嵐のあと

arashi no ato

嵐のあと
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神116
  • 萌×267
  • 萌49
  • 中立14
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
41
得点
1009
評価数
252
平均
4.1 / 5
神率
46%
著者
日高ショーコ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784832285156

あらすじ

輸入インテリア会社社長の榊は、男同士のドライな恋愛関係に満足していた。だから、取引先の担当者・岡田の事も好みだと思うだけで、本気になるはずはないと油断していたのかもしれない。しかし、記憶をなくすほど飲んだ翌日目を覚ましたそこは、岡田の自宅で…!? 岡田の無自覚な言動が榊の心をかき乱す…! 切ない恋が胸に迫る大人の純愛ラブストーリー★ 描き下ろしは後日談♪
出版社より

表題作嵐のあと

榊 正彦,輸入インテリア販売会社社長(30)
岡田 一樹,大手不動産会社企画部のリーマン(32)

その他の収録作品

  • Anti cyclone(描き下ろし)
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数41

良いものは良くて、年月問わずを実感しました❗️

言わずとしれた日高シヨーコ先生の名作です。
ノンケの岡田とゲイの榊のお話。
ほんとに心が揺さぶられるほどに、気になって、会いたくて仕方なくなる存在が、榊にとっての岡田でした。
仕事で知り合い、互いに有能と認めていくわけです。榊にとっては、初めから岡田は好みのタイプ。でも、「ノンケじゃなかったらね」と自分に言い聞かせて、恋の嵐に巻き込まれないようにするんですが…

でも、岡田を知れば知るほどに惹かれていくのが止まらない❗️キスしてしまってからは尚更、気持ちに蓋を出来なくて。

ひどい言葉を吐いて、岡田を離そうとする榊が何とも切ないし、愛しく感じました。

ただですね、ノンケの筈の岡田も、榊に出会ってからは気持ちを揺さぶられていくばかりで。

何というか、ノンケもゲイも関係なくて人としての魅力には抗えないと思いました。

いま時点で、11年前の作品ですが色褪せない良さにじっくり浸ってしまいました。

良いものは、やっぱり良いですね~❤️

0

無自覚というにはあまりにも

 日高先生の絵は本当に洗練されていて大好きなんですが、私にはどうも言動に矛盾を感じるキャラが多いように感じられ、なかなか先生の作品にハマることができないのがとてももどかしいです。こちらでは、ノンケの岡田の言動の流れがいまいち理解できず、萌えることができませんした。最初に榊をオカマ呼ばわりした上、近距離で榊のことをいい匂いだと言ったりしておいて、榊に迫られた途端あれほどの拒絶。突然のことに驚いたのは仕方ないとしても、榊が男がイケる人だとまったく知らなかったというのはあまりにも察しが悪いというか、何も考えなさ過ぎなんじゃないか、と思ってしまいます。

 百歩譲ってこのシーンは良しとしても、その後すっかり一線を引いて接するようになった榊に対し、「俺のことをちゃんと考えてない」「俺の気持ちを勝手に決めてる」なんて台詞が言える神経は、私にはまったく理解できなかったです。確かに間違ってはない。岡田は自分を拒絶したんだ、もう自分と関わりたくないだろう、と榊は彼の気持ちを勝手に決めたわけですもんね。でもそれって相手を思いやり尊重しようとした結果の、当然の考えだと思うんです。ノンケのトラウマにだってなりたくないでしょうし。未熟な学生ならまだ許容範囲ですが、いい大人の発言だったので、どうしても引っかかってしまいました。

1

お仕事BLとしても面白い

シグナル、嵐のあと、初恋のあとさき…の順で主役交代型のシリーズです。

日高ショーコ先生の作品は、一貫して日高先生らしさがあります。淡々としているようで人間味があふれていて。
榊(メガネ)はシグナルのときより大分好印象になりました。仕事に真剣なことに好感。岡田も仕事熱心だし、サラリーマン的な愛想の良さもリアルで好きです。深夜に榊に電話するあたり相当な人たらし。
勝手に榊が受けかと思ってたのですんなり突っ込まれた岡田にビックリしました。冷静に考えたら長続きしないと思うのですが、分かっていてもどうにもならなかった2人に幸せあれ。

日高先生の作品タイトルが割といつもしっくり来ない。皆さんのレビューで成る程と思うこともあるのですが、自分はしっくり来ない。

0

世界が変わるのは怖い。恋はいつも嵐のように。息詰まる緊張感と共に。

「シグナル」「嵐のあと」「初恋のあとさき」という順のスピンオフ3部作で描かれていたかと思います。そして「After」は彼らのその後や番外編、おまけ。
どうしようもなく、恋に落ちてしまう瞬間。いや、違うな。恋という昂揚感に心がどうしても占められていて、嵐のように吹き荒れる、その真っ只中にいる。そういう気持ち。嵐はいつか過ぎ去って行く。それまで、落ち着いて待っていれば…。

