てんてんさんのマイページ

レビューした作品

PREMIUM レビューアー

女性てんてんさん

レビュー数129

ポイント数971

今年度7位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • 映像
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

2人の仲が噂になります

本品は『推しカプのために当て馬ヤンデレキャラを・・・』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編幕間、魔法学園祭から1月後のお話です。

魔法学園祭が終わって1月が過ぎた頃
"生徒会長がクラスメイトのアルトと付き合っている"という
噂話が生徒間で話題になります。

もとはと言えばグレンが
数日前にほのめかし発言をした発言をした事がきっかけで
教室で人目をはばからず「浮気は許さない」などと発言し
クラスメイトを衝撃の渦に巻き込んだのです。

アルトが都立久米宇暇もないまま
噂は瞬く間に広がっていき・・・

A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)2段組12頁の
大ボリュームにて2人の仲が噂になるお話です。

そんな時にアルトは新聞部だという2年生に
いろんな人に新聞を読んでもらいたいからと
馴れ初めや付き合ってからの端名を聞きたいといわれ
付きまとわれるお話です。

学園内を席巻する噂をネタにして新聞をつくりたいと
アルトとともにグレンも観察対象にされたため
真面目な記事にするとインタビューを受けるのですが
グレンの記事は完全に惚気話なのですよ♪

そんな気はさらさらなかったグレンに謝られますが
真摯に謝られてもアレンの居た堪れなさや恥ずかしさは
減らないのですよね (^m^)

ありのままなら良い、という事ではないというのが
面白かったです。

※他店舗特典(レビュー済)
フェア店舗特典は学園祭から3日後のお話です。

アルトの隙を教えて

本品は『推しカプのために当て馬ヤンデレキャラを・・・』の
フェア店舗特典イラストカードになります。

表面は中扉モノクロイラストで
裏面に学園祭から3日後のお話が収録されています。

学園祭から3日後
アルトは紅蓮に頼まれた本をもって領の部屋を訪れます。

持参した本は紅蓮と本屋に行った時に買った本で
身分違いの若者の恋を描いた本で
全の愛読書を彷彿とされる恋愛小説です。

紅蓮はあまり小説を読まないと言っていたので
興味を持ってくれたことが嬉しいアルトでしたが・・・

ポスカサイズカードの三段組で
本編中でアルトが買った本に絡んだお話です。

グレンはアルトの好きなものを全部把しておきたいと言い
感想を求められたアルトは意気揚々と語りだすのですが

グレンに少しでも興味を持ってほしいと
熱心に好きなシーンなどを語っているうちに
グレンの思考がズレていって
「寮も相部屋に」とか言い出すのですよ(笑)

アルトしか見えいないのはいいけど
このままで大丈夫かな!? って思ってしまいました (^_^A)

※他特典(レビュー済)
コミコミ特典は学園祭から1ケ月後のお話です。

モブキャラなのに執着される展開が美味しいです

今回は侯爵家の次男と伯爵家の長男のお話です。

前世の愛読書の世界の当て馬キャラに転生した受様が
役割通りのキャラを演じた事で攻様ニロックオンされる顛末と
攻視点、本来の物語の受視点での番外編を収録。

受様は親から漫画やゲームを禁止されていましたが
参考書を買いに行って奇麗な表紙のBL小説を手にして
腐男子となります。

愛読書は平民の美少年が貴族の攻めと恋に落ちる話で
アニメ化が決定したにもかかわらず受様は事故死してしまい
魔法学園に中途入学した事で自分が愛読書の世界の
当て馬キャラに転生していると気づくのです。

受様のキャラは
優秀な魔法使いを輩出する伯爵家の長男です。

母親にスパルタ教育をされますが
8才で大病を患ったために弟が後継者となり
母親は受様に無関心になります。

受様は病気になる前にパーティで出会った少年と
また会いたいという強い思いで病を克服し
猛勉強して18才で学園に入るのです。

この少年こそ今回の攻様であり
受様の推しカプの攻様その人です♪

受様のキャラは攻様を運命の相手だ思い込んで
付きまとって1週間後には公衆の面前で告白するも
拒絶されたことでより強く執着し行き
主人公に嫉妬して攻様との仲を切り裂こうとします。

今の受様は自分が当て馬だと知っていますし
推しカプである攻様に恋愛感情はないのですが
推しカプの幸せのためヤンデレキャラを
演じる事にします。

果たして受様の演技は攻様達に通じるのか!?

