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叶わぬ騎士の夢 電子 コミック

Sujin Kim 

攻めである皇帝のド執着が最高すぎる!!

四年前、イアンはカリヤンを皇帝の座につかせた。

それまで、カリヤンの性○処理係を務めていたイアン。
皇帝となったことで皇妃を娶ったカリヤンの前から、役目は終わったと姿を消してしまう。

が、三年後。
イアンの兄が処刑されると聞き、慌ててカリヤンの前に姿を現したイアンだったが、寝たフリをしていたカリヤンに迫られて、、、
という冒頭。


タイトルの「叶わぬ騎士」とは、もちろんイアンのことなのですが、イアンの夢とはひとり田舎を静かに旅することなので、絶対に叶いません。

というか、カリヤンがイアンに執着していて、皇帝になった途端に消えたイアンを探すため、ありとあらゆる手を尽くしましたが、まったく見つからず、、
という、受けであるイアンのことを、大好きすぎるエピソードが、執着攻め好きとしては最強に大好きすぎる展開でした。


そもそも、カリヤンの皇妃は、イアンの兄の元婚約者。
三年後に戻ってきたときには、お子もいて(イアンにそっくりの皇子)、でもイアンしか見えてないし、イアンが傍を離れようとするのを怒るし、自分に不利なことをしようとするとすぐにイアン兄のクビはないと脅したり、、、

そこまでして執着してるのかーーい!
と、歓喜の悲鳴を上げ、気付けば全九話を完走していたまりあげはさんでした。


ちなみに、皇妃が出てきますが、元々はイアンの兄の婚約者です。
ふたりの間のお子がいますが、この子はカリヤンと皇妃のお子ではなく、、、
というのは、BL展開的にお約束ですよね?!!


受けが、他の男との前では攻めになっていたりしますが、受けとして溺愛されまくるのはカリヤンの前でだけなので、ぜひそういった設定が苦手じゃない方は、トンデモないくらいイアンに執着するカリヤンのBIGLOVEを最後まで見届けていただきたいです!


ちなみに、本編終了後の番外編のカリヤンの、イアンへのベッタリぶりは最高に良き良きなので、そこだけでもぜひ読んでいただきたいです♡


全ページフルカラーで、画がきれいです!

タイトル末尾の「0」とは、、、?!!

てっきり続編かと思っていたら、今回は「0」ということで、ふたりの出逢いなどを描く前日譚的な意味合いの「0」でした。

密里視点から描かれた、両親を亡くしてからフォークの葵と出逢い、葛藤の末、仲を深めていくエピソードに、
密里はあのときこんな風に感じていたのか、など、本編からでは今ひとつ把握しきれなかった細かな心理描写が描かれており、なんだか個人的には意外性を感じたお話でした。


そして、葵視点から見た密里Loveな番外編。

「シュガーケージ」という、先輩の密里を好きすぎるが故に、幼い頃、密里を舐めたという犬にまでバース性がありフォークで、すでにその頃からケーキとして密里は覚醒していたんじゃないか、、
など、疑心暗鬼になっていた葵の執着ぶりが微笑ましく、これぞいつものかわきずだなあ…///!
と、頷きながら読ませていただきました。

また、巻末にはCDの収録エピソードもあり、読んだことで音声作品の解析度の上がるレポートだったのではないでしょうか。


早く続編も読みたいですが、たまにはこうやって過去のエピソードを別視点から掘り下げて、
あのときあのキャラクターは、こう思ってたんだねえ! と思えるストーリーも良きと思った「0」エピソードでした。


ちなみに紙コミックスでの修正は、白短冊でした。





身分差BLかと思いきや、、、?!!

TLに流れてきて試し読みし、身分差好きだし、面白そう♡
と思って即ポチっとしてみました。


お話としては、
誰に対しても分け隔てなく接する御曹司の亜蘭が、大学の構内でボールにぶつかり倒れてしまう。
すると、そこへその原因を作った男、昴がやって来て謝罪する。
瞬間、亜蘭の身体に衝撃が走り、そこから昴と少しでも接点がほしく、周囲をうろつき始めますが、すげなくされて、、、
という冒頭。


亜蘭が悪ぎなく、昴と仲良くなりたいがために、昴のことを想ってプレゼント攻撃を仕掛けるのですが、家庭環境が複雑で自活し、生活苦しい昴にとってその亜蘭の好意はお節介でしかないのですが、
途中、まさかの亜蘭の親の会社が倒産。

