優しい攻が萌2&神民なので
柔らかい口調で甘い攻のガッツリエロスは大好物でした~
そして新鮮だったのが、
ビッチでもH狂いでも、攻に無理矢理させられたんでもない
健気さからくる受の公開オ〇ニー&攻の体に局部を擦り付けるシーン
可愛かったです!萌えました!受可愛かったです!
受の痴態がエロいんじゃないんです可愛いんです!ここ大事な違いです!可愛いんですよ~!

本編を決して邪魔しない出しゃばり過ぎない脇カプが何気に名設定でもありました
凄いネタバレなりますけど
幼いころに養子になったため義兄弟関係にある旅館の息子ズ
寡黙真面目仕事できる義弟攻×年齢不詳の可愛くて奔放で男前な義兄受
お互い両想いであることは分かっていた?
家を出た義兄は義弟の知らないうちに風俗でサバを読みあっけらかんと働いていた
義弟の言葉で帰ってきたものの、親に悪いと手を出さない、でも離す気はない義弟にやきもきする義兄は
とうとう「俺はもうお前に興味はない」発言。
「プラトニックなんてありがたがって喜ぶような年じゃないからな。どうしてもってんなら、どっちか選べ。俺のことは諦めて放っておくか……俺をテメエで可愛がって満足させるかだ」と選択を迫る

Beastman×B コミック

猫田リコ 

クールでデキるイケメンが、ケダモノ(物理)と化した想い人に犯られちゃう

「いざって時は助けに来てくれよ。お前(受)が王子でオレ(攻)が姫って事で」
「やっぱ お前(受)かっこいいね」

そんなセリフがあるくらい、かっこいい受。猫田リコ先生では珍しいんじゃないでしょうか。このビュジュアル。実は、発売前に先生のTwitterで宣伝イラストを見たとき「ん?どっちが攻でどっちが受?」と思ってしまったくらい攻(しかもスパダリ)になれそうな受B。
そんなBが体が大きく力も強い狼の獣人に無理矢理犯されてしまう。
…かわいそう!(性的な黒髪イケメンおいしいです)かわいそう~!
でもこれはBL!ただのエロ話じゃありません。
実は獣人は、変な薬で変身させられた受が片思いしている先輩Aだったのです。よかった~!

それからはAはBの匂いを嗅ぐと獣人に変身。元に戻る方法はBに中出しすること。

こんな設定ですので、エロシーンがたっぷりです。一話一エロ(数えてないので定かではありません)くらいあります。が、修正は強め。
しかし、みなさまご存知の通り、尻に修正はかかりません。尻には修正がかからないのです。
このコミックス、臀部が強調されたえっちいコマがいっぱいあります。なので、「ええい、尻じゃ!尻を見せろォオ」という方には、大変ウハウハなコミックスになっております。

獣人ばかりではありません。ちゃんと人間のAとのエロもあります。獣人時ほどではありませんが、人間時のAも筋肉質です。個人的な萌えツボは、人間のときのキスシーンで顔にそえる指が性的ですばらしかったことです!
あと、ちょっぴりですがケモ耳、尻尾の攻も出てきます。そういう性癖の方のため書いておきます。でも、ほんとにちょびっとだけです。


もちろん、エロばっかりじゃありません。

クールなBは、AとのHに内心浮かれていても、態度には出しません。気持ちは秘密です。Aも「実はBのこと前から好きだったんだぜ…!」なんてこともなく、Bのことは可愛い後輩だと思っているので、戸惑うわけです。
そして!!Aは!獣人化しているときの!記憶が!ない!!
そんな状況なので、何度エロいことをしようとも二人はすれ違ったままなのです。
獣人化が解けていくとともに、Aの気持ちも…となっていくものの、じれったいのです。最後の方まで「おれたち実は両想い!?」なんて雰囲気は流れません。じれじれっぷりが楽しめます。
しかもAもBも、本心を表に出さないタイプなので「いや、なんでお前ら気持ちに気付かないんだよ…?鈍すぎかよ…」と呆れることのない、じれじれっぷりです!

捜査官やら組織という設定は出てくるものの、事件ものやサスペンスっぽい描写はありませんので、そういうのを求めている方には向きません。

獣人!エロ!尻!やらしいことされちゃう黒髪イケメン男前受!受から攻(脈無し)へのラブからの始まり!精神的なすれ違い!……なんかのワードが好きな方におすすめです~

本編終了後、全7ページのエロが良すぎて神

甘くて丁寧、優しいSな、エロエロH、ここにあります。

受が紳士だと思っていた攻めの紳士じゃないH。Sなんだけど、甘~い。よくある受を追い詰める系のSではなく、ふたりで気持ちよくなってる感じ。変態感もありません。
具体的にどんなふうかというと、
以下セリフ(ネタバレ激しいんで見たくない方は飛ばして下さい)






「恥ずかしいですっ…これ…」
「んー? 恥ずかしくないよ」

「今日はゆっくりやろう。痛かったらすぐ言ってね?」
「入った。怖くない?」

「もう イきたいっ…」
「でも もうちょっと がんばろうか…」

「俺 南部くんが気持ちいいとこたくさん見たい」
「もう十分気持ちいいですっ だから…」
「うん もっとっ…気持ちよくなるからもうちょい頑張ろう?」
「や…」


Sだけど、甘いんです。S顔も出てきません。甘い表情です。
全身の肌の密着度も高めで、甘々感に満ちています。最後もぎゅっとしていてラブラブ!
攻受ふたりの顔だけじゃなく体もばっちり描かれてる構図。

良いです…良いエロです…良いエロがここにあります
エロばっかですみません。しかし甘めで優しいエロが好きな同志さまに伝えたい。
ここに、上質な甘々エロがあるのだと…!

ストーリー自体もコミカルでおもしろかったです。