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女性maki37さん

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1巻だけでは作品の凄さはわからない。思ってるより壮大なヒューマンストーリーです。

この作者さんを応援したいのでレビューします。

圧倒的&独特の世界観を持つsora組さんの長編ヒューマンストーリー。まずメインCPが全くわからない。そんな不思議なBL作品ある?

と、そ〜いうお方は「その他のCPを見る」を是非ポチッてください。何CP出てくんだ?と頭を捻ります。

そう、だから壮大なヒューマンストーリーなんですよ。つまり1巻はただただ魔性の主人公の性癖を愛でる巻です。でも3巻まで読んだ後にもう一度1巻から読めば、なるほど〜と唸ること間違いなし。

一癖も二癖もある著者さんなので、この1巻で挫折する方も多いのではないかと思います。更に言えば、決まったCPが全く掴めない本作は、BL作品というより完全なヒューマンストーリーです。

(でも本作はDK同級生&先輩後輩、生徒先生、オヤジ、リバ、子育て、年の差、ブロマンス、ミステリーと、ある意味盛りだくさんです)

ただ、お決まりのBがLする普通の作品を安心して読みたい方には、全く理解が追いつかない作品だと思います。

が、今まで読んだことがないBL、全く先の読めないBL、子育て絡みのミステリー(っぽい)BLを一度読んでみたいと思ったら是非読んでみてください。(但し3巻でまだ続きます。4巻で完結予定らしいです)

まず、そもそもイケオジじゃない!

辛口ですが…イケオジ好きからしたら、まずこの小鳥遊課長は全然イケオジじゃない!むしろ老けオジ。しかも老女の役員に迫られるとか、そんな会社ある?! そんな老けオジを、若い見知らぬ女子が居酒屋でわざわざ写メしてイケオジツイートなんかする?! かなり無理矢理な設定。おそらくこれはBL漫画ではなく、きっとコメディ少女orTL漫画括りなんでしょう。そのジャンルならこの展開と絵は許せるけどBL括りなら…ナイ、無いです! 評価を下げてごめんなさい。

大満足の大円団&本命CPより萌えがギュッと詰まった漸の過去番外編

この作家さんを応援したいのでレビューします。
ついに最終巻。よく1巻で挫折せず3巻まで辿り着きました。
まず「他のCPを見る」をクリックしてみて下さい!このお話の凄さ&複雑さが一目瞭然です!

もちろん本命CPは烈と漸。それは1巻冒頭で既にわかってる。だけど、そこは一癖も二癖もある作者さん、本命CPとかど〜でもいいってくらい当て馬(?!)にも愛が溢れてて、人間群像劇として素晴らしく成り立っています。(特にカイ、もう漸とくっついちゃってもいいんじゃない?)

でも一番は本命CPより萌えがギュ〜ッと詰まった漸の過去番外編ですよ。漸が中学か高校生?くらいの頃、実の父親のお座敷に女装して会いに行くお話。

…もうこれは読んでみて下さい。2巻で漸が父親に逢いに行くお話と繋がってて、そこを読み返すと二度美味しいです。

sora組さんの作品全般に言えるけど、一度読んだだけでは理解が追いつかないことが多い。二度三度と繰り返し読み込んでいく度に理解度が深まり、読み応えが爆増する構造になってます。


おまけ:1話の七夕の漸の短冊に書かれた「烈のセミ」ネタが、番外編「セミとゲラと嘘つきと」で判明します。

漸というキャラクターの多彩さ

2巻に入って、ようやく本命CPの烈と漸が恋人になるんだけど、1巻の謎展開に疑問を持ちながら2巻を読み進めると、初対面なはずの2人、漸のカイに対する思惑が見えてくる。

sora組さんの「僕の楽園」でも感じたけど、恋愛云々以前に相手を知りたいだけで◯を重ねる行為は、漸の中では単なる「会話」なのだ。

そこを理解できないとお話を理解出来ないと思うし、それを烈も深い部分で理解したから、あの◯だと思うし、こういう感情表現のビミョーな機微がsora組さんの醍醐味でもある。