一夜にして金持ちから貧乏へと転落し、住む場所も変わり、なんと偶然昴の住むアパートの隣へ引っ越してくるという、
まさに起承転結だったら、「転」すぎる展開に。


果たして、お隣同士となったふたり。

昴のバイト先であるラーメン屋で、バイトが欲しいから誰かいないかと尋ねるあのくだりに、
もしや、亜蘭が一緒にバイトを始めるのかなあ、、
と、薄々勘繰っていましたが、
まさかの御曹司から貧乏人になってしまったが故に、収入が必要でという展開で始めるとは、
さすがに予想していませんでした。

生活力のない亜蘭に、昴はバ先でも家でも亜蘭を放っておけなくて、、、
また、マイナスのイメージだった亜蘭が、本当はイイヤツだと気付き始め、、、

知らず知らずのうちに、亜蘭の人柄に惹かれていった昴。



で、
亜蘭が御曹司でなくなったことで、それまで周囲にいたセレブの友達たちは、肩書きだけをみていただけの付き合いで、離れていってしまいました。

が、
かつて亜蘭に危機を救ってもらい、恩があるという人物が金塊や、亜蘭が友達だと思っていた人たちに贈っていたプレゼントなどを回収し、持ってくるという救いのスカッとジャ○ン(古いネタですみません!)的展開も。

それから、幼い頃に亜蘭へ求婚し、今回亜蘭の危機を聞き付けやって来た、超金持ちである石油王の孫の理陽斗。
プロポーズされ、昴のことが好きな亜蘭は断ります。

ですが直後、昴の高校時代からの友達たっつんから、昴のことを好きだから離れて欲しいとお願いされてしまいます。


併せて、理陽斗から御曹司時代にずっとお世話役を務めてくれていた爺やが、身よりなく孤独に田舎で暮らしていることを知り、自分が理陽斗と結婚すれば、なにもかもがうまくいくのでは、、、?!!
という思いが過ぎり、、


そんなとき、就職が決まった昴。
遠方へ行くこととなり、亜蘭にも着いてきてほしいと告白しますが、、、




とにかく、タイトルの御曹司にとらわれすぎて、身分差BLめっちゃ好き♡
などと、軽い気持ちで読むと(それは、まりあげはだけ!)まさかのスト重で、後半はその急展開と亜蘭の人柄の良さに、切なさで胸がギュッと押し潰されそうになります。


良い意味で、冒頭と結末で裏切られるBL。


お表紙の攻めが持つ花束も、結末まで読むと、本当にすごくお話が練られていて、そこで今度はそっちが花束出してきたァァァ?!!
と、ひとり興奮したまりあげはでした。



少しでも興味を持たれた方は、読んでみては如何でしょうか。

リューカの焦り顔が、ふたりのすれ違いぶりを物語っている?!!

同性同士の恋愛や結婚が認められてい国を舞台にした、王族の遠戚にあたるラエド家の子息ジャルダークが、友達兼付き人のアマルに片恋しているジレジレ距離のお話です。

というのも、アマルはジャルダークの言うことは、すべて「いいよ」で、受け入れてしまうからだ。


はたから見ると、付き合っていると思われているふたりだが、それはジャルダークが周囲にそのような素振りを見せ、牽制しているからで、、


「いいよ」じゃなく、
「ジャルダークが好きだから」と、アマルに言わせたいジャルダーク。
帯にもある通り、
とにかくアマルを好きすぎるが故に、
攻めて! 攻めて! 攻めまくります!!

が、えちな展開になっても、その後はいつも切り替えが早く、甘い展開にはならずで、、、


一方、アマルは、、、
というと。

ジャルダークのことを好きになっていましたが、身分差故に、恋人などありえないと自分に言い聞かせ、距離を置いたり、自制していて、、、

という、完全なるすれ違い片想いが、焦れっ焦れで最ッツ高ッツデス!!(鼻息荒い)


そして、ジャルダークとの距離感に焦ったアマルの両親が送り込んだ? 親戚のリューカ。
当て馬ポジション…かと思いきや、なんだかんだふたりが両想いであることに気付き、
けれど、たいそうふたりが関係を拗らせていることにも気付き、ふたりの後ろでタジタジになっているリューカが、個人的には好きでした。


で、最終的には、アマルを襲った命の危機によって両片想いが、両想いとなるのですが、、、♡!


