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3巻の終わりで知らされた、いきなりの桜井さん大阪転勤。
切ない始まりだとわかっていたので、買ってからなかなか開けられなかった4巻です。
そして今、読み終えて……なんですぐ読まなかったのかと。
今回、蓉ちゃんをはじめ、桜井さん、藤本、柏木さん、それぞれに様々な変化が現れてきました。
特に藤本株は上がりっぱなしです。かわいいヤツやん!
ストーリー的にも登場人物ひとりひとりの人生を示唆するような「カギ」となるセリフや場面が多かったです。
それに、蓉ちゃんがひとりもんもん考えるシーンや、蓉ちゃんと桜井さんのケンカシーン。
自分的に好きなシーンが多くてドキドキしながら読み進めていったんですが、ラスト25話で心臓鷲掴みにされました。
まともなレビューになっていないのは承知で、これだけは言わせてください。
自慰シチュ大好き人間として、言わずにはおれません!
あの蓉一くんが、桜井さんを想いながら自慰してたんです、って!!
もうこれが興奮せずにおられましょうか!!
「どーやって…抜いてたのかな…とか」っていう誘導尋問(?)しかけた桜井さん!
なんていい仕事してくださったんですか!
それに素直に答える蓉ちゃん…もう心臓がいくらあっても足りません。
実際、そういうシーンが描かれていたわけではないですし、蓉ちゃん自身が「桜井さんで抜いてた」って言ってるわけではありません。
が、蓉ちゃんの告白とたどたどしい行為だけで脳内はエラいことに。
夢が叶いました、ありがとうございます桜井さん!
さらに、桜井さんの大事なところを蓉ちゃんの手が……もう萌え死にそうですスミマセン。
でも、これ書いてる本人は、いたって真面目です。心臓止まりそうですけど。
いろんなことが初めての蓉ちゃんに、
「出したばっかで今ここ感じやすいから、やなの?」とか
「お前ってさー、続けて出したことないんだろ?」とか
軽い言葉責めですか?もうホントにありがとうございます!
その後の蓉ちゃん、かわいかった…かわいかったです(大事なことなので2回言いました)。
蓉ちゃんをあんなにかわいがってくださった桜井さんに感謝してる人、私だけではないはずです、多分。
いや、実際は日高センセに感謝する方が筋が通ってる気もしますが、そこはまあ桜井さんの手腕ということでひとつ。
何度も言いますが、ストーリーはもう佳境に入ってきた感じです。
両親の死にまつわる蓉ちゃんの告白で終わったりして、もう既に5巻が待ち遠しい。
でもあえて言いたい。
この記念すべき4巻、なんなら10冊くらい買ってもいい!
それくらいいろんな意味でうれしかったです。
なんだか、そのシーンに特化したレビューでスミマセン。
次はジェル、たくさん使ってください、是非!
はじめて投稿いたします、黙ってられませんでした。
もう…もう何なのこの素晴らしすぎるお話はっ……!!
ゆっくりでいいのです。ゆっくりがいいのです。
とうとうここまできたんだけど、ここはほんの通過点で、もうエロとかどっちでもいいくらい話が素晴らしいんだけどでもエロも万歳…!(何がなんだか)
蓉一って笑った顔より怒った顔のほうがカワイイんですよね…あれどういうこと。
ゆっくりなはずなのに、でも桜井さんと出会ったころと比べて、別人みたいに変わってますよ蓉一。
たくさんがんばったんだねぇぇ(号泣)
つうか桜井さん、やっと好きだと言ってくれたな!もういいかげん言ってやれよとこっちが焦れてましたが(笑)
やっと言ってもらって、「だと思ってたぜ」くらいの勢いでドヤ顔でもいいのにヨウちゃんってば、また「俺のほうが」とか…!!
どんだけ張り合うの~(笑) いつも張り合うよね、キミ。
はーかわいい。マジかわいい。
個人的に、「この世にホモなんているはずないよあんなのドラマの中だけさ」って思っていそうな竹さんがすきです。
菖太と竹さんの健全さに、わたしとしてはとても癒されるのですが。
まぁたしかに藤本あのままじゃかわいそうだけども(笑)
きっとすぐいい子が見つかるよ!次も相手が男なら、藤本は受けたほうがいいと思う。
ほんと素敵。なにもかも素敵です。すきすぎて死ぬ。
次で終わりなんてさみしいけど、どんな花が咲くのかたのしみですねー!
