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表題作After(電子限定版)

榊正彦(インテリアショップのオーナー)
岡田一樹(大手不動産会社勤務)

同時収録作品あれからぼくたちは(2012年花音1月号小冊子)

美山洸平(カフェオーナー)
仁科透(会社員)

その他の収録作品

  • 表紙(2008年ドラマCD嵐のあと」ブックレット
  • イラスト(2008年ボーイズギャビ!’09冬)
  • Shopping(2010年極上眼鏡男子)
  • イラスト(2011年花音4月号+コメント描き下ろし)
  • 初夏のランチタイム(2010年花音8月号小冊子)
  • そのあとぼくたちは(2013年花音1月号小冊子)
  • 天国に一番近い島(2013年花音8月号小冊子)
  • おいしい生活(2014年花音10月号小冊子)
  • イラスト(2010年極上眼鏡男子)
  • Wメガネ(2008年サイン会小冊子)
  • 律義(2008年サイン会小冊子)
  • 休日(2008年サイン会小冊子)
  • happy day(描き下ろし)

あらすじ

「シグナル」「嵐のあと」「初恋のあとさき」のコミックス未収録作品が電子限定で登場!花音で掲載されたショートストーリーを中心に、幻のドラマCD「嵐のあと」ブックレットや2008年開催サイン会配布小冊子の原稿も収録。描き下ろしあり!

『After(2008年ドラマCD「嵐のあと」ブックレット』

作品情報

作品名
After(電子限定版)
著者
日高ショーコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
電子発売日
4.6

(233)

(178)

萌々

(38)

(14)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
21
得点
1086
評価数
233
平均
4.6 / 5
神率
76.4%

レビュー投稿数21

『嵐のあと』ファン必読の番外編集

「シグナル」「嵐のあと」「初恋のあとさき」の番外編集。

最もレアなのは、何といっても、
「嵐のあと」サイン会小冊子のSS三篇かと思います!※キャララフ集は収録されていません。
当時苦労して入手し、
岡田のメガネ姿に悶絶し、
榊への「マーくん」呼びに爆笑し、
寝起きの榊と岡田のイチャイチャシーンを矯めつ眇めつ何度も読み返したことが
昨日のことのように思い出されました!

小冊子も含め殆ど既読でしたが、まとめて読むと3組のカップルのその後や時の流れが感じられ、やっぱりこのシリーズが大好きだな〜と実感しました。
コメントで日高さんが「榊」「岡田」に特に思い入れが強い、と書かれていたことも嬉しかったです。

描き下ろし「happy day」は、榊と岡田メインの話。
岡田が友達に榊との関係を打ち明け、その友達を家に招いて榊を紹介している姿にかなりグッとくるものがありました。

冒頭の「After」(付き合い始めの頃の話)は、
榊との関係を友達に話そうとする岡田と、そんな岡田を「変わってるな」と評する榊とのちょっと切ないすれ違いのエピソードでしたが、
今回の描き下ろしでは、二人の間の垣根が年月を経て少しずつ低くなっていっていることが感じられ、とても感慨深い気持ちになりました。

上記の「After」や、コミック「初恋のあとさき」収録の「double line」で、岡田が二人の間の壁をなくすためどうすれば良いのか悩んでいたことを思うと、今回のエピソードには本当に感動です。
そんな岡田に榊はこれからも何度も惚れ直すんだろうなぁと思うとニヤニヤが止まりません。
榊も「After」の頃に比べると時を経て少しずつ丸くなっていって、でも神経質でツンデレっぽいところは相変わらずで、可愛いな〜と感じられましたv

「シグナル」の芦原と村上(結婚するようです!)と、
「初恋のあとさき」の美山と仁科も登場するので、このシリーズ全体のファンにもかなりオススメの内容です。
そう言えば「あれからぼくたちは」の後日談として、日高さんの旧ブログに、仁科と岡田がそのうち仕事で会うかも〜という内容の一コマ漫画が掲載されていましたが、そんなところも見てみたかったですw

Hシーンはなく一つ一つのエピソードも短いのに、コミック数冊分にも匹敵する満足感が味わえる内容。
これが電子書籍で僅か200円ほどで購入できるというのも驚き。
文句なしの神評価です☆

17

岡田に惚れ直しました!