グイグイくる攻めの好意に、なかなか気付かないどころか、自制しちゃう受けちゃんが、めちゃカワイかったですし、攻め報われろーーー! と吠えたくなる身分差BLでした!


身分差、すれ違い拗らせ両片想い、褐色肌、当て馬がタジタジしちゃうお話がお好きな方には、オススメです♪

塩対応の同級生の秘密を知ってしまったことで、、、?!!

ヤ○チンチャラ男DKの大河。


更衣室にパンツが落ちていたため、大河が拾うと、そこには顔が好みのクラスメイトの男子、涼宮が。

つい出来心で、パンツを返さない意地悪を仕掛けると、なんと涼宮がそこでツルっと転んでしまい、、、
慌てて下を隠す涼宮。

見た? との問いかけに、ちょっと…と応える大河。
慌ててその場をあとにする涼宮だったが、その一方で大河のtn…が男相手に反応したことに、自ら驚いて、、、
という冒頭。

まず、この涼宮の「見た?」の問い掛けの意味合いが、双方で違っていたこと。
そのせいで、涼宮の秘密が暴かれることとなり、またその秘密を盾にセ○レになるよう大河は迫ります。

人間と人魚の間に生まれた涼宮は、人魚の出来損ないだと言います。

が、大河には秘密が露呈される前に、一瞬ですがすでに涼宮の足が人魚の尾に見えてしまい、、、


実はこの一瞬が、後の大きな伏線のひとつでした。

そして、人魚として中途半端な涼宮は、人魚と交わらないと、泡となって消えてしまう切な設定や、
人魚は男でも子どもを産むことができるという設定もあり、
大河との恋の行方はどうなっちゃうの?!!
と、童話人魚姫のベースをしているが故に、終始焦り気味で物語を読んでいたのは、まりあげはだけじゃないはずです。


また、涼宮が中途半端に生まれてきたせいで、大切な人たちを傷つけてしまう、という過去の悔いから、人魚とお見合いして、子どもを生む、
という終盤での、颯真の既定路線である未来と葛藤とが切なく、、、涙

けれど、どうやら他にも颯真が生き延びる方法はあるようで。



当て馬として登場したお見合い相手である人魚の男と、人間の大河。

結果、どちらとともに一緒にある未来を涼宮が選んだかというと、、、?!!


ちなみに人魚は、お腹あたりの鱗を触られると、イってしまいそうなくらい気持ち良いようです。
紙コミックスでは、例の如く修正は甘く、tnへのトーンの貼り方がえちえちであることまで分かってしまう程の修正でした(◜ᴗ◝ )ニヨニヨ



ヤリ○ンな攻めが一途に受けを愛する設定や、切ないファンタジー系BL、普段は塩対応のクセに攻めが接近すると赤面しちゃうカワイイ受けなどがお好きな方には、オススメの一冊です!






秋雨先生のスパダリが、今回もスパダリすぎるーー!!(震えるまりあげは)

前職場で、恋人だと思っていた男から手酷い扱いを受けたこともあり、人間不信に陥った颯真。

父親のデザイン事務所を引き継ぎ、手描きで建築パースを描いていた。

そんなある日、このご時世にめずらしく、取り引き先の建築会社の営業エースが顔合わせにやってきた。

神矢と名乗るその男は、元大手建設会社に勤務しており、しかも営業スマイルの破壊力がハンパない造形美の、好みのイケメンだった。

もうこの先は、逢うことがないだろう。

そう思っていたが、その後もちょくちょく颯真に会いに来て、夕食をともにするようになり、惹かれていく颯真。

傷つきたくない颯真と、積極的にアピールしてくる神矢。

そして、人間不信に陥った原因の男も、まさかのカタチで登場して、、、?!!



前作のファンタジーに登場した包容力高めなスパダリ攻めも良き良きでしたが、今回の御曹司兼営業エースなスパダリ感あるグイグイくる攻めも良き良きでしたーー///♡!


人当たりよく、誘われれば誰彼かまわずな攻めが、一途に受けをロックオンする、、
めっちゃその設定が好みすぎてェェェ(ポジティブに悶絶)!!


