私は基本的にナマモノは見ません。なので、BL漫画や小説読む時とは違って完全にスイッチが切り替わってしまう事もあり、一般人が見た時の感想になってしまっている事をご了承ください。
以下箇条書きによる感想
・監督めっちゃ頑張ってる。リアルな感じとか、細部までへの拘りを感じた。
・できればもっとエッチな声が良かった(受の「やめろー!」の言い方に色気が微塵もなくてつらい)
・受が天涯孤独になってかわいそう
・この話の要素に緊縛は果たして必要だったのか?また、あの緊縛グッズは元カレとの共有の私物か?攻が元カレと元々緊縛プレイの趣味があった設定でないとこのシチュは厳しいので、かなりの確率で受に再利用してると思われる(他の男相手に使用済みではなくできれば新品未使用がいい)。監禁だけで良くない?まあ別にそれはどうでもいいとして、個人の嗜好かわからんが毎回緊縛スタイル変えてくんの草(なおこれらのシーンを見た感想:私が出演者の親だったら泣く)
・病院の地下にある廃病棟??そんなもん存在するわけあるかァァ!あともう少しきれいにしといて…どこもかしこも戦慄迷宮ばりに汚い。衛生面が気になる。
・元カレの自殺、あまり現実的とは思えなかった件(割と元気)
・フェンタニルって液体で飲むやつでしたっけ?????医療関係者ではないので使用方法がわからんのだが、見てて違和感。
・攻の元カレの墓場、受の両親の墓場とあまりにも近所すぎる
・あの手法でガチで受に生きたい意欲を芽生えさせられた攻、強すぎ
・強烈な性の刺激で生への渇望…いいんですけど、これがオシャレなのかオヤジギャグなのかギリギリな線。
・最終エッチシーンでめちゃくちゃ気になるアルマーニとラコステというパンツのダブルコンボ(無地にするとか他の選択肢はなかったんか)見てて気が散った。
・お幸せに…
私のクソみたいな感想読んでないで、別の方のレビュー参考にしてください。
各登場人物のキャラクター設定が細部までしっかりと作り込まれていてその部分に関しては高評価!それぞれの個性が丁寧に描かれており、まるでその光景が目の前に広がるような臨場感があり、読んでいてとても引き込まれた。
受がいくら大食いでも、3年ぶりに会った幼馴染の家に転がり込んだ挙句、人んちの夜ごはん遠慮もせず死ぬほど食うとか非常識すぎてそこはドン引き。そして『おさんどん』って意味わからなくて調べたよ。食事の支度をするって事なのね…
気になったのは、受のサバアレルギーによる症状が実際とは異なる件について。サバの寿司を口にしてゲロるシーンがあるのだが、この症状はサバの保存状態の悪さによるヒスタミン中毒(要は食中毒)によるもの。しかし、サバのアレルギーによるものであれば吐くよりも先にアナフィラキシーショックによる呼吸困難が起こるはずである…ここで読んでて一気に現実に戻されたので残念だった。
主人公たちよりも聖と梗弥の恋の行方の方が正直読みたかったです。
『夜の館』
封印された山に霧とともに現れる謎の館——迷い込んだ重夫(攻)と秀城(受)は、「修羅」と名乗る美しい少年のもと、一宿の恩を受ける。しかしその館は、朝日とともに消え、迷い人を塵と化す運命を背負っていた。
この地域に伝わる若鬼伝説によると、江戸時代、この館には病に冒された暴君が住んでいた。やがて館へ連れてこられた美少年と恋に落ちるも、少年は不慮の事故で転落死。その事実を知らぬ暴君は戻らぬ少年に怨みを募らせ、死後も怨霊となり、この地に留まり続けたという。
そして「修羅」とは、かつて玉城という名の少年だった。彼は秀城の曾祖父・直城と恋仲だったが、駆け落ちに失敗し、この館に囚われてしまった。それ以来、満月のたびに館とともに現世に現れていたのだ。
修羅(玉城)は秀城たちを逃がそうとするが、重夫の機転により館は炎上。その瞬間、秀城に直城の生霊が宿り、ついに玉城と直城は再会を果たす。永遠の愛を確かめ合ったのち、玉城は成仏し、二日後、直城もこの世を去った。
封印の館は消え去り、長きに渡る哀しき恋の物語は、ようやく幕を閉じたのだった。
