花は咲くか(1)

hana wa saku ka

不知道花开否

花は咲くか(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神158
  • 萌×261
  • 萌52
  • 中立11
  • しゅみじゃない5

254

レビュー数
51
得点
1201
評価数
287
平均
4.2 / 5
神率
55.1%
著者
 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
BL漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
シリーズ
花は咲くか
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784344818279

あらすじ

広告代理店勤務の桜井和明が出会ったのは、無愛想な大学生・水川蓉一。下宿をやっている蓉一の家を訪れるようになった桜井は次第に蓉一に惹かれ… !?

2009年から2015年まで5巻完結、大学生と社会人のピュアな年の差恋愛ストーリー。日高ショーコの大人気シリーズとなった。
2018年に実写映画化。公開日は2月24日
主人公の美大生・蓉一役は渡邉剣、相手役の攻めキャラの桜井和明役を、天野浩成。渡邉と天野は映画でキスシーンを演じている。

表題作花は咲くか(1)

桜井和明(37),広告代理店のディレクター
水川蓉一(19),美大の学生で下宿を営む

その他の収録作品

  • 番外編 鼠たちの話
  • あとがき

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レビュー投稿数51

他人に全てを奪われるようなこの感覚。忘れていた恋という衝撃。

有名過ぎるこの作品を読んだのは、「憂鬱な朝」を読んだずっと後で。何年も前にちるちるのBLアワードで、桜井さんが『Best リーマン』なる賞(以前はこういう企画モノ賞があったみたい。)を取っていて。さすがにカッコ良過ぎる! この枯れた感じ。表情。営業の女性にやんわりと誘われたりしている。社内でもモテないわけない。たぶん女性の扱いもそれなりに上手だと思われ。そして、(御誂え向きに)広告代理店に勤めるクリエイターだ。カッコいいったら無い。
偶然出逢う美大生、蓉一。古民家に住まう彼の家にはワケありの従兄弟が下宿している。ワクワクするような設定だが、蓉一が無愛想で、モノの言い方が不穏なので、まだまだ桜井さんとの隔たりがある。それなのに…。この物語の終盤で、雷に打たれたように。『他人に全てを奪われるようなこの感覚を忘れていた。』桜井さんは蓉一への恋を自覚する‼︎ 『こんなにも誰かを好きになることができるなんて、考えもしなかった。』
蓉一だって、ここ数年の間、感情を露わにする事が無かったと言うのだから、もう初めから意識していたに違いないのだ。何故かは分からないけども、それは。

親を早くに亡くして、中学生の頃から蓉一の住む家に下宿している菖太が言う。皆んな「親は?」って聞くのに、桜井さんは聞かないね?変なの、というシーンがあって。そこで私たちは桜井さんも早くに両親を亡くしている事を知る。ある人たちには当たり前であろう事が、彼らには当たり前では無い。そして、蓉一も早くに両親を亡くしている。これは、何らかの符号なのか。孤独な魂の邂逅とか、そういった類の? という予感すら感じさせる。

番外編の「鼠たちの話」で、菖太が本家の菖一という男の愛人の子で、親戚の大人たちに疎まれている事が分かる。そんな子供なのに、高校生の菖太が明るくてとっつき易く、桜井さんに始めから懐いていて、この子のお陰で桜井さんはだんだん大胆にこの家に出入りする様にもなるのだ。
そして、このワケありの子供たちを見守る、少しだけ年上のタケさん。小さい時に大人たちの言葉を聞いてしまった彼は何となく彼らの兄貴分として、何かと面倒を見ている。
桜井さんは若い頃、若いからこそ、少し尖っていたのか。情熱的に仕事をしていて、ここ最近は忙しいだけで、熱意を持っていなかったようで、部下たちにもそれを感じ取られていたが。この家の少年たちと出会ったからなのか、少しずつその熱意を思い出しているかの様な、第1章。
庭に種を蒔くという、行為はもう始まってもいて。蓉一がそれとは判別し難い花を描いていて。という、メタファーはもう見られていて。
読み返してみたら、こんなに早く恋に落ちた事を自覚していたんだな、という事に驚く。
思い返せば、他のどんな物語とも違っていて。桜井さんが恋に落ちなければ、これはBLですら無かったのだという事に気付く。