 発表されてから楽しみにしていました。読めないと思っていたものが読めるなんてなんて幸せなんだろう。日高先生の作品は作家買いで紙で集めているので電子限定なのは残念だけど、パソコン前でコミックスを読み返しながら堪能しました。
 『嵐のあと』では岡田の無自覚な小悪魔ぶりに翻弄された榊のように、私の心にも嵐が吹きましたが、こちらの岡田は潔くて男前で格好良かった!そして表紙の岡田がとても綺麗です(≧∇≦)。惚れ直しました!黒髪受け最高です!
 『初恋のあとさき』の仁科はずるい男だな~という印象だったのですが、この仁科はなんだかとっても可愛いぞ( ´艸`)クフ。あのずるさは小心ゆえ…なのだな。美山が相変わらずなのも楽しかった。

 表紙含めて全31ページ。表紙イラストと中にカラーイラストが1ページ。これで216円は素晴らしいですね!他の作家様や出版社でもこういう販売方法が広がると、転売防止にもなるのでどんどん参入して欲しいなと思います。
 
 

11

『嵐のあと』二人の変化を垣間見

『シグナル』『嵐のあと』『初恋のあとさき』の番外ショートストーリーをまとめた電子書籍。

表紙…2008年ドラマCD「嵐のあと」ブックレット
After…2008年ドラマCD「嵐のあと」ブックレット(4P)
イラスト…2008年ボーイズキャビ!’09冬(1P)
Shopping…2011年極上眼鏡男子(4P)
イラスト…2011年花音4月号+コメント描き下ろし
初夏のランチタイム…2010年花音8月号小冊子
あれからぼくたちは…2012年花音1月号小冊子(2P)
そのあとぼくたちは…2013年花音1月号小冊子(2P)
天国に一番近い島…2013年花音8月号小冊子(2P)
おいしい生活…2014年花音10月号小冊子(2P)
イラスト…2010年極上眼鏡男子表紙
Wメガネ…2008年サイン会小冊子(2P)
律儀…2008年サイン会小冊子(1P)
休日…2008年サイン会小冊子(2P)
happy day…描き下ろし(2P)

後書きで日高先生が「榊と岡田に特別な思い入れがある」と仰ってる通り、『嵐のあと』の二人の登場回数が多いです。
番外編「DOUBLE LINE」(『初恋のあとさき』収録)で同棲してるのに好きだからこそ倦怠期っぽくなってる二人が描かれていますが、今回発売されたショートストーリーで本編から番外編までの二人の関係性を垣間見ることができます。
わりとあっけらかんとしてる岡田に対して、好きだからこそ慎重になっている榊。榊が気持ちを表す台詞は少ないけれど表情や行間からいろいろ伝わってきます。こんな少ないページ数なのに、これだけ表現してる日高先生はすごい!
お互いの名前の呼び方の変化が二人の距離感を表すキーワードになってると思います。

『シグナル』村上×芦原の登場はほんのちょっとだけど、二人の関係は大きな転機を迎えます。

『初恋のあとさき』美山×仁科。仁科は本編では真面目な印象があったので、美山に一緒に住んでると紹介された時、照れて言い訳並べてるのが意外というか、10年前の恋が落ち着くところに落ち着いて本来の性格が出てるように見えました。

短いページ数でもこうして発行できるのが電子書籍の強みだと思います。
その時々の購入特典をこうしてまとめて発行してくださったこと、日高先生や出版社には感謝しかありません!