WEB小説サイト「アルファポリス」掲載作に
改稿加筆しての書籍化でカリスマ生徒会長の攻様に
当て馬キャラの受様の異世界転生ファンタジーです♪

今回の受様は物語世界のキャラに転生しますが
主人公のライバル役ではあるものの
攻様と婚約しているような関係性が確立した役ではなく

攻様が主人公に惹かれていく事で嫉妬して
嫌がらせをする役というちょっと捻ったというか
王道からは外れた役柄になります。

しかも役柄の設定と言動を知る受様は
"推しカプ"となる2人を目の前で見るために
積極的に役柄を演じるのですが

はっきり言って上手ではない上に
主人公を目障りだと思う生徒の行動を阻止したために
主人公と受様、主人公と友人や攻様との関わり方が変わりいき
それによって攻様と受様の関係性も変化していきます。

少しづつ変化していく事が結果的に大変化を起し
物語通りの展開を狙っているはずなのに
受様的にはなぜこうなった!? 的な展開になっていくのが
とても面白かったです。

最初は塩対応な攻様が徐々に執着系になっていく様も
MYツボでたいへん美味しかったです♪

すれ違いの元は

本品は『三度目の人生は冷酷な獣人王子と・・・』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、アンスフェルムの悩み事に関するお話です。

ラーディンと一夜を過ごしたよく朝、
アンスフェルムの様子を伺いに訪れたナシブ伯爵に
寝台に臥せっている実を書物を読んでいて寝過ごしたと
応えたアンスフェルムでしたが

ラーディンから無理をさせたから躰を労わる様に
という伝言を受けていたようで
アンスフェルムはバレているにしても
配慮のないラーディンに怒りを覚えます。

しかしながらナシブ伯爵は
ラーディンが浮かれている様子を初めて見たと言い
アンスフェルムにどれほど感謝してもし足りないと言い・・・

A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)2段組12頁の
大ボリュームにて2人の閨事情になります。

おさい朝食を終えた後
アンスフェルムは王宮内を散歩しながら
ラーディンとの認識の違いについて考えようとしますが

アンスフェルムを見つけたという
ラーディンが渡り廊下から飛び降りて来て
体は大丈夫か、無理をさせたと言われてしまい
あまりのことに絶叫してしまうのですよ(笑)

2人の認識違いは
認識の違いというか、立場の違いというか
BLでは王道なすれ違いなのでニマニマしつつ

それぞれが互いのために努力していく様が
楽しいお話でした。

2度殺された王子の伴侶になります

今回はバルダンの第一王子とエルガーの先王庶子のお話です。

時間魔力を持つ受様が攻様に殺さない未来を目指して
3度目の人生の顛末と攻視点の番外編を収録。

この世界の人間は1つか2つの魔力を持ちます。

エルガー王国の先王の庶子として生まれた受様は
時間と水の2つの属性を持っていましたが
時間の魔力属性は大変珍しい属性なため
受様の魔力は水属性のみ公にされます。

受様は時間魔力によって獣人国の王子である
攻様に殺された人生を2度も巻き戻り
3度目の回帰を果たします。

攻様は獅子族の獣人で魔力こそないものの
傑出したカリスマ性と比類なき剣技で獣人達をまとめ
バルダンを国としての体裁を整えて平定した立役者です。

受様は先王の庶子のため宮廷での立場が弱く
大陸の言語に精通して通訳となります。

バルダンは国になる前は周辺国との関係が最悪でしたが
エルガー王国は同盟と政略結婚を持ち掛けた事で
攻様がやってきます。

しかしエルガーの真の目的はバルダンの魔石鉱脈なため
受様はエルガーの裏切り知った攻様によって
裏切り者として殺されます。

受様は攻様が伴侶には温情を見せた過去から
婚約者候補に立候補します。

受様は今度こそ生き残れるのか!?

