花は咲くか(2)

hana wa saku ka

不知道花开否

花は咲くか(2)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神145
  • 萌×251
  • 萌25
  • 中立5
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
40
得点
1009
評価数
232
平均
4.4 / 5
神率
62.5%
著者
 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
BL漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
シリーズ
花は咲くか
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784344820418

あらすじ

無愛想な大学生・蓉一に惹かれはじめた桜井は、蓉一の家で下宿することに。そしてある夜、桜井は蓉一にキスを……!?
(出版社より)

表題作花は咲くか(2)

桜井 和明(37)広告代理店・クリエイター
水川 蓉一(19)美大生・下宿を営む

その他の収録作品

  • あとがき(描き下ろし)

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数40

目が離せない、触りたい、会うと嬉しい。体の奥底から沸き上がる気持ち。

あらすじが、この巻のネタバレになっていて。二人の気持ちが近づくのはもっと、ずっと後で、とってもゆっくりだと思っていたので。読み返してみて、ビックリしてる。大人の筈の桜井さんが、衝動に任せてキスをする。蓉一を、蓉一のことばかりを考えていて。その顔を見たらたまらなくなって。多分、それは大人のキスで。後になって、桜井さんはそれを反芻する。困惑した蓉一の口唇の震え。蓉一の初めて(‼︎)を奪ってしまったこと。…この後もいっぱい、蓉一の初めては全て桜井さんのものに…。きゃー‼︎

1巻の終わりで、桜井さんは蓉一への特別な気持ち、恋を自覚してしまいます。ドギマギして、どうしたらいいかわからない。けど、目が離せない、触りたい。触ったらどんな顔をするのか知りたい。
この時はまだ、蓉一の方は無自覚で、でも周りには何となく気付かれている。まさか恋だとは思われては無いけど、あんなに周囲に無関心だった蓉一が、どういうわけか桜井さんには懐いていると。
蓉一に会いたくて、家を訪れた桜井さんは、同じ大学の藤本があからさまに蓉一に話しかけているのを見て、軽く嫉妬して帰りかけます。気を遣った竹さんが桜井さんを表まで送ると、息を切らせながら蓉一が追いつく。「俺が桜井さん送るから、竹さんは帰っていいよ。」うははー。蓉一の、無自覚な嫉妬。独占欲。必死に追いかけてきたりして。そーんなの、可愛くないわけがない。
そんな折、桜井さんが、会社で広告のオーディションを手伝っていると、現場に素人モデルとして藤本が現れて。桜井さんはやや一方的に、宣戦布告されることになる。でもまぁ、彼の強引さのお陰で、この恋は進むことになるんだけども。この家に下宿を申し込んだ藤本に対抗するわけじゃ無いけど、桜井さんも週末のセカンドハウスとして、引っ越してくる事になる。
この家の管理人として、食事の世話などに通ってくる吉富さんや、蓉一の父を知る柏木さんと話すうちに蓉一の過去や生い立ちを知る桜井さん。周りの大人が蓉一を「可哀想な子供」「素晴らしい芸術家の子供」として扱ううちに、蓉一はやりたくも無い父の後をトレースして、美大に入り、この家に住んでいるのでは無いか。という周りの大人たちの心配。桜井さんだけが気付いている。蓉一が好きで絵を描いていること。蓉一が花の絵を描いていること。だからやっぱり、桜井さんだけが特別な人なのだ、蓉一にとって。
…藤本はいつも蓉一を見ているから気づく。蓉一が瞳を大きくして、熱っぽい目で桜井さんを見ていることを。そう指摘されて、ようやく蓉一も自分の恋に気づく。桜井さんの事ばかり考えていること。桜井さんと一緒にいると楽しいこと。桜井さんに言われたことは全部、覚えていること。今までそんな人はいなかったこと。そして、触れられると体が…、と考えが及んだところで、真っ赤になる蓉一が可愛い。体が…きっと熱くなるんだ。と、思われ。
この後、同じように体の奥底から沸き上がるこの気持ちのまま、二人は抱き合って、それからキスをする。思い余って押し倒してしまう桜井さんがいい。

恋だけじゃない、蓉一の中に眠っていた感情が少しずつ外に表れていることが分かる巻でもあって。蓉一の両親についても、小出しに解ってくる。このことがミステリーの様相を見せるのは、もう少し後のこと。

1

名作!!

