雪原を駆ける
すごく良かった…!
登場人物が皆魅力的なのもそうなのだけど、情景描写がとても丁寧で、一緒に雪の中暮らしているようでした。
主人公のシャニが淡々と強く、でも自分には無頓着でちょっと天然。
そんなシャニの事を、最初はよく思っていなかった村の人達が段々と心解けていく様子がとても暖かい。
そしてお相手のニィルも言葉が多いタイプではないけれど、シャニの事をとても大事に想っている。
二人が心通わせていく過程が雪がしんしんと積もっていくようでした。
伊達先生今回も素敵な作品をありがとうございました。
次回も楽しみにしています。