桜井さんと蓉一については他の方ががっつり素晴らしい感想を書いてくださっているので、
私はあえて脇役三人、特に雑誌掲載時と比較して大幅に加筆されていた藤本について書きたいと思います。
藤本は一巻から二巻の間まで徹底して桜井と蓉一の間に入って邪魔をする、(にも関わらず二人の仲を進展させてしまう笑)嫌な奴として描かれてました。
ですが、話が進むに連れ、ただの当て馬くんとは程遠い、彼の深い人間性が垣間見えときています。
三巻で彼が蓉一に漏らした「親友」に対するコンプレックスのようなもの、対人関係での隠し通している弱さ、絵の才能と現実、将来。
四巻では蓉一目線でより色濃く描かれていました。「喋って喋って不安を押し隠している」という蓉一の藤本評が何より彼を表す言葉だと思います。
メインの桜井さんに蓉一、そして藤本だけでなく、タケさんや菖太もそう。
見えないところで動いていく人間関係に葛藤したり、ちゃらんぽらんなようでいて本当は誰より人のことを敏感に感じ取っていたり。
この作品の素晴らしいところはBLの恋愛関係と同様に人物造形の繊細さにある気がします。
四巻の藤本は張り付いた作り笑いの印象は薄まり、蓉一の一挙一動にいちいち顔を赤くして一喜一憂していて非常に可愛いです。
藤本の最大の敗因は彼もまた「受け」キャラだったからかも(笑)。
桜井さんが好きになった蓉一を好きになってしまった藤本が報われることなどハナからなかった…
けれど、いつか時が経ったら、蓉一が望んでいるような「親友」という関係になれる日が来るのかもしれません。
そして四巻で微細に動いた竹・藤・菖の三つ巴について。
蓉一にフラれてぐずぐずに泣いている藤本を慰めるタケさん…蓉一に似てるし発言、「俺だって悪くない」とは一体…(苦笑) …あと、藤本の「竹生さん」呼びがなんか好きです。
藤本のことを蓉一・桜井・タケさんに手を出してるホモ野郎と勘違いし常に衝突している、にも関わらず「愛されたがり」な藤本の性格を誰より見破ってる菖太。
一巻同様今回も番外編で、周囲に敏感な作り笑いを浮かべる「鼠」である菖太を気遣うタケさん。菖太の女なら付き合う発言。
見事にキレーな三角形ができていますが、果たしてこの微妙で絶妙な三つ巴が動くことはあるのか…
次巻で最終巻とのことですが、是非この三人の関係もクローズアップしてほしいところです。
桜井さん!次回は用意したグッズ、異動前にちゃんと使ってくださいよ!
生死に関わる問題じゃない。健康だし、危険が迫っているわけでもない。それなりに友人だっているし、他人から見たら何がそんなに苦しいのか分からないかもしれない。自分の恋愛相談なんて他人からすれば、退屈な話かもしれない。でも、自分達には一大事。それが恋愛。
桜井さんと蓉一くん。
同じ日本人で言葉の通じる同じ国に住んでる。約20歳の年の差はあるけど、老人から見たらそんな差は大したことない。同性だけど、それによって罰せられる国に住んでいるわけでもないし、誰かに強く反対されているわけでもない。桜井さんは転勤になってしまいそうだけど、新幹線で2時間半、飛行機で1時間の距離、大阪なんてそんなに遠くない。
でも本人たちにとっては大事です。
4巻分も使って、桜井さんも蓉一くんも悩んできました。蓉一君が若くて社会経験もないぶん、そして何かを期待したり強要したりする親もなく、しがらみもプレッシャーもないため、早くに桜井さんに対する気持ちに素直になりましたが、桜井さんは4巻たっても、まだウジウジと悩んでいます。痺れを切らしている蓉一くんに責められ気味ですが、まだ煮え切らない。桜井さんも天涯孤独で自由に生きていけるはずなのに、中年のプライドも臆病さもあり、結局格好悪いところばかり見せています。蓉一くんは早く桜井さんに好きにしてほしいし、ぐちゃぐちゃにしてほしい、普通の恋人同士になりたいのに、桜井さんはまだ「こんな若い子を」なんて考えてる。でも蓉一くんのこと大好きなので、ブレーキがきくわけでもない。要するにズルい大人。