大好きで何度も読み返している作品の一つです。
この巻では大好きな桜井さんが表紙な事が嬉しくて、購入当時何度も表紙を眺めていました。
お話も、ゆったりじっくり進むけれども、じれったさは全く感じられず、むしろごく自然な流れを見ているような気持になります。
思わず押し倒して蓉一にキスしちゃったり・・・と、まるで思春期の初恋のように、あたふたぐるぐるしている桜井さんの姿が本当にツボで・・・
脇を支えるキャラ達も、皆個性豊かで、大好きです。
同じ年代の人達だけでてくるよりも、様々な年齢層の人が出てきたほうが、お話に広がりや豊かさのようなものが感じられて良いなぁ・・・とあらためて感じました。

2

心理描写が素晴らしい

ここまでノンケが初めて男を好きになっていく心の葛藤を丁寧に書いている作品は無いと思います。
まさに神。
そして本当に絵が綺麗。背景まで素晴らしいですね。
どうにも抑えられない気持ちの高まりが描かれていて何度も読み返してしまいます。

1

他人に興味を持ち始めた蓉ちゃんがえらい可愛いです。

二回目読んでのレビューです。
蓉ちゃんがいきなり桜井さんに懐いたのは、そうか!藤本のおかげか!
こいつの露骨な態度で、何となく気づいちゃったんですね。ザマア(笑)
わかりやすく、私も菖太くんと同じで藤本は不得手です(笑)
他人に興味を持ち始めた蓉ちゃんがえらい可愛いですね。
なので一巻で諦めなくてよかったです。
しかしお互いに自分の気持ちを持て余していて、とてももどかしい!
キスシーンがとても美しかったです。
ああ、いいなあ。

3巻までしか買っていなかったので、慌てて続き買って来まっす!

2

距離とはどこに存在するのか

 1巻の表紙は蓉一で、この2巻の表紙は桜井さん。1巻ではくたびれたサラリーマンの桜井が、子供みたいに慌てたり、自分の気持ちに気付いて少年みたいに戸惑う様に、なんて可愛いんだと思っていたのですが、この表紙の桜井はとてもかっこいいです

 1巻で登場した蓉一と同じ美大の藤本が下宿したいと言い出して・・・。この藤本、蓉一に興味津々で、つまり好きなのですね。とても鋭い男です。桜井と接する蓉一がいつもと違うことや桜井の蓉一に対する好意にもすぐに気が付きます。それだけ蓉一を見ていた(こっそり?)と言うことなのだろうな。桜井と蓉一の会話に割って入ったりその行動はとてもあからさまで、鈍い桜井も気付くぐらいです。藤本は心が動くと体も動く、自分の熱に正直な男です。藤本の蓉一に近づきたいという行動が、謀らずとも蓉一と桜井の距離を縮めてしまいます。
 誰にも興味がなかった蓉一が桜井に興味を持つと、好奇心いっぱいの子供みたいで、転んで落ち葉だらけになって桜井を追いかけたり、桜井がどんなところに住んでいるか見てみたいと言ったり、そういう態度や言葉がどんなふうに受け取られるかなんて思いつきもしないんだろうな。見た目のクールさや大人びた落ち着きとはうらはらに、本当の蓉一はとても幼く無垢です。興味の正体が嫉妬や好意だと気付いていないから、気持ちをそのまま口にする。そうかと思えば、知りたいのに携帯番号を聞けずにいたり、純粋過ぎる蓉一が本当に可愛いです。
 桜井は癇に障っていた蓉一のぶっきらぼうな言い様や、不躾な態度すら可愛いと思ってしまう始末で、完全に恋しちゃってます。蓉一の事を考えて夜も眠れないほどに・・・。それでも年の差とか同性であることとか、周りが自分に期待する蓉一との友情なんかが気になって、前に進めない。そんな桜井を所詮大人と侮っている藤本は背中を押してしまうんです。もう、藤本最高だよ!
 他の人の言葉は頭の中を滑り落ちて行くのに、桜井の全てが頭から消えない。今まで知らなかった感情が溢れ出て、自分の熱の正体に気付いた時の蓉一の顔が印象的です。その熱の扱い方を知らない蓉一が、突然現れた桜井に感情のままにしがみつき、二人は初めてのキスを交わします。「桜井さん」としがみつく蓉一に戸惑いながらも口づけた桜井は、見つめ合って愛おしそうに名前を呼んで、蓉一の頬に手を添えてもう一度キスをします。なんて綺麗なキスシーンだろう。ドキドキして切なくて、何度も読んだシーンなのにあまりに美しくてため息が出ます。桜井が、こらえきれずに手首をつかんで押し倒す牡臭さにも心を鷲掴みにされました!
 キスまでの進展でここまできゅんきゅんさせられる作品。そうそうありません。
 