WEB小説サイト「ムーンライトノベルズ」掲載作に
加筆修正しての書籍化で獣人族の王子である攻様に
2度殺された受様の巻き戻りファンタジーになります♪

タイトルが盛大なネタバレですが
物語の冒頭が受様が攻様に殺されるシーンという
衝撃的なハラハラなスタートなためかえって
ワクワク&ドキドキで読み始めました(笑)

実は受様は通訳としてバルダン国に向かい
2国の橋渡し的な役目を担っていましたが
バルダンの魔石鉱脈を狙うエドガー側の工作で
攻様に裏切り者として殺されます。

時間魔力で生き延びますが
3度目の回帰は無理だろう判断した受様が
攻様の婚約者になる道を選ぶのですが

王妃の反対によって前回攻様の婚約者に選ばれた
獣人嫌いの公爵家次男も候補者の1人として
バルダン国に同行する事となります。

攻様は受様との婚姻にかなり乗り気なので
受様の未来は明るいのかと思うのですが

受様と攻様を巡る人物達の思惑も複雑に交差する上
魔石を狙うエドガー側の策略をも阻まねばならず
なかなか危機は去りません。

受様を憎み暗殺もいとわない現王の王妃
父公爵に厄介払いとして婚約者候補にされた公爵家次男
攻様に周波をおくる猫獣人のパルミラ王妃

受様が攻様の伴侶として確かな幸せを掴むまで
楽しく読ませて頂きました (^-^)/

北沢先生のイラストが萌ツボを激押ししてくれました♡

組員から見た別居騒動

本品は『極道さんは尽くしたがりなパパで愛妻家』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編幕間、賢吾と佐知が騒動に関する組員達のお話です。

庭の警備をしていた今井は年配の組員から
賢吾と佐知の別居話らついて声を掛けられます。

今井も年配の組員も誰かの聞き間違えか
誤解だろうと考えていましたが別の組員がやってきて
「佐知さんはすでに本宅に移動しちまったよ」と
ひそひそ声で話しかけられます。

どっちが悪いかという話になりますが・・・

A4サイズ両面にて組員視点での東雲組のお話です。

賢吾が佐知を追い出すわけがないけれど
佐知がどこかで悪い虫をつけてきたかも!? などと
他の組員達も集まってああだこうだと憶測は泊まりません。

理由はわからなくても組員たちが
味方する方は決まっていて廃工場での出来事の後
彼らが賢吾に怒られている様子と絡められていて

佐知、大モテでとても楽しく読ませて頂きました (^-^)/

屋敷内別居でロミジュリな2人です

本シリーズは子持ちの任侠ヤクザの若頭と
三代目院長のお話です。

東雲組若頭補佐と雨宮医院看護師カプのすれ違いに
起因する攻様と受様の別居生活の顛末を収録。

任侠系ヤクザ東雲組の若頭補佐である攻様は
見た目も良く頭も切れて女性にもモテますが
攻様の唯一は幼馴染の受様でした。

受様は組指定病院の三代目医院長です。
天然系美人の受様は攻様が義弟を愛息として引き取り
子育てに巻き込んた事で恋仲となり
今では愛息ともども攻様の家族となります。

ある日曜日、受様は急遽往診で
愛息との約束を反故にしてしまいます。

往診を終えた受様が急いで帰宅すると
親友と遊ぶ愛息達が何か騒がしくしていました。

近寄っていくと屋根の上で子猫が烏に襲われていて
受様は倉庫から脚立を抱えてきて
烏から子猫を助けますが

子供達に向かった烏を追って体制を崩して落ちかけて
地面のボールを踏んで投げ出されてしまいますが
攻様に受け止められて難を脱します。

しかしながら地面に足を着いた受様が
顔を歪めて声をあげた事で

医者だ!、救急車か!? はやくねかせてあげなきゃ! と
組をあげての騒動となるのですが
この騒動は更なる騒動を引き起こす事になり!?