二人の気持ち、両方解りすぎて辛いです。
第4巻でも結局素直な蓉一くんが桜井さんに追いすがって、やっと結ばれた感じです。あまりに健気で可愛くて不憫。
二人のエッチ成就シーンでは、この後に及んでまだ臆病な桜井さんに、蓉一くんたら彼の手をむんずと掴んで自分の股間に‥。いたいけな美少年にこのヨレヨレ桜井は何をやらせているのか、と凄い情けなく不憫ながらも、蓉一くんの必死さが微笑ましかったです。愛しの蓉一くんを前にすると、結局のところいつも流される桜井さんにちゃんと抱き締めてもらって、気持ちよくしてもらってました。
良かったね、良かったね、蓉ちゃん、やっと愛する人に抱いてもらえたね(T ^ T)
桜井さんも可愛い可愛い連呼してて、メロメロのご様子でした。エロティックではなかったのですが、とても感動的なシーンでした。
もっと早く読んでタイムリーに感動したかった!!!!!
これからは、年下の蓉一くんがヘタレ中年の桜井さんを引っ張っていくのでしょうか。桜井さんがシャキッと男前に変貌する日は来ない気がするのですが。なのに、助平な桜井さん、次はもっとジェル使ってエッチしよう、なんてムフムフしてます。もうなんておじさん! もっともっと触ってあげて! 明日にでも!
しかし、客観的に見るとヘタレで ヨレヨレな桜井さんですが、妙な色気はあります。いつも作画の強烈に面倒そうなストライプシャツに、仕事で疲れきってなんだかボサボサ気味の髪。夜はいつも汗臭そうです。蓉一くんはいつもサラサラの髪でいい匂いがしそうなのに、こんなヨレヨレの桜井さんの汗と脂の匂いとかにきゅんとしちゃってるんだろうなぁ。何が言いたいのかというと、蓉ちゃんが可愛すぎます。蓉ちゃん、あなたが一番です。桜井さん、どうにか幸せにしてやってください。
どれどれ今度の表紙は誰だい?と発売前にちらっと覗いてみて、また蓉一?それも一人かいな。いや、そう思わせておいて実はこれ蓉介だったりして。なんて思ってました。
実際買ってじっくり見てみたらあなた、蓉一単体じゃなくて3人の表紙でびっくりしましたよ。マーベラス!
そして今回の花はこれ、八重桜ですかね。素敵です。二人の関係の進み具合を表すかのような、この咲き誇りかた&舞い散る花びら…
すれ違う生活なうえに気持ちをぶつけない二人が、いったいどこまでこじれるかと思ったけど、案外あっさり進展してくれて、ホッとしたような肩すかしなような。
やっと初夜(あえてこう言わせてもらおう)を迎えることになった蓉一のテンパリ具合や恥ずかしがるポイントが、ほんとにもう「初めてです」といった感じで、可愛らしいったらなかったです。
こりゃ桜井さんはただのスケベおやじになってもしょうがないですね。うん、許す。
だって蓉一を女性だと考えたら、38歳と女子大生ですよ。おおっふ…途端にいやらしい(笑)
にしても、藤本のひとりよがりな失恋は、なんかこう恋に恋してる女子高生みたいで、おいおいおまい…と。ちょうどそう思っていたところに、これ以上無いというほどぴったりな竹さんのツッコミが入り、すっきりいたしました。
そして自分だって蓉一にそっくりって言われるんだとかいう、ちょっとよくわかんないとこでなにかに張り合う竹さん…(笑)私はこの人にも性格変わるほどのお相手が表れてほしいと願ってやみません。
いよいよ次巻が最終巻だそうで…。日高さんはお話のちょうどいい塩梅ってのをよくおわかりになってるなあ。
ええ~~( ;´Д`)もっと読みたい~~っ!となるほうが絶対イイ。
寂しいですけどね。