あと個人的に、颯真を人間不審に陥れた男に対しても、きっぱりはっきり関わるなと忠告しつつ、きちんとその男のリカバーもしてるエリートならではのスマートさも、
これぞ、
ス パ ダ リ !!
と、興奮いたしました。


描き下ろしの、猫と間違えて颯真が神矢頭をギュッとするの、好きぃ…(好きすぎて語尾に、エコーかかる)でした///!


王道スパダリ攻め好きさんに、ぜひ推薦図書とさせてください!!(圧)


思った以上に自分が嫉妬深いことに気付いた年下攻めが、最高♡

スピンオフ元の北大路と有馬のお話が大好きすぎるマンのまりあげは。

スピンオフのお付き合い編のふたり、、
ヤバ…!
目黒×水野、めちゃ良きなのだが!!
と、両手で顔を覆いながら悶絶いたしました。


少女マンガが趣味の水野は、北大路に誘われ、東京のコラボカフェへ行くことに。
けれど、少女マンガ好きであることを知られ、嫌われたくなくて目黒に伝えられず、、

そのせいですれ違いが起きてしまいますが、、、

勇気を出して趣味を伝えた水野に、目黒の反応は安堵したものでした。

むしろ、水野をよしよししてる目黒の包容力、良!!
そして、体格差あるよしよしされている年上水野もカワイすぎでした///!!


からの、沖縄社員旅行!!
部下と上司で一緒に回れず、悶々とする水野が良!!

しかし今回、溺れかけた水野を助け、縫うほどの傷を負ってしまった目黒。
お泊まりお世話がスタートするのですが、
まさかのこれが目黒の過去を掘り下げるシリアスエピソードで。


幼き頃に目黒が母親に買ってもらった絵本を手にした水野は、たとえ目黒の運命の相手が自分でなかったとしても、いつかその穴が埋まるといい、などと健気なことを願います。


直後、水野は偶然にも目黒が女性とカフェで会っているところを目撃してしまいます。


幼かった目黒を捨てた母親でした。

情緒不安定になる目黒。

今度は、水野にギュッとされて――。


この作品のいいところって、個人的にはここ! なんですよね!!

攻め受け、役割はあるけれど、どちらもお互いがめげていたりすると、ギュッとしたり、よしよししたり、、、
メンタル面での役割が、いい意味で攻めも受けもないというか、両方精神的攻めだったり、受けだったりで人として支え合う感じが(分かりずらい表現ですみません!)、ほんとふたりとも男前だし、ふたりとも好きな人の前では弱みみせられる信頼関係的な絆が、本当に好き…♡
と、なりました。


あと、北大路ファンとしては、北大路ががちょいちょい出てきて、水野と少女マンガ談を弾ませるエピソードも好き…♡ってなってました!!嬉


体格差、年下攻め、でもお互いよしよしし合っているcpが好きな方にはオススメシリーズです♪


イケメン攻めの、傷ついた顔がそそる♡

仲がいい会社の同期である城戸を好きな蝶野。

職場の忘年会でのプレゼント交換で、まさかのセクシーな下着とローションが当たってしまったことで、城戸にゲイバレしてしまう。

が、城戸を好きという本心がバレたくなくて、好きにならないから安心してと言い放ってしまった蝶野。
(この次のコマの傷ついた顔の攻めがめっちゃ好きです!攻めには、受けを大好きすぎるが故に、傷付いてほしいときがある by まりあげは)


同時に、今後城戸には必要以上に関わらないようにするから、誰にも言わないでほしいと懇願するが、
取り引き条件としてそのプレゼントで当たった下着を着るはめになり、、、
という冒頭。


タイトル通り、まさに「好き」って言いたいけれど言えないふたりがもどかしくて、、
しかも、両片想いってわかるほど、お互いがお互いのこと好きムーブ出してるのにね、って思ってしまうのは第三者の読者だからでしょう。

城戸が蝶野のことを好きすぎて大切にしまくっているのは、態度でめっちゃ分かるし、危機を助けてくれるのはやっぱり愛ゆえよなあ…♡
と、思ってしまうほどには攻めの溺愛が過ぎるわけで///ニヨニヨ

そう言えば、間違って恋人へのプレゼントを忘年会のプレゼントと間違って出しちゃったメガネのゲイのカレ。
あのカレが、もっとお話を不穏に拗らせてくれるのかと思ってビビっていたら、あのプレゼントは間違いだったんですよ、しかも同じゲイなんですね?!! 的なだけの人物で、ちょっと安堵しました。


人間素直が一番。
でも、相手のことを好きだったら、隣にいられるだけで幸せだと思ってしまうのはデフォなので、押しの強いイケメン攻めは正義だなあ♡と、キュンとさせられた一冊でした。


そして、初コミックスおめでとうございます!
まりあげはも、先生と同じくさくら味を愛してチョコミン党(ちょっぴり片足突っ込んでます!)です!(カバーの折り返しコメントに、求められていないのに勝手にアンサーしてる腐の民より)

両片想いなのにすれ違いまくり?!! 攻め視点で描かれたストーリー!