東雲組の夫婦漫才カプの人情ラブコメ最新刊は
受様達に3組のカプが絡まって起こす騒動になります♪

19巻ともなると主役に絡まる主要な脇キャラ(笑)だけでなく
その時々で主役たちと絡むキャラも沢山います。

今回は受様の怪我が関係者各位に大げさに伝えられた結果
京都の佐野原組組長と組弁護士カプ(未満)と
イタリアにいるはずの愛息の伯父のマフィアとその伴侶が
押しかけてくるのですよ Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

受様瀕死説は無事に誤解が解けますが
受様の腹心である若頭補佐カプの揉め事が
他のカプにも波及する事となり

受様は佐野原組長達に(同じ立場として)拉致らる事となり
攻様は受様と引き離されて屋敷内別居をさせられる
事態に発展していきます。

若頭補佐とパートナーである看護師の揉め事は
若頭補佐にパートナーを護るための想いに起因していて
どうしても譲れないモノなのですが

護られるだけのパートナーでいたくない看護師の想いは
俺様な伴侶や恋人候補を持つ者達には同意しかなく
攻めVS受けの構図となっていってワクワクが止まりません!!

お久しぶりなキャラもいい味出す参加ぶりで
とても楽しく読ませて頂きました ヾ(≧▽≦)ノ

下手をするとキャラ乱立でわちゃわちゃとそうですが
それぞれの持ち味と性格が言動にきちんと反映していて

若頭補佐に助言する攻様の言葉も
看護師や受ちゃんズを説得する受様の言葉も
2人のこれまでが活きていてとっても良かったです♡

内容的に最終巻か!? と思わされましたが
まだまだ続いて欲しいシリーズです。

愛した人の心を知りたくて

今回は侯爵家を継いだ庶子と伯爵家の次男のお話です。

政略結婚した攻様年に別れた上に毒殺された受様が
死に戻った人生で攻様と幸せになるまで。

この世界は神殿神官の聖職貴族と
4つの爵位貴族の5エレメンツで構成されますが
エレメンツ以外の地上で暮らす人々が増えると
地上は郊外、知事用の人は平民と呼ばれる様になります。

エレメンツは同性結婚で父母の遺伝時情報から
有用な因子だけを取り出した人口肺で生まれる為
異性恋愛や異性結婚、雌雄の交尾で子孫を増やす事は
欲望と快楽を優先させる愛のない野蛮な現象とされます。

しかしながら遺伝子コーディネイトで生まれながら
疾患で1年半保育施設にいた事から両親に失敗作扱いされ
兄や姉のように愛されませんでした。

兄は受様を可愛がってくれますが
12の時に亡くなると受様が仲が良いエレメンツは
2つ上の従姉だけになります。

そんな受様が変わったのは中等部で
後頭部に転校してきた侯爵家の庶子と出会った事でした。
彼が今回の攻様になります♪

攻様は侯爵と平民の間に生まれた庶子ですが
正妻との間の子供達を亡くした侯爵は後継者として
攻様を養子としたのです。

平民暮らしの長い攻様は貴族の中で異質な存在でしたが
あるきっかけで攻様に助けられた受様は
急速に攻様に惹かれていくのです。

攻様に郊外に住む恋人がいると知っても
彼に認めてもらって親しくなることを目標としますが
攻様の結婚話を耳にした受様は
攻様と政略結婚する伝手を探す事でした。

2人の結婚生活は上手くいかず攻様は事故死し
受様は何者かに毒殺された・・・はずでしたが
受様が気が付くと攻様との結婚式の最中で!?

庶子から当主になった攻様と政略結婚した受様の
死に戻りファンタジーになります♪

受様を愛してくれないままに亡くなった攻様の書いた
受様宛のメッセージを発見しながらも
受様もまた死んでしまうシーンから始まる本作は

受様の1度目の人生の邂逅を経て
死に戻った2度目の人生で
自分がなぜ殺されたのかを探る事になるという
ミステリ要素もありとても面白かったです。

1度目の人生が丁寧に描かれる事で
2度目の人生の伏線になるのがスゴイ ヾ(≧▽≦)ノ

中性的な容姿が受様と似ている父方の従姉
両親に溺愛され伯爵家を継ぐ受様の姉
攻様父に愛されず攻様が気に入らない攻様の義母
攻様が侯爵となっても付き合いが続く幼馴染