ところで、桜井さんが仕事に使うこの家での撮影だが「リスタート」のワインの広告だと期待したのに。匡さんがモデルの、大きな仕事。そうでは無かったみたいで、ちょっとガッカリもする。匡さんが、女性モデルバージョンもあって、別々に撮影している、みたいな事を言ってたので、そうだったら良いなぁって思ったの。

1

わからなかった・・

日高さんの作品は初恋のあとさきシリーズ?をはじめて読んだ以来です。日高さんの描く絵は好きですが、なかなか読む機会もなく今回ようやく読めました。とても丁寧に心情が語られる作品だと思いました。しかし桜井が蓉一のことを好きになるところがよくわかりませんでした。なぜ急に好きになったのかとわかりませんでしたが、他のレビューアーさんが笑ったからと言われてそうなんだ!と気づきました。心情は丁寧にかかれるんですが、私にはわかりにくかったです。あと、受けの子が年齢の割には似つかわしくなくて、不思議な感じでした。これで2人が恋愛にちゃんと発展するのかと読み終わりに思いました。

3

まだ開花は遠いです

社会で揉まれて擦れてるのに子どもっぽい桜井さんと、無愛想な美大生の蓉一の話です。

桜井さん
雰囲気は大人です。過労でふらふらでも仕事を続ける姿は見てるこちらが心配になります。それなのに、蓉一と口喧嘩(というよりもう、あしらわれてるだけ?)すると子どもっぽいんです。自分から近づいたくせに蓉一の言動に苛立ったり、惹かれたり。しかし、大人でデキる男です。ずるい。
一巻は夜が舞台のシーンも多かったのですが、屋敷林のしーんとした空気や静かなやりとりの中で恋を自覚する場面は必見です。美しい…!!

蓉一
大きな屋敷(下宿)で親戚と暮らす美大生です。無愛想を通り越した塩対応で桜井さんをズバズバ斬ります。
表情の変化がなく、言葉にも遠慮と容赦がないし19歳という年には似つかわしくないんですが、なんとなく可愛い…気がします。桜井さんに絵を見られたときのセリフはときめきます。
黙っているだけで絵になる雰囲気のある人です。目の奥に感情が宿っているような日高先生の絵が映えます。
それにしても「また不法侵入」何回言ったんだろう…

下宿生活をする菖太とタケさん、蓉一の同級生の藤本、桜井さんの部下井上、それぞれに「役割」だけでない性格があるからこそメイン二人の輪郭がはっきりしています。
日常とか周りの人々も普通に生活する中で思いが育まれていくので、ゆっくりした印象ですが(一巻で既に出会いから数ヶ月経ってます)、その分読み応えもあってじわじわ染みこんできます。

2

心境が丁寧に描かれている

大まかなあらすじから・・・
広告代理店に勤める桜井(37歳)と下宿の大家をする美大生蓉一(19歳)が駅でぶつかり、本を交換するところから物語は始まります。情緒ある下宿先には蓉一のいとこの菖太や竹生、蓉一の父親の友人桂木など、それぞれ複雑な過去、想いを持った人達が集まり、少しづつ桜井が関わりを持つようになります。
最初は蓉一が苦手だった桜井が、蓉一を意識するようになり、好きだと気がつくところまでが1巻になります。


ここからは個人の感想です。
とても丁寧に心境が描かれているので、「わかるわかる‼」と感情移入しちゃいました‼
桜井が蓉一の事が苦手なのに何故かザワつくとか、桂木と会って、なんかイライラするとか。蓉一を好きだと気がついた時の「他人に全てを奪われるようなこの感覚を忘れていた。こんなにも誰かを好きになることが出来るなんて、考えもしなかった」ってとこ、うん、うん♪恋するってこんな気持ちなんだよなぁ~って桜井と年齢が近い私のキャッキャしたとでしたw


日高ショーコ先生があとがきでも書いているように、ゆっくりなペースで話が進んでいくのと、1巻はHも無いですし、ストーリー重視が好みでない方にはイマイチかも。。。

ですが、5巻まで読んだわたくしとしましては、とてもキュンと幸せになれるお話しだし、絵が素晴らしく綺麗なので(後の巻でちゃんとHシーンも出てきます!!)ぜひぜひ読んで頂きたい作品です。

超オススメです!!!