『緋の廃園』
秀城と重夫のもとに、後輩の山村が訪れ、「故郷の幽霊屋敷に来てほしい」と頼む。気乗りしない二人だったが、直後に山村が行方不明になったため、仕方なく屋敷へ向かう。そこに現れたのは、失踪していた山村だった。
屋敷で発見した日記は、かつての屋敷の主人芳彦の主治医恭介のものだった。その日記によると、芳彦は絶世の美少年だったが、15歳で病(おそらく梅毒)を患い、屋敷に隠遁。次第に狂気に蝕まれ、村人を手にかけるようになったが、ついに罪が露呈し、怒りに燃えた村人たちによって惨殺された。
そんな芳彦に魅了された山村は、芳彦の魂を蘇らせるため、重夫を生贄にしようとふたりを誘い出したのだった。
そこへ突如、牧野という初老の男が現れ、山村を刺殺。牧野の証言によると、彼はかつて芳彦の身代わりとしてこの屋敷に監禁されていたが、村人の襲撃時に恭介と共に命からがら逃げ延びたのだという。しかし、芳彦を失った絶望から、恭介は自ら命を絶った。
屋敷を出た三人だったが、突如蘇った山村が現れる。すると、人面鴉が群をなし、山村と牧野を惨殺。さらにそこへ芳彦の亡霊が現れ、重夫を恭介と勘違いして連れ去ろうとするが、秀城の呼びかけで正気を取り戻し、静かに消えていく。
車で帰途につく秀城と重夫。そこで重夫は、今回の事件について推理を語る。
「牧野は芳彦の腹違いの兄であり、財産を奪うために芳彦になりすまそうとしていたのではないか? だが、華族制度の廃止により、その計画は頓挫。しかしながら、屋敷には財宝があり、芳彦たちの死後も牧野はここを頻繁に訪れ、それらを漁っていた可能性が高い。さらに、日記も恭介のものではなく、牧野が芳彦に罪をなすりつけるために書いたものではないか?」
芳彦が本当に狂っていたのか、それとも牧野が事実を歪めたのか――。
だが、それを確かめる術はもうない。
朝が近づく山道を、二人は静かに車で走り去るのだった――。
うまくまとめられなかったのでChatGPTにお願いしたら非常に読みやすくなった。いい時代になったものだ(力こそが正義って言ったシンの言葉深い)。しかし、同級生とヤッてる間にひいじいさんが障子あけて乗り込んでくる話ってこの本が最初で最後じゃない???そして青姦に夢中になってて周りがいつの間にか霧に囲まれてたのに気付かない主人公たち…どんな展開だよ。そしていくら受でも男のキャア!って悲鳴はものすごく萎えるからやめてほしい。そんな悲鳴あげるやついる?あと攻が度入りとはいえ屋内でもサングラスかけてんの腹立つ。普通の眼鏡買えよ。もしくは紫外線に反応して色が変わるやつ。
とりあえずこの二人要らんし激うざい。100歩譲ってこいつら恋人じゃなくていい、親友同士にして欲しい。特にニ話目の秀城の語りが調子こいててうざい(どうにか克服するために思考変換して二次創作の同人誌を読んでいるつもりで、こいつを某カードゲーム漫画の主人公の表の方に置き換えたら急に読めるようになった。個人的に彼は攻なんだけど…少なくともボクとか言ったりする口調はそっくり。重夫はやむを得ず主人公の親友にした。城◯内はオカルト苦手だから変だけど…)。この文章だとスラスラ書けるのはわかるんだけど、BLには合わないな。
最後数ページで“語り”での憶測による事件の真相解明シーンは作品として非常におざなりである。どこかで見た手法だなと思ったら思い出した。『コードギ◯ス・復活のル◯ーシュ』だわ。時間切れで仕方なしに全部セリフで解決ってやつ。いらんモブ(直城と重夫)のイチャイチャゴミエピソード削ってこっちちゃんと書いて欲しかった。
約30年前の作品かぁ…昭和ギャグの寒さも感じつつ、物語としては良かったから、普通の怪奇小説として読みたかったなぁ。いらんモブ(2回目)のせいで安っぽさが出てしまった事が残念でならないが、読み応えはありました。
BLというジャンルが確立するきっかけになったみんな大好きJUNEにて連載されていた小説。発行は平成4年、物語の設定は1989年ですってよ奥さん…!!36年以上前??