10

さすがとしか言いようのない神作品☆

電子書籍ってあまり好きではないのですが、紙媒体では発売になっていないので購入。電子書籍のお手軽さはやばい…。ハマったらどんどん買っちゃいそうな予感www

さて、日高さんの新刊ということで楽しみにしていました。タイトルは『After』。その名の通り、今までのコミックスの彼らの『その後』です。ちょこっとネタバレしてます。



メインCPは『嵐のあと』の榊×岡田くん。
始まりはややシリアスムードで始まりますが、徐々に恋人として距離を縮めていく二人が激カワです。
「そろそろ一緒に住まないか」と言いたいのに言い出せない『初夏のランチタイム』の榊のヘタレ具合に笑い。
『初恋のあとさき』の美山くんにもらった旅行券で南の島に来た榊と岡田くんのツンデレっぷりが描かれた『天国に一番近い島』にも萌え。

『初恋のあとさき』の美山くんと仁科くんの、かみ合っていないようでその実「割れ鍋に綴じ蓋」という言葉がぴったりなナイスなCPに笑い。

『シグナル』の芦原さんの、相変わらずの女王さまぶりに安心し。

とってもおいしい作品でした。カラーの表紙と、途中で入るカラーの挿絵もとても美しかった!

『Afterr』に収録されている作品は雑誌に掲載された作品にプラスして、『嵐のあと』のドラマCDの特典のブックレットや、サイン会で配られた小冊子に掲載されていた作品も含まれている模様。当時ゲットできなかった方(当然私も含まれる)にはうれしい1冊でした。

すんごい薄くていいから、紙媒体でも発売してくれないかな。『コミック』という形で手元にほしいです。

日高さんの書かれるリーマンの色っぽさは半端ないですが、それらを堪能できる、非常に満足度の高い1冊でした。


9

彼らのあれから、これから

『シグナル』『嵐のあと』『初恋のあとさき』
シリーズのコミックス未収録作品の電子書籍化。
それぞれの”その後”がSSの詰め合わせで楽しめます♪

メインは、『嵐のあと』の榊さん×岡田さんCP。
日高先生ご自身も「特に思入れが強い」とおっしゃっていますが、
こちらのふたりは本当に素敵ですね。
対等な男同士として成立しているCPで、基本的には糖度低め、
でも時にドキッとするほど色っぽくて、カッコ良い。

そんなふたりの”その後”は―
榊さんの線引きに思い巡らす岡田さんがいたり、
お買いものデートをしたり、旅行中ケンカしたり...
ふたりのちょっとした日常を覗かせてもらっているような
そんなイメージで読み進めていきました。
特に『休日』と題されたサイレントが印象的で、
甘くて溶けそうな、ふたりだけの至福の休日にうっとり♡
又、描き下ろし(!)の岡田さんの潔さには
榊さんと共に惚れ直してしまいました///

次に登場の多いのが、『初恋のあとさき』の美山×仁科CP。
相変わらず人前で美山との関係を肯定しない仁科だけど
否定すればするほどバレバレ(ちょっと可愛い笑)。
お店の繁忙時、スマートに美山を手伝ったり、
美山との(同棲)生活を同僚に微笑んで話したり。
ふたりの関係にきちんと向き合って進んでいる仁科の姿に、
よしよしと、美山の幸せを願う読み手のわたしもにっこり。
でも何と言っても大注目は、美山の”うふふ笑い”、です!!
可愛くて、嬉しそうな美山をとくとご覧あれ♡♡

一番出番が少ないのは『シグナル』の村上くん×芦原さんCPですが
ふたりからは嬉しい報告があるので、やっぱりこちらも必見☆
個人的に芦原さんの堂々&飄々としたキャラがすごく好きで、
振り回されている村上くん(と榊さん)が見れて嬉しかったです。

わたしはこちらのシリーズに出会うのがとても遅く、
普通だったら二度と読めないSSばかりだったので
今回のような電子書籍化は非常に嬉しいです。
日高先生や企画して下さった方々に感謝申し上げます!

彼らの”あれから”と、希望のある”これから”を纏わせる内容に、
評価は神評価一択!
読後は、”これまで”を読み返したくなること請け合いです。

8

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