1

ほほう。

実は一巻を読んだ時、蓉ちゃんが苦手なタイプであまり響きませんでした。響かなすぎて、レビューも忘れてました(笑)
3巻まで読んで、今戻って読んでみました。
そうか、そうか。(にやにや)


いきなり桜井さんが「恋」とか云い出したのが、当時は「なんで??」って感じでしたが、ああ、笑ったからか。
「何となく気になる」からいきなりだったので、ちょっとびっくり。
そして、当て馬くんがもう出だしから嫌なオーラ出てますね!(笑)

一巻を読んで蓉ちゃんが苦手な方でも、私と同じくもう少し読んでみたら変わるかもしれないです!

0

登場人物の距離感がいい

友達に進められて読んでみました。
まだ蓉一の心情が見えてこなくて、とにかく気になる存在。
そしてサラリーマンの桜井が学生の蓉一に振り回される感じが可愛いくてほっこりします。

展開がゆっくりなので1巻目では何も起こらないと事前情報があったので大丈夫でしたが、確かに1巻だけでは萌度は少ないかも。
でも登場人物それぞれの適度な距離感がもやもやさせてくれるので早く次が読みたくなる作品でした。

0

苦手なのに消えない存在

 すっかり楽しみになった日高先生の作品。黒髪のちょっと長めの髪の蓉一の見た目は、とても好みなんですが、性格は全然可愛くない。その上無表情でぶっきらぼう。そしてくたびれたサラリーマンの桜井は、見た目年齢を裏切る子供っぽさで、なんじゃこの二人?が第一印象でした。全然デレない蓉一を苦手だと言う桜井。だけど気になって気になって、気がつけばいつも蓉一のことを考えてしまいます。キライ嫌いも好きの内って言葉もあるものね。
 初めて会った時には蓉一に原因があったかもしれませんが、2度目は倒れた桜井を看病してくれて、薬まで買ってきてくれた蓉一です。言い方が癇に障るとしても、普通の大人なら堪えて黙るところですよね。だけど桜井は子供みたいにムキになって、その苛立ちをはっきりと蓉一に伝えます。もちろん辛辣に返されますけどね。それからも駄目だと言われているのに、何度も裏から入って来ては、蓉一を不愉快にさせてはぶつかり合う二人。桜井は蓉一を相手にするとどうしても普通に振舞えなくて、子供みたいにぎゃんぎゃん騒いでしまう。方や苦手だとはっきり口にするのに「次は正面から入ってきて」と拒否はしない蓉一。
 蓉一にとっても桜井は今まで関わってきた誰とも違うタイプの人です。屋敷に入り込んできたように、蓉一のなかにもどんどん入って来て、蓉一の絵を『花』だと理解して、「絵が好きなんだな」と言う言葉は蓉一の心に変化を与えます。お互いにいつもの自分のように振舞えない二人。すでに特別って感じがします。
 桜井は無表情な蓉一が笑いかけた相手が、同じ広告業界の大物(柏木)で、蓉一のことを詳しく知っている様子にイライラして、蓉一の描く絵を見たくて、蓉一が考えていることを知りたくて、蓉一に会いたくて、もっと話してほしくて、そして自分にも笑いかけてほしかった。そんなわけのわからない感情が、蓉一の笑顔で『恋』なのだと自覚した桜井は、初恋に戸惑う少年みたいで、なんだかとても羨ましかったです。
 