ノンケに恋をして、辛い想いや虚しい想いをしたくない。だから、榊は避けようとする。自分の気持ちからも。どうしようもなく惹かれてしまう岡田からも。
「シグナル」でもそうでしたが、榊はその身なりやセンス、というものにこだわりを持つ、言わば「THE・ゲイ」とでも言うべき感性の持ち主。(そして神経質でちょっぴりヒステリックだ。)ゲイが全員そうだとは思わないが、そんな榊を「オカマみたいだね。」と、笑う岡田に、多分少し傷付いて、動揺して。榊は逃げてしまう。榊はその感性とセンスを活かした仕事をしていて、しかもそこそこ成功している。若くして会社を経営し、従業員だってそれなりに付いてきているのだから。
岡田は榊と話した事が楽しくて、もっと話したいな、くらいに思っていたんだろうと思う。最初は。だから避けられて、動揺する。もちろんそれは恋では無い。キレイで、その魅力を自分で分かっていて、バーで気楽に女の子に声をかける事が出来る男だ。そして、大抵の男がそうであるように、オンタイムは小綺麗にしてはいるが、普段は無頓着で。石鹸で顔を洗い、スエットで寝て起きて、部屋がゴミで散らかっていてもそんなには気にしない、そんな男だ。
そんな岡田が、それでも何だか気になって、深夜、榊に電話してしまう。心がいっぱいいっぱいだった榊は、その無防備な岡田にキスをしてしまう。咄嗟のことで驚いて逃げてしまう岡田だったが。
その後は…。
恋をして、心に吹き荒れる嵐の後には。今まで積み重ねて来たもの、価値観とかそういうもの、を全部壊して。倒して。『新しく見える風景の中に、彼がいるなら。世界が変わることも。自分が変わることも。きっと悪くはないと思う。』二人はようやくスタートラインに立ったばかり、というところで物語は終わります。
描き下ろしの「Anti cyclone(=高気圧)」では。やはり、ゲイだノンケだと隔たりを作る、榊の元セフレの美山。美山とはもぅ何でもない、と慌てる榊に対して。恋する頭の中は、皆んな同じなのにな、と思っている、岡田目線のストーリーになっていて。この気持ちは「After」にも触れているので、この後も二人は大丈夫なんだろうな、とホッとさせてもくれるのです。何せ、物語を通して息詰まる緊張感が漂っているので。ここでやっと息をつける様な感じです。

榊の会社で働く、美人で仕事の早い、サバサバとした性格の中森さんや、当たり障りの無い関係で居たかっただけ、とシレッと別れる美山など。脇を固める人たちも魅力的です。全員が大人でクールで、オシャレ。ただ、恋をする気持ちは存外、大人でいられないよっていう。ああ、でもやっぱりオシャレだな。台詞の一つ一つが詩的で素敵。さすがだなぁ、と思います。そして、主演のこの男たちの佇まいに惚れ惚れします。

1

嵐だって悪くない

オトナの社会人BL…で真っ先に思い出す作品の一つです。続編が電子限定版でリリースされると知り久しぶりに読んでみました。

ゲイの男性がストレートの男性と出会って恋をする――それだけと言えばそれだけのシンプルな物語なのに何度読んでもドキドキするのは何故かしら…と考えるに、ドライでクールな“デキる男”然とした榊が恋の嵐に翻弄されて、自分らしくなくなったり、足掻いたりして、結局はただの“恋する男”になっちゃうのが…もう、堪らなく萌えるなぁーと。

一方、榊の好意を知って自分の感情を認めてしまう岡田も男前です。二人はそれぞれ仕事に自信とプライドを持つ大人ですが、逡巡してしまう理由は社会的な立場などではなくただただ「恋に落ちてしまって、どうすればいいか分からない」からなんですよね。恋とはそれほどに強烈で、唐突で、嵐のようなもの。「嵐のあと」というタイトルが秀逸だなとしみじみ思いました。

この二人の続編…わ~なんかドキドキします。楽しみです。

2

何回も読み返してるBL作品

日高作品の中で一番好きかもです

ゲイの榊がノンケの岡田に恋しちゃうお話。
榊はノンケには手を出さない主義。どうせいつか気持ちわるいと思って離れていくんだろ、と最初からこの恋に諦めモード。
だけどノンケの岡田が榊に関わってこようとちょっかいを出してくるんです。色気を振りまきながら(笑)
仕事のできる憧れの榊と関わっていたくて、会いたがったり、電話したくなったり。そして榊から向けられる好意に気づき、露骨に自分を避けてくる榊への気持ちも変化していき…

とにかくこの2人の心の動きが本当に面白い。派手な描写はないんですが、気持ちの揺れが日高さんの画力で見事に表現されていました!

