アンチロマンス(1)

anti romace

アンチロマンス(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神86
  • 萌×230
  • 萌10
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

12

レビュー数
18
得点
584
評価数
133
平均
4.4 / 5
神率
64.7%
著者
日高ショーコ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784344846258

あらすじ

高校生のころ同級生で、卒業後にルームシェアを始めてから気がつけば6年――。
広告代理店でライターをしている柿谷と美容師の周防の関係は、「友達以上」で
はあるけれど、その先に進むには、お互いためらいがあり、ぎくしゃくしていて
……!?

表題作アンチロマンス(1)

(仮)柿谷亮,24歳,広告代理店のライター
(仮)周防弘樹,24歳,美容師

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数18

じっくりと

積み本崩し②
憂鬱な朝が大好きでこちらも。少しダウナーな空気感です。じっくりとしっとりと読めました。しばらく続くのかな、続き楽しみです。絵は相変わらずの美しさ。

0

こっちの言い分そっちの言い分

日高ショーコ先生の長期連載(「花は咲くか」「憂鬱な朝」)は、1巻目そんなに惹かれないことが多かったんです。結局最後まで読んでずぶずぶになるんですけど。
今回も1巻目だけ読むと「あんまりかな〜」とか思っちゃいそうで、まとめて読もうと目論んでいたのですが、誘惑に勝てず。負けて良かった。1巻目からめちゃくちゃ好きでした。しかしここで"続く"なのか…

周囲の登場人物がいい!!!「花は咲くか」も、複数の登場人物がよく動くな〜と思いましたが、今回は店長、戸和田さんと推せるキャラが揃ってます!主役2人がグダグダずるずるしてるタイプなので、一層魅力的に見えてしまう。強い。
店長みたいなキャラって日高先生の作品によく出てくるから、先生の仕事感がなんとなく伝わる。

どちらか片方の視点ではなくて、くるくるするのも良い。こっちの言い分とそっちの言い分を読者は両方見て……その上で…いいからくっつけと思う笑

電子特典はカラーイラストです。

0

何度も胸がギューっとなりました

お互い友達以上と感じていながら高校を卒業して一緒に住んで6年。
2人の視点から読めるので余計に焦らされて悶えまくりでした。

ふとした瞬間のスキンシップや思わずしてしまう嫉妬…どう考えても好き同士なのにすぐにくっつかない。台詞・心理描写が秀逸で心揺さぶられます。

特に亮くんからキスして部屋で一人になった後の展開が…!!気づいているのに何も言えないし聞けないのがもどかしい~。布団で泣いてる表情が本当に切なくて。
後半で「戸和田さんみたいな人を好きになればよかった」と言ったのも胸が締め付けられました。
肝心な時にはいつも逃げてしまう周防くんだけど、最後は色々と自覚し始めて甘い展開になったところで終わったので続きが気になります。

1巻では分からない受け攻め問題。
亮くん童貞だし、周防くんのがそういう経験値は高いんだろうけど…この後どうすれば?!って動揺してるのが可愛い!!
この2人ならリバも良いなぁ。妄想しながら次巻を待ちたいと思います。あぁ、早く続き読みたい!

3

幼馴染みで同級生で同居人で、その先は…

数々の名作を世に送り出している日高ショーコ先生の最新作。
日高先生の作品は、丁寧で綺麗な絵柄と繊細な心理描写で、すぐにストーリーに惹き込まれます。

広告代理店のライター 柿谷 亮と美容室のスタイリスト 周防 弘樹のお話。

幼馴染みで、同級生で、高校卒業と同時に上京して同居している2人。
気が付けば、お互い24歳。
同居はすでに6年間。
高校生の頃から、もう周防が「特別」な存在と気が付いている柿谷
高校生の頃から、もう柿谷の「気持ち」には気が付いていた周防
ずいぶん前に――子供の頃の関係は終っているような気がする

同居はすでに6年ですが、幼馴染みなので一緒にいた期間はもっと長い2人。
24歳は子供ではないけれど、社会人として責任が取れるほど大人でもない。
ちょっとしたことで揺れ動く年齢に、ある日「何か」を起こしたら?
2人の温度差で保っていたバランスを、突然十和田さんに崩されたカタチになります。
うぉぉぉ!!ここで「つづく」のかい?!
と、読まれた方は全員が悶絶されたと思います…。
それぐらい絶妙な場面で終わっています。

2人が同居しているマンションは、三軒茶屋なのですが、すごくリアリティがありつつも、三茶に分譲マンションなんてセレブだな!と思ってしまいました(笑)
三茶は飲食店が本当に多いので「ねこ店長」のお店も本当にあるかも??
日高先生の描く微妙な表情や仕草、等身大の24歳のライフスタイル、そしてお互いの仕事を絡めて進んでいくストーリーで、ノンフィクションなのではないかと錯覚してしまいます。

ずっと動かなかった、動けなかった2人。
もう「何もなかった」ことには出来ないところまで来ています。
でも、この後どうしたらいいのかわからない…。
自分の気持ちをはっきりと自覚している柿谷に比べて、自分の気持ちから逃げていた周防に「覚悟」は出来ているのでしょうか?
せつないとも苦しいともまた違うこの気持ち。
日高先生は心理描写も本当にお上手だと思います。
ロマンスするには、もう長すぎた2人に、この後どんな未来が待っているのでしょうか?