 番外編で蓉一の父親のこと、蓉一とタケさんと菖太の関係が少しわかります。蓉一の父はみんなが好きになるような、とても素敵な人物だったようです。
 
 表紙や扉絵の蓉一がとても綺麗で雰囲気があって素敵です。「綺麗な顔してるね」とカメラマンが思わず撮ってしまったのも頷けます。

2

ツンツン

話の最初のということでお互いがまだどうなのかと分からない段階で
攻め様は何なんだこの子は?という感じだし
受け様はツンツンツンツンww

受け様の方は何か過去とかにトラウマのようなものも持っているし
気になること満載でした
このミステリアスな感じの子に
おじさんとまでは言いませんが、攻め様は振り回されて気になって
好きになっていってるんでしょうね(;´Д`)

最後で受け様が「桜井さん?」と攻め様をみあげて
見つめているシーンの顔が何とも言えませんでした
私からしても受け様が綺麗に見えてくるシーンでした!

0

少しずつ惹かれていく

「花は咲くか5」を先日読んで涙したのですが、
今までの内容を忘れてしまったからか、仕事で疲れてたからか、
あまりしっくり来ないで終わってしまい、
これは時間がある時にもう一度1巻から読み直さなければ!!と思い、
今に至ります。
ここからは一人言なのですが、
草間さかえさんの「マッチ売り」シリーズも新刊が出て、
1巻からレビューしました。
今度はきっともうすぐ新巻が出る
ヨネダコウさんの「囀る鳥は羽ばたかない」を
レビューするんだと思います。
神作品過ぎてレビューが書けなかった作品、
ついに書く日が来るのか・・・感慨深い。


1巻を今さっき読み終えて最初に感じたのは、
「蓉一くん、最初はこんなにツンツンだったのね!!」と言うことです。
確か4、5巻ではもっと柔らかな雰囲気を醸し出していたと思うので、
(確認すれば良いのですが、後からのお楽しみと言うことで 笑)
もう本当に別人ですね。
蓉一くんを別人にしたのは桜井さんかと思うとまた萌えますね♡

2人の出会いは、
駅で桜井さんと蓉一くんがぶつかって桜井さんが雑誌を落として
蓉一くんがその雑誌を持ってた水で水浸しにしてしまうという
展開なのですが、
その時蓉一くんはバラの花が表紙になってる雑誌にピンと来て
桜井さんに興味を持ったのでしょうか。
つまり運命の出会いを感じたんですかね?
(何かこんな言い方すると少女漫画みたいですが。。。)
家に同じ雑誌があるから「俺ん家来ます?」って
展開早くないか!?と思ったのが本音。
読み進めるうちに蓉一くんは人と関わるのが苦手だとわかったので、
余計違和感を感じてしまったのですが、
きっと蓉一くんの中で
桜井さんに何か感じるモノがあったのかもしれませんね。

にしても本当に1巻の蓉一くんは桜井さんに対してつっけんどん。
毎回会話する時は、
必ずと言って良い程いちいち鼻にかかるような言い方で、
軽く喧嘩売ってるの!?って思っちゃうくらい。。。
これは桜井さんも苦手になるだろうし、
私も正直苦手だわ・・・と思ってしまう程。
菖太くん曰く蓉一くんは桜井さんに興味を持ってる
(蓉一くん自身は多分まだ自覚してないと思う)と
桜井さんに言ってるけど、桜井さんには信じられないよね。
でも蓉一くんは今まできっと殆ど人と関わって来なくて
他人と積極的に話したり、笑ったりすることがめったにないから
昌太くんはそう言ってるんだなって今だから理解できました。
やはり何度か読むとじっくり深く物語を
自分の中に落とし込む事が出来ますね。
あと蓉一くんはあまり人と関わったことがなかったから
どうしたら良いかわからなくて照れ隠し?に
つっけんどんになってるのかなとも思いました。
愛想がないのはある意味素直ってことですかね。

でもそういう不器用な子だからこそ、
きっと会う回数を重ねるうちに
桜井さんの心に深く刻み込まれて言ったんでしょうね。
苦手なはずなのに、苦手だからこそなのか、
境遇が似てるからなのか知りたいと思う・・・恋愛って不思議。
桜井さんがいつの間にか蓉一くんに会いたくなって
何とか理由つけて家に行ったり、
蓉一くんが何を考えているか知りたくて
蓉一くんが花を描いてるのをじっと見ていたり、
初めて桜井さんが蓉一くんに触れて、見つめ合った時も、
それぞれキュンとさせられました。
ゆっくりゆっくり桜井さんが蓉一君に惹かれていく姿が
丁寧に描かれていてとても心が温かくなりました。