3

自然に惹かれ合う2人

5巻を味わうために1巻から読み返してるのですが、
この巻は蓉一くんにクローズアップされている巻だと思いました。

蓉一くんはまるで小さな子供のように
嘘偽りのないまっすぐな目で、素直な気持ちを桜井さんにぶつけてきます。
少し天然?不器用な?面も見られますが、
こんなにまっすぐ興味津々に誰かに踏み込まれたら、
桜井さん戸惑いつつも惹かれていっちゃうよね・・・

例えば桜井さんを送るために必死に追いかけたりとか
お家に行きたいとか一緒にいたいとか
蓉一くんの言動本当に感情のありのままを桜井さんに伝えています。
恋のこの字も多分知らないだろうから
恋の駆け引きとか計算も何もない純粋な心で。
上手く言えないのですが、
それって凄く大切で素晴らしいことなんじゃないかと思いました。
自分の気持ちに素直にありのままに表現してると言うか。

菖太くんに対しても
菖太くんのバイト先に行って不器用ながらも自分の想いを伝えたりして
菖太くんが蓉一くんの変化に気付いて
「感情たくさん出すようになったのかも」と言っています。
桜井さんが現われたことで
蓉一くんの抑えていた感情が
やっと出てくるようになったのかなと思いました。

また、この作品は蓉一くんがどうしてそのような性格になったのか
きちんと背景が描かれているので、非常に興味深いです。
蓉一くんはいつも周りには沢山人が集まってくる蓉介という
父親がいて突然両親を失って・・・
しかも両親は心中したかもしれないと言う過去を抱えて生きるのは
とても辛かったのではないでしょうか。
蓉一くんの泣く姿を私は見たことがないですが、
かなり深いトラウマだと思います。
本当に可哀想です。
そして周りには父親の存在があまりに大きすぎて
その子供だからと言って蓉一くんは父親の期待を背負って育ってしまった。
蓉介と同じようにならなければ褒められない、認められない・・・
そうやって生きていくうちに自分の感情をなくしていってしまって、
他人に対しても興味を持てなくなってしまったのではないかと思います。
私自身もカウンセリングを受け続け、厳しい家族や親戚に育てられて、
感情がなくなってしまったことを知りました。
今は回復して来て感情をきちんと感じることができます。
だから蓉一くんの気持ちも共感します。

蓉一くんは桜井さんに何か感じるものがあったのでしょうね
(そこが詳しく描かれていないので残念ではあるのですが、
でも恋愛って理屈じゃないこともありますよね)
水川家に関わってこなかった大人が突然現われて
新鮮、興味津々という感じでしょうか。

桜井さんの蓉一くんを触りたい気持ちもわかります。
だって蓉一くん美人だもん!
何か桜井さんが蓉一くんの頬を触るシーンが何回かありますが、
それを見るだけでもドキドキします。
蓉一くんは真顔だけど(笑)

蓉一くんが桜井さんを思い出して顔を真っ赤にするシーン、
きっと好きだと言う気持ちを自覚してはないだろうけど、
とても可愛いなと思いました。
そこに桜井さんがタイミング良く現われて抱き締めちゃうのも・・・
衝動的に見えるけれど、蓉一くんとても素直だと思います。
蓉一くんが両親を失ったショックで
幼い頃で成長が止まってしまった心や時間が
桜井さんが現われた事で動き始めたのではないかと言う印象を受けました。
幼い頃で成長が止まっていたから、
今子供のように素直なんだと私は解釈しました。
キスシーンはとてもドキドキしました。


