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戦う「人魚姫(♂)800歳+α」陸地に生きる


過去にいる津之介は、知ってしまうのです。
汐様が言ったあの言葉のウラにある、相手を思うが故に、交わしてしまった海底に住むおばば様との悲しい約束を…叶うはずだった恋が叶わぬ恋になってしまった………そんな過去を。
そしてその時代のいろいろな人物の気持ちが交錯していく様、愛が憎しみに変わる者もいる、真実の愛を貫いた者もいる。

津之介もおばば様と約束をする。
恋する人魚姫(♂)の最後は、おばば様との約束通りに収まる所に収まってハッピーエンドとなる話でした(安心した)
叶わぬ恋の呪縛から解き放たれた…あぁぁぁよかったよ、ホント良かった
つまり何をレビューしたいのかと言うと、それってどこの事だろう?と思う方は、ぜひ読んでみてください。ってことです。
何度か読むと、読む毎に、違う見方が出来るかもしれません。

『人魚姫』あなたの心の中では悲恋ですか?

みんな知っている『人魚姫』のお話、大好きな王子様のために、隠れて頑張った人魚姫(♀)が、正体を明かさないままで叶わぬ恋…悲恋に終わるモノかな?
でも、この人魚姫(♂)は一味違う。
スマホが主流になった現代から話は始まる。
主要な登場人物としては、我らが人魚姫(♂)"汐[ウシオ]様"と怪談師の"津之介[ツノスケ]"に…絡みのある面々←読んでからのお楽しみ
怪談師なだけあって、怖い事?怪奇な目にあっていて、その体験談を語る中で「家にあるはずの人魚のうろこに助けられた」と話す。そのうろこが、何故か女性を近づけない様にしている様に見えてしまうのは、ワタシだけ?って思っていたら、ココで汐様つまり人魚姫(♂)に出会う訳です
今の時代、人魚達の中にも陸に上がって生活をする者がたくさんいて、年齢聞いてビックリ!汐様に至っては、端数切り捨て!長く生きるとそうなるのか(納得)
そんな汐様は、過去の相手とリンクする津之介と出会い、いつの間にか恋に落ちる←どこがターニングポイントかは、読む人の気持ちの入り具合で違うかも
私感では、最初からではない………と思うのだが…どうだろう?
エチエチで話が展開していくものかと思ったら、過去の純愛物語がひょっこり顔を出すわけです
ココからが本題、津之介はある場所へ行き、古くから代々言い伝えられてきた"人魚の鱗(うろこ)"の本当の意味と、知らなかった人と人魚の悲しい歴史を知る事となる。過去と現代、善と悪、嘘か?真か?
津之介の家は、ある血族だったのだが、現代人の彼はそんな事は全く知らなかった
そんな彼が、何かに導かれる様に、次々と過去のある人物達の事を知ることとなる。
そして下巻へと続く………

『完熟大人の恋』コレが正解だと思う

りーるー先生の描く『完熟大人』の日常。
埋もれてしまいそうな、ちょっとした瞬間の切り取り方が好きだなぁと思う。
ドラマティックな『あの瞬間』じゃないのが良い。
ほんの小さなキッカケで人生の時間を共有する事になる、アキちゃんとたくさんだから良い。
偶然そこに居たのがあなたで、偶然話しかけたのがあなたで、ずっと心の片隅にいるのがあなたで、そんな2人だから良い。
でも、慌ただしい日常を忙しく過ごすうち『あの瞬間』が薄れていきそうになる。
でも、ふとした瞬間に思い出して、もう一度会いたいなぁと思う気持ちが抑えきれずに、会いに行くと告げる。
約束はするけれど、守りたい約束なのに守れない…そんな現実のもどかしさもスパイスとしてまた良い。
『完熟大人』だって、雷に打たれた様な衝撃は無くても、フワッと心に入ってくる温かな大人の恋をする。
そんなお話でちょっと?いや結構エチエチな所もあるから尚更好きなのかも。
数年前に、この作品に出会えた時がワタシの『あの瞬間』だろうなぁ。
そして、単行本となって止まっていた2人がまた、動き出したのが、すごく嬉しかったな。
読んでみればわかる!そんな大人のBLだと思う。

『優しい』がたくさん詰まった作品です

灰瀬くん(しっかり者の部下)と黒野さん(穏やかな頼れる上司)の灰黒2人から始まる物語。満月の夜に何かが起こる。←ココから【アニマル】ならではの、いろいろがあって、それはそれで誠実で優しい話になっていく。こちらを幸せな気持ちにしてくれる、そんな2人なのです。
そして次は、灰瀬くんの同僚であり、黒野さんの部下にあたる、ワタシの最推し三好くんが登場する話へと展開していく。灰黒の2人の関係が、ちょっと羨ましい独身の三好くんは、出会いを求めて、今日も合コンへと向かいます。←この話の三好くんが、すごく良い!この合コンでなんと運命的な出会いがあるのです!声を大にして言えば、出会ってしまったのです(幸せを見つけたのです)りおみよ2人、どっちにとっても幸せ!そんな話へとなっていきます。1巻まるまる、心が温まる幸せなお話なのです。灰黒、りおみよ、よかったね。そして、、、2巻へと幸せがつづく………

心がふわ〜っと温かくなる『オメガバ』の進化系ではないだろうか

まず礼くん自身が、自分の存在価値は"好奇な目で見られる事にも、いつの間にか慣れてしまった特別な人間[特級α]"と思っている様にうつる反面、自己犠牲と言うのか、一歩引いた所から自分を見ている様にさえ思える(あまり自分が好きじゃないのかな?)
でも、出会いべくして出会った司くんとの時間は、優しく包まれる様な時間で、ただ一緒にいるだけで、自然と呼吸が出来るような時間で、たぶん彼はずっと続いて欲しいと思っていただろうな(ワタシも願った。この時の自分は好きだろうな)
司くんは、自分は守られるだけの存在ではなく、ただ一緒に居たい、逆に礼くんを守ってあげたいとすら思っているのではないだろうか。
唯一無二な存在が、互いであると知ってしまった2人だが、一緒にいられる時間はほんの少しで、突然別れの日がやって来る。そして、時間が経ち別々の道を進む2人の道が、ある時運命的に交わる。(正直、ワタシは安心した)
突然やって来た『あの日』の答え合わせと、強い絆で結ばれた2人の今が、エンディングへと繋がっていく(ホント良い、お話だよ)