次巻はいつ頃に発売されるのかな。
待つのが辛すぎて、三茶に(こっそり)2人を探しに行きたいです(泣)

5

2人の関係が好き

突っ走るには若くなく諦観するまでは歳を取っていない、微妙な年齢の2人がどんな結末を出すのかがとても楽しみです。

一読者の気持ちとしては「後悔だけはして欲しくない」って言う戸和田に1番近いです。
 
現状維持を選び続けて来た2人の想いと閉塞感に、戸和田の柿谷への干渉と店長から周防への新しい事業への誘いによって新しい風が吹き込んで来ました。

まだキスしかしてない2人ですし、どちらが攻め受けかも分からない作品です。ですが6年一緒にいられた理由と思わず触りたいという衝動に向き合えば、自ずと答えは出ていると思うのです。

簡単にセックスする作品も決して嫌いでは無いですが、モダモダした関係にとても萌えます。

後書きを読むと不定期掲載で単行本化するまで時間がかかっていたようですが、どうかどうか定期連載にして頂いて2巻は一年後には読みたいと思いました。泣

2

じれったいのが好き

流麗な絵で紡がれる、友達の殻を破ることの大変さを描いたお話。

結局のところ、私は、こんな風に、二人の間に確かにある感情が、恋愛であることを認めて、受け入れることに、悩んだり、逃げようとしたりと、ジタバタするお話が一番好き。
24歳というのは、一つの長い片思いに決着をつけるには、ちょうどいい年齢なのかもしれない。
学生時代にはなんとなく先送りにできていた曖昧な二人の関係も、二人それぞれの周りの環境が変わってくることで、そのままにしてはおけなくなってくる。

このお話、1巻では完結しなかったけど、どうあがいても周防に逃げ道はないので、安心して続きを待とう。

4

どうか。ロマンティックを止めないで。

「憂鬱な朝」ロスからこちらはずっと。日高ショーコ作品ロス‼︎ なのだ。
待ちに待っていた、と言っても良いかもしれない。
だから。正直に言うと、少なからずガッカリはしたんだよ。
まず、日高ショーコ作品ならではの美麗さは無い。無いんだよ!
柿谷は戸和田さんによると「顔は可愛い。」らしい。え?そうなの?
ところがそれは、もし「花は咲くか」の様な群像劇の中にあったなら。
簡単に埋もれてしまうものだと思う。それはちょっと女の子にモテて来たであろうオシャレな周防だって同じである。人目を引く様な美しさはそこには無い。
くーっ!これは無念である。
まずその美麗さを愛でたいファンの一人にとって歯痒いばかりに無念なんである。
そして、この主人公2人の24歳という若さ。もう6年と彼等は言うが、学生時代を入れても。
若い時の6年なんて、大人にしてみたらたったの6年なので。驚く事ですら無い。周囲の大人が驚いているのがむしろ驚愕である。
確かに出逢って、3ヶ月以内に何も無ければ、恋愛にはならないという不問律はあるだろう。
これは、恋愛か、友情かを問いかける話ですら無い。昨今の草食男子やら低体温男子やらの増長を思えば、普通なんだろうとさえ思う。若さゆえの何たらすら経験しないで彼等はジリジリと、否、モダモダと6年を費やしたというのだ。それこそが「アンチ ロマンス」なのだと。何が言いたいのかと言うと。
ロマンスするには長過ぎたというなら、彼等は後戻り出来ない、もしくはしにくい程に老成していて欲しいのだ。24歳なんて。学生の延長じゃないか。ふぅ。
なので、私は彼等を見守る大人たちの「アンチ ロマンス」にどうしても惹かれてしまう。
戸和田さんは、自身のセクシャリティに揺らぎを感じているかの様で。
だからモダモダしている柿谷と周防を放っては置けない。自分は結婚を前提にお付き合いしている女性がいるのだと言いながら。まるで「普通の」生き方を選択して、ロマンスを介在させない様にしているかの様で。バーのマスター、准一さんの掠め取るようなキスに、応じてしまう。
彼は。自分の「ロマンス」を諦念しながら、若い2人の「ロマンス」を信じてみたいと思っているかの様だ。
それこそが「アンチ ロマンス」。若い2人の恋が前に進む頃、戸和田さんの恋も息を吹き返すのだろうか。どうか。大人の方の彼等の、ロマンスを。
ロマンティックを止めないで。