先人たちが築き上げてきた歴史があるからこそ、今があり、そしてこれからの未来もまた紡がれてゆくのですね…
メラネシアのにあるリゾートアイランド、ヴァネイト共和国でリゾートバイトに誘われた三原智幸(17)。ところが彼を待ち受けていたのは、そこにいた男たちに身体を弄ばれる運命…というわけで、感想。
・文章読みにくい。細かく書いたかと思いきやいきなりシーンをはしょるし、時々誰のセリフかわからない。あと視点がコロコロ変わる。そしてBL古典作品にありがちな登場人物大勢で誰が誰だかわからん問題。ジャ●プでさえまず最初は主人公とその友達1、2人くらいから徐々に増やしていくんだから、いきなりいっぺんに5人も6人もキャラ出て来た上にどんどん増えていく。ジョ●ョか?大混乱ですわ。せめてモブは名前出さんといて…あと、相手によって受が攻になったり、受に好きな相手がいるにも関わらず、他の男相手に股開いたりするビッチなの本当に嫌。おまけに肝心のカップルは物語中でちゃんと結ばれず。349ページも何読まされてたんかわからん。
・ごはん食べてるシーンで何食べてんのかわかんないのが残念だった。あと、コーヒーポットとりに戻って、バンガロー出るところで攻その1(胡桃沢さん)に腹パンされるシーンがあるんだけど、いきなりコーヒーポットの描写が消えてて気になる。作画ミスみたいなやつ?
・胡桃沢さん(攻その1)、受たちのケツ穴ほぐさずいきなりブチこむのやめてあげて…
・貢(攻その2)がオクスフォード大学卒って記述がある。そのページ読んでるまさにその時私はオクスフォードのホテルでこの本読んでたのでタイムリ〜〜〜!!!って思っちゃった…どこのカレッジかとかについてはなかったけど…
・誤字、英語の間違いが目立つ。一番やばかったのはハムレットをハムトットって書いてあったとこ。
・最後に智幸(受その1)が急に態度デカくなった上にガチのロシアンルーレットはじめた。勘弁して。
というわけでせっかく読んだけど共感全くできなくてごめんなさいという気持ち…
口絵の桐江さん(攻その3)があまりにも吉良●影だったので吉影推しの友達にも見せたら本当だって言われた。
♪YouはShock〜って始めたいくらい読み始めてからずっと北◯の拳が脳内エンドレス再生されて大変だった…と思いきや、肝心のユリアが出てこない(BLなので当たり前だが)ので30ページくらい読んだあたりからBGMはピタッと止まりました。
そして謎の記憶喪失キャラは実は人造人間だった。いきなり人外出てきた。しかもその衝撃展開?が起きてから9ページであっさり解決するの解せぬ…心の葛藤はその間若干2ページ(笑)
相手によって攻受逆転すんのやだな〜。左右固定派なので苦手な人は少なからずいそう。後半で食糧を奪おうとして、攻がモブ輪姦されます。ここは一応受にしとこうよって思った。しかも受が攻さながらに助けに来る。そして、なぜか気に入られた二人は、その生き残り組織に入らないか打診されるも、二人きりで生きていく事を決めてそこを去るところで物語はおしまい。いまいち広がらなかったなぁ… 基本的に食べてるか食べ物の心配してるか少しイチャついてるシーンしかありません。もっと壮大なやつを期待していたのだが…せめて種モミでも大地にまいて育てるシーンとか欲しかったなぁ。230ページ程度だとこのへんが限界か。
同じ種族で殺し合うのは人間のみという文章があったけど、そこは大間違いなんで訂正して欲しいな(これ重版されてないだろうから不可能か)。
最初の数ページあたりで既に受の性格が正直言って胸糞なので、評価は読者がこいつを受け入れられるかどうかで分かれる。ちなみに私はウザいなって思いながら読み進めていたので、彼の一挙手一投足、割と全て気に食わなかった。
『真夜中の標的』随分昔のものだから仕方ないかも知れないが、犯人のこんなに雑な犯行で、どうやったら被害者がおびき出されるのか理解できない。あと、死んだ人間は逮捕できません。被疑者死亡で不起訴処分です。しかも犯行の動機などの詳細、死亡前に供述してないのに、この時点でわかるはずがない。そもそも仮に囮捜査を殺人事件に適用したとして、高校生に協力頼めないでしょ…でも、ラストのどんでん返しは全く予想してなかったので、それは大いにプラス評価したい。しかし4人殺して無期懲役は有り得ないだろうな…
『支配の埋葬』キーパーソンになりそうな同級生があっけなく殺されちまったよ…!!!そして受に性的虐待をしていた実父が登場。父親に車の中で亀甲縛りされるって面白すぎだろ…発想力すごい。母親の遺体が車に積んであったのも怖い。しかし現場検証そこそこに、死体もないのに殺害って決めつけるのはおざなりだなぁ。逮捕状とるのにもっと時間がかかるはず。
『運命の領域』火災現場でこんなに呑気にやりとりしてて大丈夫なの?!燃え盛る炎の中、一刻を争う状況にも関わらず、何ページにも渡ってダラダラしゃべり続けていて気になった。キャンプファイヤーでフォークダンス終わった後に痴話喧嘩してるレベルの緊張感の無さでした。これは現実だったら一酸化炭素中毒で既に死んでるやつです。
史郎がかつて愛した弥生を亡くしたトラウマが全然書き込まれてなくて残念。亡くした理由もなにもかもわからないけど、次巻以降で明らかになってゆくのかな?誤字が多くて気になった。校閲おらんのか?????