3

題名に感動。漫画の世界から現実へ。

こんなにも読み終わった後に題名を見て納得する本はあるだろうか。
題名の意味が分かったとき、ぞくぞくします!!
題名を含めて一冊の本なんだなぁ。と、話、絵、題名全てに満足の一冊でした!

話がまた流れに無理がなく、とても自然なのですよ!
ノンケの本音、心の機微が非常にリアルに描かれている。
のに、ゲイの男に落ちる瞬間も自然で、本当に有りうるんじゃない?!と思わせる。
とにかく自然なんです。
凄くよく分かる!!今が良ければ良いと思っている人間の本性。
本人なりに本気で考えている現状。それの何がいけないんだ?!と、思う楽観主義者の考え。
それに腹立つ人がいるのもまた事実。
現実にいる多様な人間の心理が素晴らしく忠実に描かれていて、漫画という作り物の世界とは思えない、
本当に素晴らしい現実の幸せを見た気になります。

2

眼鏡嵐

眼鏡に惹かれて読んだのですが、ナイス知的眼鏡!インテリ眼鏡萌えです。
物語は職場恋愛と同性愛の葛藤を挟みつつ、女性は出てくるもののこれ見よがしの当て馬ではない程よい距離感。大人の恋愛という感じがしました。絵も綺麗で素敵です。眼鏡っていいですね。

2

かっこいい。

丸々一冊、表題のお話です。
私はこれ位あるのが好きでして、やっぱりこれ位書いてないと、
なんか納得出来ない事が多くて。
なので、お話も面白かったし、長さも私には丁度良かったし、
面白かった!楽しかったです。

仕事も出来て、かっこいい2人のお話です。
日高ショーコさんの絵は、とにかくかっこいいですね。
「花は咲くか」位しか、ちゃんと読んだ記憶はないのですが、
あの時も「本当かっこいいなぁ〜」と楽しんでおりました。
お話もすごく面白かったし。
今回もかなり高レベル。
正直読みながら、もぅ1人の自分が
「何故そこでいちいち睨む!キメ顔をする!」っとツッコミながらも、
かっこいいんですもん。
読んでて楽しいです。
しかも榊さん、心の中キツイだろうなーと思うのに、
顔が微動だにしてないんじゃないかって位、冷徹なままで。
でもそれがかっこ良くてせつなくて。
特に「ちょっと魔がさしました」の所、好きでした。
せつなさも悔しさもある感じ。
好きでした。
そして岡田さん!
相当動揺してるだろうに、かっこいいまま!
最後アパートでタバコ吸いながら待ってるの、
カッコよすぎでしょ!っとツッコミながらも、
ドキドキしながら読んでました。

こんなにブレずに、
ギャグっぽいコマなしで進んで、
こんだけやってたら鼻につきそうな気もするのに、
全然そんなのない。
なんか直球勝負な感じ。
しっかりとお話を伝えてくるみたいな。
かっこいいだけじゃなくて、気持ちもすごく伝わってくる。
人気のある方とは知っていたけれど、
日高ショーコさんって凄いんだと思いました。

何度読み返しても面白いです。
おすすめの作品です。

2

私の心にも風が吹いた

完全に私を日高ワールドに惹きこんだ作品。ざわざわ心が騒いで、ぎゅっと掴まれて、鼓動が大きくなって、なんだろう?恋しちゃったような感じ?そんな気持ちになれるお話です。

 一目見た時から意識する榊と、榊がゲイだと知らない岡田は、自分の言葉や態度がどんな風に見られているかなんてまったく自覚もせずに、どんどん近付いてきます。身なりを気にする榊に「オカマっぽいね」なんて軽く言っちゃったり、カミングアウトしてしまえば楽になれると考えてる榊に素敵な笑顔で振り返ったり、無自覚な小悪魔ですよ!ざわざわと榊の心に風が吹き出します。学生の頃、本当に好きだった友人に何も言えなかった時のように、ー何事もなかったように風はすぐ止むーそうして距離を取ろうとするのに、岡田はそうさせてくれません。夜中に電話して来たり、榊の店の前にいると言ったり、これが異性同士なら完全に誘ってるとしか思えないようなことをするんです。こういう岡田の行動がノンケぽくってちょっとリアルでいいです。日高先生、上手いな~。上手いと言えば、その他のキャラ設定や使い方もすごく上手いんですよね。仕事仲間の中森の立ち位置は絶妙で、榊のセフレの美山からされたキスは、岡田にとって“榊のキス”は嫌じゃなかったって気がつくきっかけになるし、ナンパした女性との電話では、榊には好きな人(俺)がいて、自分にも同じ気持ちがあると自覚することになる。その自覚をうやむやにしなかった岡田が格好いいです!臆病な榊の心を揺さぶって、壊して、ひらいて、嵐のあとに見えた風景が二人の笑顔でよかった。

2

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