…藤次の 無知で バカで 無神経なところが好きだった

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表題作愛だなんて言わないから

榊八千代、(高校生→)弁護士
高坂藤次(高校生→)工務店の内装工

同時収録作品愛だなんて知らない

榊八千代、(高校生→)弁護士
高坂藤次、(高校生→)内装工

同時収録作品愛だなんて言わないから

聖人、藤次の彼氏、バーテンダー
高坂藤次、工務店の内装工

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

…会いたくはなかった

藤次は恋人の聖人と順風満帆な日々を送っていた。
そんなある日、祖母の葬式で高校の親友・八千代と再会する。
顔を合わせるのは八千代の結婚式以来、二年ぶりだった。

高校時代のある出来事をきっかけに、疎遠になっていったふたり。
あの時、気づけなかった、気づいた時には遅かった、苦い記憶。
見切りをつけたはずの思いは、再会を機に渦巻いて…

作品情報

作品名
愛だなんて言わないから
著者
日暮くれ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813033691
4

(105)

(55)

萌々

(23)

(12)

中立

(8)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
17
得点
411
評価数
105
平均
4 / 5
神率
52.4%

レビュー投稿数17

点と点がつながっていく

ストーリー構成が秀逸で、読み進めるごとに話に深みが増してきていきとてもおもしろかったです。3人の心理描写の言葉や表情から伝わる切なさや、優しさ、少しの後悔などがブッ刺さりました。それぞれの想いがかけ合わさった結果、少し成長して自分や相手の気持ちに向き合うことができてよかったです。
聖人ぉおおおお〜幸せになって。

0

No Title

すごく好きな話だった。余韻がすごい。聖人の想いも皐月さんの想いも切ない。登場人物それぞれの後悔とか、自分が愛する人の心の中には誰かいることを感じ取ってしまう辛さとかたくさん伝わってきて泣けてしまう。続編でみんな救済されてほしいなぁ

0

デビュー作とは思えない高いクオリティーの作品

猿と人の遺伝子がほぼ同じ、と生物学者に聞いたことがあります。となると人間なんて、皆一緒。恋愛に陥った時、人はこのみんなおんなじ中から、非科学的、非合理的な理由をつけて一人を選ぶんですよね。これって壮大な思い込み、宗教の様なものかも。(恋愛教とか、、、?)人を愛した瞬間、ネガティブな感情、憎しみとかが生まれるのも、また真実。この作品の当て馬くん、超可哀想。あっさり引いたけどそこへ至る間の八千代くんへの嫉妬、藤次くんへの恨み、簡単に想像できちゃうかも、、、、。人を愛するって辛いね。愛する人が自分を選んでくれない場合も多々ありますもんね。それを書くと純文学になりますね。八千代くんが結婚した時の、藤次くんの感情の表現も美しかった。でももし、これが現実社会で起きた事なら、藤次くんの感情は汚くて、醜かったと思う。BLなので、そこはオブラートに包んで。とはいえ、人間の醜い面、自分のために人を傷つける暴力的な本質を全く描かないと、人の心を打つ作品にはなりません。作者様には今後、BLの枠組みにとらわれない、クオリティーの高い作品を目指して欲しい。全てのBLファンを満足させられないかもしれないけど、BLファン以外の新たなファンは獲得できるはず。大洋図書様、しっかりサポートしてあげてください。頑張って!

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【人生の分岐点に戻れるとしても、俺はまた同じようにお前と出会う道を辿ってしまうのだろう(八千代)】

エロス度☆

八千代と藤次が紡ぐ恋物語・・・開幕♡

自分でも〝あの時こうしていれば何かが変わっていたかもしれない〟と度々思い返すことがあります。
後悔だったり、振り返っても仕方のないことだったり。

この作品では、八千代と藤次の過去の回想や2人の関係が変わったかもしれない分岐点などの描写がとても印象的でした。
聖人という恋人がいて順風満帆な日々を送る藤次。
でも、八千代との再会で2人の間に言葉に表せないようなモヤモヤとしたもどかしい距離感が生まれたり、名前が付けられないけれどただお互いを想っているのが尊くて泣けた・・・。

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もっと愛な形がみたい

えろ描写はないにしても好みの受けということもあり。さくさくと読めたのと結構感情移入できたこともあり紙は分厚く感じたものの、気づいたらもう終わってました。
冒頭の始まりから聖人とは別れることになるのだろうとは思ってましたが、そのくだりがくるとやはり悲しかったです。途中までは聖人とは別れずにこれから三人で進んでいくのかとさえ思いましたが、やはり高校から振り返る回想から入るとそれはないかなと。
とにかく続編に今後どうなっていくか期待しております
そしてこれがデビュー作。すご過ぎます

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