実はもうすでに5巻まで一気に読みました。
一気に読むことでわかったことがありました。
この作品は蓉一くんが桜井さんに出会い、
少しずつ寄り添い合って、一緒に生きていくことで、
蓉一くんが桜井さんの支えにより、
過去のトラウマと向き合い解放され癒されていく物語だと思いました。
とてもカウンセリング似ていた事に気付き、深く考えさせられました。

後日3~5巻のレビューを書きたいと思います。

3

根付く

藤本の登場によって否応もなく急速に近づいていく2人。
自覚している桜井にとっては対抗心的なものがめらめらと燃え上がり、無自覚な蓉一にとっては桜井との間に入る藤本や竹生にイライラし始める。

蓉一が箱入りすぎて唐突な行動に桜井同様振り回されてしまいますが、1巻ではまだ肌寒い程の空気感だった2人の間に段々温もりを感じるようになります。
桜井を見る蓉一の目が無自覚なりに力強くまっすぐで、熱を感じる。
そんなシーンに出会う度にタイトルが頭の中を過ぎっていきました。

2巻では水川邸にクローズアップ。
住人たちの複雑な家庭環境。それぞれの抱える問題。
藤本を交えての恋の駆け引きだけではない世界の広がりを見せ始めます。
桜井の動揺にときめき、ほのかに心踊りだしては集中力の途切れないまま期待以上のラスト。
次巻を待ち遠しくさせてくれます。

1

ゆっくりと近づく…

「急接近」というわけではないです。

ゆっくりと、でも確実に
主人公の桜井(攻め)と
不思議な雰囲気の持ち主の蓉一(受け)の
距離は近づいていきます。

その速度がまるで揺れ動く心と連動していて、
とても綺麗な速度です。

蓉一が桜井を意識し始めた時、
「やった…!」と思っちゃいましたね…。

蓉一はまるで鉄壁で何者も寄せ付けない雰囲気が
ありましたから。

「もっと桜井を意識しろー。
もっと可愛くなって、色んな表情を見せちゃえ!」
と思いました。

だって、あんなに美人なのに、
ずっと無表情でぶっきらぼうなのは、
勿体無いじゃないですか!

ふたりの初めてのキスシーンは、良かった…。

桜井は、おっかなびっくりって感じで、
蓉一は、何も知らずに桜井を受け入れたって感じで…。

文句なく綺麗でした。

揺れ動く、ふたりの心。
いいなぁ…。

1

さて、思い出しながらの感想なので、時系列とか、巻数とかぶっ飛んでたら申し訳ないのですが、今回も怒涛の展開。かわいかった。
まとめて読んだからわりと展開はやいなーと思ってたんですが
連載を追ってたら、じれったいんだろうな~と思う。

さて、この作品のおいしいところ。
「落ちる瞬間」ですww
長編連載だからできることなのかな。
小説とかではわりとあったりするんですが、恋に落ちる(気づく)瞬間が好きです。
あー・・ヤバイと思いながらも、恋に落ちてしまう。
性別とか年齢とか、あーどーすんの俺ぇっ!!ってのが好きです。
今回は、二人ともしっかり描かれてて、なんか好き。
表情とか、行動とか、あんなに「かわいくない」って思ってたはずなのに
触れたくて、見たくて、どうしようもなくて
そいういう部分がきっちり描かれていたのが嬉しかった。

2

蓉一の変化が目まぐるしい。

1巻、3巻、4巻既読。
1巻と比べてかなり蓉一の行動や表情に変化が見られるようになった。
人と関わろうとしなかった蓉一が桜井さんのことを知ろうとしたり、桜井さんを見て照れたり……
表情が乏しいからこそ、恋をした時の情熱が激しい。
それは3巻以降にも言えることですが……
そして初チューのシーンがすごく扇情的。
そりゃ押し倒したくもなっちゃうよね……
淡白そうに見えていちいち反応が可愛い蓉一の、今後の変化が楽しみで仕方ない。
蓉介パパの死の真相も気になるところ……
余談ですがあとがきでの蓉介パパの親バカっぷりが可愛い。

0

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