そしてカイと烈のトラウマの過去編に突入。

個人的には「アンタの事だけ考えてる」ってセリフがスゴ〜く漸っぽいなって。

DK日常学園生活わちゃわちゃを覗き見ジャンル

DK同志のBがLに進展していく様子が、関西弁でテンポ良く展開していく今作上下巻。ただコマが無駄に大きく、背景も微妙。

結論として上下巻で普通の漫画の1冊未満で充分事足りる内容。

「◯◯君と◯◯君」的な「DK日常学園生活わちゃわちゃを覗き見ジャンル」とでも言うのか…少女漫画の悪役令嬢ジャンル同様、現時点で ある一定以上の需要はあるのでしょう。

が、私的にはお金を払ってまでして読む価値は私にはありませんでした。評価を下げて申し訳ないのですが…。

上質な短編集

フルカラーのタテヨミ漫画の4話からなるお話です。

①幼馴染の話「空」
②高級クラブのオーナーと部下の話「紅」
③高校生の寮生活で同室になった先輩後輩の話「鍵」
④大学教授と大学同級生との三角関係の話「囁」

全て短編で各々の話にキーワードがあり、それがタイトルとオチになっていて、短いながらも不思議な余韻が尾を引きます。

特に②話の「紅」はタイトルとオチが秀逸で、ネクタイを外す仕草がとても色っぽく、フルカラーならではのお話です。

ゆっくりじっくり進む恋

作家買いです。日高さんハズレなし。

不器用な2人の年の差恋。しかもお互い男を好きになるのは初めて。と言うか、人を本気で好きになるのは初めてな2人が不器用ながらも、ゆっくりじっくり好きという気持ちと向き合っていきます。

おじさん萌えにはたまらない。読後感は控えめに言って最高です。

このご時世、まるで世界旅行を類似体験

高校の同級生2人がバックパッカーで世界旅行をするお話。旅行好きにはたまらん作品。

まず背景の描き込みが凄い!現地に行って来たのかなぁってくらい、その土地の匂いや温度や熱気まで画面から伝わってくるから凄い。

それから料理!毎回色んな国の名物料理がこれでもかと出てくる。しかもめちゃくちゃ美味しそう。ジョージア料理は日本人の舌に合うとは聞いてたけど、これ読んで納得。

主人公2人の恋愛あれこれより、このご時世、世界旅行を類似体験出来る、その1点においてパーフェクト!

実話が原作、余りにリアルで号泣

号泣。何気なく読み始め、気づいたら号泣してた。BLというジャンルはファンタジーで、ノンケの男同士がページの関係上、すぐにHまで難なく漕ぎ着ける作品が9割以上を占める中、まずは自分が男を好きという事を受け入れるまで20年以上、その葛藤たるや壮絶。相手を好きになっても、その相手から好かれる可能性はほぼ皆無の絶望的な人生。失恋した女友達にカミングアウトするくだりは胸に込み上げるものがありました。
途中で余りのリアルさにタイトルをググり、実話が原作と知り納得。ここまでリアルなBL漫画を読んだことなかったので。コミカライズの傑作です。

絵もお話も 抜群に綺麗です

全巻まとめてのレビューです。最初は借りて読んだのですが、一気読みで文庫を即大人買いでした。面白い。

まず1巻と最後の14巻では別人の様に絵が違います。1巻は軽いファンタジーのノリで始まり、「あ〜よくあるお話なのかな」と思いますが、巻を追う毎にお話は面白く深くなり、絵がメキメキと抜群に綺麗に変化していきます。

変な言い方かもしれませんが、マイナー出版社でいるのが、かなり勿体ない作家さんですね。

お話は金髪碧眼の氷の魔物ブラッドと人間の少年イシュカの、深い友愛というか人間愛の物語。心がなかった氷の魔物が死に場所を求めてやって来た少年に心を惹かれ、それがお互いの絆となっていく。

そして、何故生きるのか、幸せに生きるとは何なのか、人を好きになるという感情とはどういうものか、人と人との絆を深く掘り下げ、命と絆を根底に置いた美しい男性2人の物語です。

綺麗事だけでなく、きちんと負の要素も突き詰めて描いているところも作者の伝えたいテーマが心に伝わってきます。

一応、男性同士のキスシーンが数度出てきますが、BLと言うよりどちらかと言えばファンタジー漫画です。(なので、BLダメな方も全然大丈夫だと思います)

欲を言えば、もう少し巻数を短く凝縮し、すっきり纏めて欲しかったかな、と。それは今後に期待して。