最後の最後まで早川君の尻穴は過保護なまでに守られ、見届ける事叶わず。
別冊の「行きたい場所」は頑張って○股まで
進んだもののまたも尻穴は活躍できず。
紺ちゃんは受け止めるまで3年かかった一方で早川君は高校生の時から紺ちゃんで悶々としてたので前のめりになるのは仕方なし。
空白の3年間も紺ちゃんはノンケだったし早くえっちしたい早川君との攻防が微笑ましい。
『こんなスルスル ケツの穴にち○こ入んねぇ…』のくだりから、『う○こは出すだけだけど、ち○こは出し入れすんだぞ』のやりとりは正論だけど雰囲気も何もあったものではない。真顔でち○の談義をする2人がいつか結ばれるのを見たいような見たくないような…。
前から気になっていたものの2巻の試し読み部分ででジーンが居ない‥という事はバドエンなの?と思い読むのをずっと迷っていたのですが他の方のレビューでそうではない事が分かってとりあえず1巻だけ購入。
扱う題材や個人の信仰など賛否が出そうな難しい部分もあると思うのですが、ありふれた設定でなく丁寧に練られたストーリーが興味深かった。
カレンの存在がなかったらトレヴァーとジーンの関係はずっと平行線だったかもなと思いつつ、そんな優しい彼女の言葉の後押しとジーンの気迫と少しのワインの勢いで一線は越えたものの2人がそれぞれに抱えるものが時折り影を落とす場面が度々ありこれは2巻まで見届けねば‥と。そしてラムスプリンガの情景も読まねば。
エロい展開は多くはないですが1巻終盤ジーンといよいよ‥というところで暗がりで服を脱いだトレヴァーの腹に最高に怒張したチソとその影の存在感が1巻のベストエロです。
ドメスティックビーストを先に読んでいたので読み始めで安定のハピエンを確信したけれど桜次郎に感じたイメージがすっかり変わりました。
桜次郎の破天荒さというか、バイターである事を隠して普通の人間達と変わらずに振る舞う気がなく、他の『家』からもちょっと浮いた存在で問題行動も多いのかと思いきや彼もバイターであるが故の被害者だったんだな‥。
『家』がバイターをどう扱い育てるかでアンナと桜次郎は真逆。
最終的にはみんなハピエンで落ち着いたので良かった。
個人的にバイターはbite(噛む)から、ネクターはいい匂い→甘い匂いでさしずめ不○家のネクターか?と勝手に想像してしまいました。
SMプレイどうかな‥と恐る恐る読みましたが、泉輝の願望などで所々あるもののそこまでSM中心の内容でもなかったので抵抗なく完読。
泉輝と彼の大ファンである徹とがひょんな事から出会い、人の心が読めてしまう徹が自分に対して泉輝が抱いている妄想を知り戸惑いながらも他でもない泉輝となら‥と身体を委ねていくうちに自身にもSMプレイで泉輝に悦んでもらいたい願望が芽生えてしまうという健気な徹。
最後どう終わるのかと思いましたが、元ホストの徹と人気モデルの泉輝の熱愛がリークされてドラマのようなエンディング。徹は泉輝の事を思い身を引こうとするも、泉輝に懇願されて元サヤに。
ただ最初は命令口調だったので、コレもプレイの一種なんかい!と思いましたがちゃんと言い直したのでホッ‥。
18禁版で見てみたい気もしますがライトセイバーでも充分えっちです。攻めも受けも程よい肉付きの身体ですがそれがまたイイです。
スモーキーネクターを先に読んだ方が作品の内容がより分かって楽しめたかも?という感じは否めませんが、バイターという稀有な存在でありながら問題行動を起こした桜次郎を持て余していた蔵持家に管理を申し出た壱真は初めて見た時から桜次郎を飼い慣らしたいと虎視眈々と狙っていた‥。
始めは静かに威厳を持って接する壱真ですが桜次郎の荒ぶれっぷりは抑制器で何とかなっているだけ。さらに規定を逸した抑制器の設定で桜次郎の不満は爆発。
そんな2人の関係に桜次郎が発情期を迎え変化が起こる。
いや、コレどんな結末で収まるのって思ったけどいいハピエンでした。
管理され腫れ物を扱うように大人に囲まれて育った桜次郎が、過去も含めてありのままの自分を丸ごと認めて生涯を看取る覚悟だと抱きしめられて、やっと求めていたものを手にした桜次郎。
ミナヅキアキラ先生のストーリーの結末は読んだ後、優しい余韻に浸れるので好きです。
統はヤンチャなのかと思いきや純朴で可愛い。
タトゥーのアロワナも理由が切ない‥飄々としてるけど孤独を抱えているからどこか優しい。
統は事あるごとに理由をつけて韻に手を出そうとするも、韻も自分に脈があると分かると最後までシなかったし、約束通り全て終わらせてから韻を自分のものにするところもなかなかの男前です。
幼い頃読んだ本のバッドエンドを上書きするように川から拾った人魚姫の結末は俺が幸せにしてハッピーエンドにするなんて意外にロマンチスト。
韻も統への気持ちを認めてから態度もどんどん可愛くなるし『俺も、待てない‥』っておねだりスタイルで脚を開くしの大胆な展開。
統の程よい肉付きのエロい身体も見どころです。