受様の言動が変わる事で攻様の言動も変わっていき
受様には見えなかった攻様の真実が見えていく様に
ワクワク&ドキドキ、

受様の死を招いた真犯人は意外ではありましたが
殺害計画が2人のすれ違いほど緻密さを感じなかったのは
犯人の杜撰さなのかもですが

幕引きのための駆け足になった感じが強かったので
今回は「萌2」とさせて頂きます。

やきもち焼きのアシュヴァルト

本品は『転生妃の大誤算』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、アシュヴァルドが少年になるお話です。

昨日、
オルガは訓練場でロベルトと県の手合わせをした後
幼少期の話になります。

その際にアシュヴァルトが
子供らしくない子共だったと聞いて
早熟せざるを得ない環境だったのかなと
考えたのですが

今、なぜかアシュヴァルトが
10才くらいの可憐な少年姿で現れます。

どうしてそんな姿になったのか
訊いてみると・・・

A4サイズ両面にて
アシュヴァルドが少年になるお話です。

どうやらオルガが
アシュヴァルドの子供の頃の姿を見たいと言っていた
ロベルトとの会話を聞いていたらしいのですが

アシュヴァルトの事なら
ロベルトではなく本人に聞けという事らしく
圧を感じる話しぶりですがようはやきもちですよ。

アシュヴァルトにはオルガの声も聞こえていて
そこからアシュヴァルトの頭をなでなでしたりと
なんとも微笑ましい小話でした。

前世を思いだしたので平和な暮らしを望みます

今回はアシュ=タリカ皇帝とラヴァンテールの王子のお話です。

前世を思いだした受様が
攻様に愛されて伴侶となるまでの本編に
本編裏事情を絡めた攻視点の番外編を収録。

受様は王子として生まれますが
王位継承争奪戦が繰り広げられる王宮は
常に死と隣り合わせの日々でした。

受様もあらゆる手段で他者を蹴落していましたが
ある朝目覚めたら会社員だった前世を思いだし
王位への執着が消えてしまいます。

そのまま王位争奪戦から離脱しますが
真意を疑われて刺客が増えたため
大国の皇帝である攻様への輿入れ話に乗って
国から出る道を選ぶのです。

この世界は
魔法を用いれば同性間でも子供が産まれるので
受様は命よりは尻を差し出す覚悟で嫁ぎますが

何十人といる側室に過ぎない受様にお渡りはなく
日課の素振り後にゆったりと朝食までとれる日々は
祖国では考えられないものでした。

最近は朝食後の庭の散歩が新たな日課になり
ある日草木に隠された細い道を歩いていた受様は
様々な純白の花が咲き誇る花畑に出たのです。

人気のないのに手入れのされた花畑に驚いていると
狼なみの大きい白い犬が現れて見つめあってしまいますが
犬はその場に伏せて目を閉じました。

眠るワンコに惹かれた受様が
「撫でてもいいか」と問いかけると小さく「わん」と鳴かれ
許されたと思った受様は思いきり撫でまわすのですが

その犬こそが受様の夫である皇帝であり
魔導士である攻様なのですよ Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

思いがけず攻様と交流を果たした受様の未来とは!?

多くの側室をもつ攻様と新たに後宮淹れした受様の
異世界転生ファンタジーになります♪

前世を思いだて王位争いに興味を無くした受様が
死なないために攻様に嫁ぐという選択をするのが
まずMYツボでした♡

攻様は感情を表に出さない人で
処罰された貴族が罵詈雑言を浴びせても
美男美女に迫られても全く表情を変えないのですが

受様が犬だと思っているにも関わらず
前世や諸事情を話したす受様を変わり者と思いながらも
関心を持ってしまう攻様の様子がとても楽しいです。

そんな攻様にロックオンされたらもう逃げ道はない!!
という展開も実に楽しいです ヾ(≧▽≦)ノ

攻様の護衛騎士の侯爵家嫡男で次期当主の忠誠
美貌を誇るアィオルム公爵家出の側妃の思惑
魅了の魔力を持つヴァンテール公爵家出の側妃の計略
攻様の魔法の師匠でもある叔母の真意

攻様に気に入られた事で受様は
望まぬままに攻様の正妃を狙う妃達に目をつけれてますが
攻様が受様しか目に入れていないので

受様がはめられてしまってもワクワク&ドキドキで
邪魔者が排除されての大団円まで
楽しく読ませて頂きました♪