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若い子をたぶらかすイケナイオジサン特集

6編の短編とそのうちの1編(「あのこをペットにしたくって」)の描き下ろし番外編の全部で7つのお話が収録されています。

「北国恋旅情」というお話以外すべて、オジサン×若者の組み合わせになっています。
やはり、どれも短編なのでお話の展開が早く、じっくりストーリーを読みたい方にはもの足りないかと思います。
しかし、それぞれ何とも言えないクセがあるオジサンたちに、ピュアで少し不器用な若者たちが翻弄されるのには萌えを感じましたv
もちろん、エロもしっかりあります(とくに表題作)!

鬼嶋先生の描かれるオジサンはガタイがよくてワイルドでかっこいいし、若い男の子は表情があどけなくてかわいいし、この本はどちらも楽しめていいですね。

あとがきでは鬼嶋先生がけっこう細かく作品解説をしてくださっています。
どういう思いでその作品を描いたのか、また、担当さんとの裏話などが知れて面白かったです。

サクッと読める読み切り集

・童貞筆職人×実はビッチな書道教室の先生
・ヘタレ高校生×優等生系高校生
・ヤクザっぽいオジサン×ヤンキー高校生
・強欲な新王ディナト、敗戦しディナトの従者になった元王ニーチェ、ニーチェを慕い従者として残ったアムレート
のお話が収録された読み切り作品集。

正直ストーリー性を期待して読むと物足りないかもしれません。しかし、どの作品も適度に萌えもエロもありさらっと楽しく読了いたしました。
個人的には『傾城の従者』が面白かったです。三角関係と言うこともあり少しダークなテイストで、展開に少し無理がある気がしなくもないですが意外性のあるオチでした。
すごく個人的な趣味なのですが、やっぱり人前プレイっていいですね!アムレートの前でディナトに嬲られ羞恥に涙するニーチェは眼福でした。

ツンデレ兄

遅ればせながら、表紙の妖艶な由希哉に引かれて手に取りました。
モンデン先生、初読みです。

兄弟ものです。実の兄弟ではないですが、遠縁にあたり血の繋がり無くはないです。兄弟ものと言うと、ドロドロ・執着・背徳感がテーマな作品も多いですが、この作品はガチ兄弟ではないですし、なんだかんだ言って両思いなのでそういう要素は低いです。
由希哉が自分はもらわれてきた子だという負い目を強く感じていたり、お互いに不器用ですれ違いが多かったりとお話全体はわりとシリアスな感じですが、思いが通じ合ってからの二人は甘いです。
なんと言っても、デレたときの由希哉が異常に可愛い。もともとクールで女王様っぽく見えるだけで、本当は世間知らずでとっても無垢。秀臣に命令(お願い?)されると、従順にしたがって自慰までさせられるしまつ。クールビューティーのデレほどおいしいものはないですね!

なにこれ、続くの!?

御門玲、部長:ゲイだけど父親によって政略結婚させられ、欲求不満で廃人化
芹沢啓太、新入社員:真面目が取り柄の天然系好青年

 御門は政略結婚させられたものの、やはり、女性には興味がもてず、性格上浮気をする気にもなれずに欲求不満が募り廃人化していた。そこに、新入社員として芹沢が現れる。まるで、フ〇ラをするかのようにアーティスティックにアイスを食べる芹沢を見かけ、ロックオン!かなり天然の芹沢は、御門にお触りやセクハラ発言をされてもまったく気がつかない。しかし、セクハラの講演会をきっかけに、今まで自分がセクハラをされていたことに気付き、御門のことを過剰に意識するようになってしまい...

 初めは絵が苦手かなと思っていたのですが、面白過ぎて全然気になりませんでした。
 全体的にギャグ成分高めですが、後半にかけてラブ要素も少しだけ出てきた感じがします。現段階では、御門は無自覚、芹沢は自覚し始めたところという感じでしょうか。
 今回、えちは妄想の中だけでしたが、今後はどうなるのでしょう。まず、どっちが右で左なのか?そして、最後の場面は妄想なのか現実なのか??

 とっても神よりなのですが、ラストがラストなだけに今後の展開に期待し過ぎてしまっているので、今回は萌×2で。

短編だからな・・・

二人の視線にやられて表紙買いしてしまいました。
学生ものの5つの短編(内1編は前後編もの)から構成されています。
表題作「炎天夏心中」と「幽閉の水面鏡」がシリアス・ダーク気味で面白かったので、紹介と感想を少し。

【炎天下心中】
他人の熱を求める高校生の鮎川×他人の熱を知らない高校生の湊。湊はひょんなことから鮎川にキスをされ、そこから体の関係をもってしまう。鮎川が常に誰かの熱を求めている理由を知った湊は、それと同時に、本当は自分も誰かの熱を求めていたのだと鮎川への恋心に気付く。
展開が少し駆け足気味な気もしましたが、なかなか読み応えがありました。

【幽閉の水面鏡】
ギムナジウムを舞台に美しい双子の歪んだ兄弟愛を描いた短編。自分にそっくりな美しい兄を独占したくて、その顔を誰にも見せないよう眼鏡をかけさせる弟。兄はそれを甘んじて受け入れていたが、ある日、同級生に素顔を見られてしまい、告白されてしまう。その同級生が弟とキスをしているのを見てしまった兄がとった行動は・・・
水面に映る自分に恋をして心囚われ死んでしまったナルキッソスを彷彿とさせる作品です。
作中の「己の半身」という言葉が印象的でしたが、この兄弟はお互いがいないと自分という存在が成立しないと言わんばかりに、互いに強い執着を抱いています。この執着愛がどう展開するのか、とても気になるところで終わってしまいました。

他の3編は続きがあればきっと甘い展開になっていくのだと思いますが、この2編は何とも言えないのでもっと続きが読みたいような、ここで終わっておいた方がよいような?