5

いい表情のオンパレード

プロの(しかもめちゃくちゃ有名な)漫画家さんに言うのも失礼かもしれませんが
とにかく登場人物の表情が素晴らしい!!
セリフやモノローグが無いとしても感情がのっていて
凄くキレイな絵柄だけど生きてる人間って感じがとてもします。
お人形さんしてないというか…うまく言えないんですが。
だから、柿谷と周防がお互いに気付かないフリをしてきても
分かってる部分はあるんだと思います。
若いときの6年って、長いですよね。
それでも離れられず変化が怖いのも変化を望むこともごく自然な感情の中、
二人を揺さぶってくる戸和田さんが好きだなー!
明らかに当て馬ポジだけど、ただ面白がってるだけじゃなくて
ワケアリそうな大人のお節介と優しさが混ざっていて。
准一さんも穏やかそうだけど悲しいこととか沢山あったんだろうな。
こちらの二人も主役に負けないくらい興味があります。
どんな道を選んでも後悔しないなんて言いきれない、
でも自分にも相手にも正直でいたい。
恋って矛盾ばかりで苦しいし切ないけど
“彼”じゃなければ意味がないと思えることが
全ての答えかもしれませんね。

3

早く続き欲しい!

どうしよう…
こちらの最後の柿谷の『俺たち、ここからどうしよう…』を受けての私の気持ち。
なんだこれ?なんだこれ~!

凄く、良い…
こういう作品読みたかったです!

日高ショーコ先生の描く迷ってる男の子達が、好きです。互いを特別だと思いつつ、友人って言葉では、親友って言葉では表せないくらい特別な存在と気がついている周防と柿谷。高校卒業してから6年も同居している2人。

読んでいても、2人の暮らす住まいの様子、暮らしが見える。別にオシャレじゃないし、お金持ちじゃないし。だけど、なんか居心地良さそうな感じです。
冒頭で、料理する周防の背後から覗き込んで柿谷が肩に顎のせする場面が有るんですけどね、こういう触れあいが自然で不自然なんですよね!親密さがちょっと違うでしょ~!
あ、見ちゃったな…と読んでいて照れるんです。

さあ、ざわざわと気持ちの波が立ってきて7年目の2人はどうなるんだろう。波を人工的に起こしちゃった柿谷の先輩の戸和田さん。
この人も、気になる~!含みが有って何だか余裕。ゲイじゃないけど過去には経験有りそうで。
日高ショーコ先生の作品に出てくる戸和田さんみたいなシレッと話を掻き回すタイプの人。日高ショーコ先生の作品では、こういう人も魅力的です。
早く続き読みたい!
あんな終り方で、どうしよう…って言われたら。気になって仕方有りません。
長いスパンの作品ですけど2巻を早く読みたいのです。

周防と柿谷の着こなしも、ゆるっと雰囲気あって好みです。どっちが右か左かわかりません。解釈違いかも知れないなぁ。
ともあれ、どちらも個人的には大丈夫です!

雰囲気のある世界観に是非とも入っていただきたい作品だと思いました。

3

ロマンス、ではなく

相変わらず絵が美しいです。
幼なじみで同じ学校・同じクラス・友人・親友、そして今は同居人。
甘えて甘えられて、ふと気が付けば同居人になってから6年も経っていた…
友達以上恋人未満の不思議な関係性の2人のお話です。
流石日高先生と言いますか、職場や日常生活を交えながら両視点で描く事によって、各登場人物の心理描写がとてもリアル。
大きな出来事は起きず、ゆっくりと静かに進むストーリーに夢中になる。

一緒に居る時間が長ければ長いほど、何となく相手に甘えてしまって、細かな事を口に出さなくなってしまう。
けれど、実は「あいつはああいうところはこうなんだよな」と相手は少し気にしていたりもする。
しかしあえてそれを言わない。
この辺りがすごく現実味があるなと。描き方が凄い。
幼なじみで仲は良いけれど、ベッタリとくっ付いているわけでもなく、どこか空気のような感じで淡々とした温度の低いやり取りが続く2人。
お互いにお互いが居ることを当たり前だと思ってしまっている。
でもそれは決して当たり前ではなくて。
いつからか特別に感じていた気持ちに気が付かないふりをして、今までと同じ関係のままでずっといられると思っていた。
両片想いでありながら、柿谷と周防の間で温度差があった事で読者はじれじれとするのですが、ラスト付近でようやく本音をぶつけ合う。
そんな2人の複雑な関係性が大きく動きかけたところで終わります。
もう、終わり方が絶妙で、続きが気になって本当に仕方がない。

どちらが攻めで受けなのかまだ分からない状態ですが、なんだかこの2人はどちらがどうでも良い気がします。
数年を掛けてやっと動き始めた2人の、まだ名前が付けられないこの関係を今後も追いたい。
2巻を楽しみに待ちたいと思います。

5

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