アイドル×イベント会社勤務の年上一般人、すでに付き合っている二人のお話でした!

ちなみに年下攻めで、めずらしく攻め視点。
そして、攻めが受けのことを好きで、好きで、好きで、、

何度も告白してもフラれ、けれど諦めずに告白しまくって、条件付きでようやく付き合えた過去エピソードあり。
一途に、情熱的な愛をぶつけまくる攻めのBIGLOVEが、最高に良き良きでした♡♡!



で、攻めが受けのことを好きすぎるわけなのですが、好きすぎるが故に、関係者席のライブのチケットを渡して来そうになったり、セトリを事前に話そうとしたり、、
恋人ならではの待遇でもてなそうとする、その芸能人的職権濫用させるほど、受けを特別に想うその気持ちがめちゃ好物でした!

で、そんな受けのこと大好きマンなアイドルの廉ですが、自分で勝ち取ったチケットでライブに来た恋人のコタが手にしていたうちわに、まさかの自分以外の推しメンの名前が?!!
当然、ショックを受ける攻め。

しかも攻めとは真逆の性格のメンバーで、、?!!

受け大好きマンの攻めからすると、恋人も推しも同じ人なのが理想ですが、
違ったことで暴走するすれ違い。


攻めが芸能人好きで、切な展開好きでもあるまりあげは的には、
受けとなかなか恋愛に対しての解釈が一致せず、胸の奥がギュッとなるほどの拗らせ展開からの、受けの本気愛が最高に面白く、萌え転がりました…///








たしかに令和の恋愛リアリティーショーだったら、ありえそなストーリー?!!

タイトルの「ラブチア!」とは、人気の恋愛リアリティーショー番組、
「ラブ・チアーズ in share house」の略でした。

その番組に出演することになった、駆け出しの俳優真央。
俳優としても崖っぷちに立たされている今、次に繋げるためにどんなオファーでも受けると決めていた。
そんなときにあったオファーは、まさかの恋愛経験もないのに、恋愛リアリティーショーだった。
しかも、前シーズンが低視聴率だったこともあり、テコ入れのために場をかき乱したり、予想のつかない行動をするフィクサー役として、演技を求められる依頼だった。

現場入りする前、緊張しすぎて気持ち悪くなりかけているところ、今シーズンで引き立ててほしいと監督から説明があった、共演者で有名モデルの津村が心配して声を掛けてくる。
が、大丈夫だと逃げてしまったその直後、すぐに現場で津村と再会し、フィクサー役を早速演じるが、、、
という冒頭。


番組として、俳優の玲奈とモデルの津村をくっつけさせたいと考えており、その引っ掻きまわす役として真央に立ち回ってほしいと言われ、都度オーダー通り動くが、
なんとなくふたりが一緒にいることにモヤモヤする真央。

そして、そんな真央にシェアハウス開始時から、なにかとアプローチしてくる津村に、ニヤニヤが止まりません。


展開は早く、登場人物も比較的みんな優しいです。
玲奈と真央が、津村のことを好きとお互いカミングアウトして、良きライバル風になる展開や、津村と真央が両想いとなり、監督にバレ、真央においてはクビになりかけましたが、
むしろ視聴者の反応を見て、同性同士でもありかなしか判断しよう、、
という展開は、まさに令和だなあとしみじみ実感しました。


というか、リアルテレビでも、そのうち同性同士などのカプ誕生とかありそうだなあ! と、このお話を読んで思いました。


攻めが、受けを好きになり、番組のためよりも自分がここへ来た目的もあって、自分に嘘をつかず想いを最後まで貫いたストーリーは胸アツでした。
その後も、めちゃラブラブなふたり(とくに、攻めからの愛が重い♡)が読めて、幸せハッピー(二回同じ意味の言葉を繰り返してる語彙力なさすぎマンのまりあげは)でした♪