タイトルややこしくてすみません。
下男と恋に落ちた女は駆け落ちに失敗。失意の中、政略結婚させられた男と共に交通事故で命を落とす。一方の下男は約束の場に現れなかった女への愛を憎しみに変え、16年後にその息子を慰み者にするが、いつしかそれは愛になり…
本当にBLあるあるなんですが、こんな酷い扱い受けてよく相手の事好きになるよなぁ…て思う。なぁにこれぇ、ストックホルム症候群?他の作品と比べても可哀想な扱いだった。女の格好させられたり、勉強するための本を窓の外から捨てられたり、学校で他の男と話すなとか言われたり、どっかのアから始まる七文字の女の人権ない国と同じレベルの扱いで読んでてう〜〜〜んてなっちゃった。なんにもしてないのに他の男に色目使いやがって!って言われてお仕置きえっちされてるところは唖然とした。内容の(人権的な)えげつなさを、可愛い絵でひたすらカバーされていた。文句ひたすら書きましたが、えっちの回数は多くて満足です。絵も可愛いし、まあハピエンだったし、幸せならOKです。
受がO型だから、攻のB型の血は輸血できませんて看護婦に言われてるシーンがあったんだけど、O型の血はB型に輸血できるんじゃないの????
渡米してから音信不通だった高杉の親友・坂本からエアメイルが届き、再会する事に。しかし親友でありながらライバル(と坂本が一方的に思っている)である高杉に、恋人ができた事が気に食わない。とりあえず高杉の恋人をオトそうと、騙して連れ出す事に成功するが、それは緒方ではなく堤で…?以降勘違いの連続。
ほんとにBLあるあるなんだけど、まわりがゲイだらけでノーマルカップルがいないのはなんなの?兄弟もゲイパターン…いやファンタジーだからいいんですけど。個人的には主人公のカップルよりもその友人のカップル、式部と堤が好きだな〜。
恋する二人が幸せならば 古今東西これでいいのだ、というモノローグが印象的でした。
同時収録の料理天国、料理してるシーンゼロで笑うしかない…なんなら料理の絵すら出てこない…あとまだ恋人同士にもなってないのに相手の都合で勝手に辞表出されんのやめてほしい。後先考えてなくて迷惑。
そしてこの頃から絵うまい!!!最近の絵柄が更に完璧なまでに美しすぎるので、またどこかでお目にかかれたらいいんだけど…お元気でいらっしゃるだろうか…
行方をくらましたアイドルとそっくりな受が、替え玉として活動するが、マネージャーに恋してしまう話。簡単な文章でサクサク読めた。話の展開と結末はベタでお決まりだったけど、そういうところが逆に安心して読める。いたしてるシーンもまあまああって満足度高い。アイドルと瓜二つの顔をしてる設定だけど、さすがに双子でもめちゃ似てる人って少ないよな〜と思った。実際そうだったとしたら他人から毎日間違われるでしょ。まあしかしお話なのでそこも許容範囲内です。親父が飲んだくれの借金もちってやだなー。病院に運ばれて、ちょっと心入れ替えたみたいだが…その他の家族とは関係改善しないものの、一応はハッピーエンド?