また、今更気付いたのですが、
桜井さんが蓉一くんの笑った顔を初めて見た時、
実は駅で蓉一くんが柏木さんと
桜井さん本人の話をしていた時だったことを聞くと
桜井さん、蓉一くんが気になる存在になっていきますよね。
ここも細かいけれど重要な描写だと思いました。

それにしても蓉一くん、綺麗ですよね。
カメラマンが思わず蓉一くんを撮っちゃうのもわかると言うか。
というか日高ショーコさんの描く男性は本当に綺麗。
惚れ惚れしちゃう♡
私は多分黒髪が好きなんだと思いますが、
蓉一くんが絵を描いてる時に髪をピンでとめてたり、
ゴムでまとめていたりするのが可愛いなぁって思います。
あと眼力があって吸い込まれそう。
何処か惹かれる不思議な魅力が彼にはあります。

後半では、早くも蓉一くんに興味を持ってる藤本くんが登場するわけですが
もう登場した第一声からたっつんの声が脳内に流れてしまい、
この作品のCDを聞いたことをはっと思い出しました。
一時期たっつんにはまり数々のBLCDを聞いて来たからでしょうか、
藤本くんのイメージに相当合ってたからなんでしょうか!?
何だかまたCDを聞きたくなりました。
確かこの漫画はCDを聞いて買った漫画だったと思いますし。
たっつん恐るべし。

また、話は前後してしまうのですが、
もう1巻から蓉一が持ってた種を植えて
花を咲かせようとしていたのですね。
そのきっかけは菖太くんが人なつっこくて
桜井さんを気に入って一緒に種蒔きしようと誘ったからですが、
菖太くん実は結構重要な役割してたんだな~って思いました。
ある意味桜井さんと蓉一くんのキューピッド役だったんじゃないかと!

菖太くんと竹さんの関係も私は好きです。
願わくばくっついて欲しかったなぁ~(笑)

この作品を読むのは多分3回目で、
これから2~4巻と読んで、
5巻をもう一度読んで感動を味わうために読み返したのですが、
何回か読んでわかる発見もあり、じっくり読み込めてとても良かったです。
ゆっくり進んで行く恋愛の作品の素晴らしさを実感しました。
(中村明日美子さんの「同級生」シリーズも良いですよね)
日高ショーコさんの描く
桜井さんの蓉一くんへの想いが言葉は勿論、
行動でもとても細かく伝わって来て、恋愛って素敵だな~って思いました。
ありがとうございました。

あまりまとまらないレビューとなってしまったかもしれませんが、
この作品を初めて読んだ時、神評価をつけていたようですし、
勿論今でも神評価だと思います。
これから2~5巻を読むのが楽しみです。

2

芽吹く

クリエイティブな仕事に忙殺されどこかで一息つける場所を求めている桜井。
そのせいか、肩がぶつかった水川蓉一との印象最悪なやりとりを差し引いても、菖太を理由に水川邸に訪れてしまう。
会うたびにソリの合わない会話を繰り返しては苛立ち。
それなのに、その強いインパクトが心に残って「苦手」を意識するくせに、近づいては段々目が離せなくなっていく。

1巻では桜井の仕事や会社での立ち位置等がクローズアップされ、日々のルーティンワークに辟易しつつもやる気を見失い気味な30代後半の諾々と流される姿に惹きつけられます。
残念ながら反発しあう2人に歩み寄る気配はなかなか見られませんが、菖太の観察眼によって、蓉一の鉄壁のバリアの綻びを見ては桜井の感情の推移に添って落ち着いていくことが出来ました。

帯の文句が1巻の終着点だったせいかその先を求めて過ぎてて肩透かしな感じもしますが、漂う空気感にじっくりと進んでいく気配。
なにより、桜井の自覚によって2人の間で巻き起こるだろうこれからに期待したくなります。

2

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