先生買い。表紙のご立派なしかめっつらで「大丈夫か?」と思いましたが、無問題、しっかり甘かったです。2ページ読んだだけでしっかりニヨニヨ、間之ワールドで没入できました。攻め受けがめっちゃ好きという訳ではなかったので萌としましたが、既刊お好きな方でしたら、きっとお好きだと思います。全編書き下ろしの本編310Pほど+あとがき。
大手玩具メーカーでぬいぐるみのデザイナー兼パタンナーをしている笑邪(えみや)。ある日のランチ帰り、コラボで一緒に仕事したアパレルメーカーの女子がしゃがみこんでいることに気が付きます。聞くとどうやら妊娠中、お腹の様子がおかしいらしく、急遽病院に行ったところそのまま入院することに。お子様を笑邪の会社のプレイルームで預かっていたのですが、迎えに来たのは笑耶の会社の顧問弁護士で・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻めの両親、妹とその子供(♂♀表紙の子)ぐらいかな?
++攻め受けについて
受けさんはとっても器用なクリエイターさん。器用じゃないクリエイターさんはいないかもだけど、ほんと器用だなあと驚嘆。縫物苦手だったので、くるくる作っていく受けには、ほんと家に1台欲しい。子どもの保育園、学校の準備に最強!表紙の見かけ通りほわほわ優しい+ちゃきちゃきしっかりさん。いいですねえ。こういう方と一緒に仕事させてもらったら、なんでもてきぱき進められる気がします!
攻めさんは訳あって、可愛いものを見ると眉間にしわが寄る方。
可愛い大好き過ぎるんです。でも表紙通り、眉間に皺寄せるとめちゃ怖い。イケメンだから余計に怖いのだと思います。また、くそがつく真面目さん系統で、お仕事もしっかりきっちり四角四面にこなしそう。子ども相手の融通とかって「なにそれ美味しい?」という様子だったんだと思いますが、受けが手伝ってくれて、だんだんお子様慣れしていって、良いパパになりそう~(受けとカップルになった+オメガバではないので実子は出来ないけど)。
そんな二人のまっすぐ恋話でした。お子様方二人が可愛いし、そもそも受け+受けの作るものがふんわり可愛いので、最初から最後までによによするお話でした!スプリンセもちらっとだけ出てきて懐かしいです!
先生買い。攻め受けともそんなに萌えず、お話もさらっと読み終えたので萌にしました。本編160Pほど+その続き80P超+あとがき。素直な愛され末っ子王子ってのが大好きな方でしたら、嬉しいのでは。
国会議員の私設秘書を務めていた嘉威(かい)。スキャンダルに巻き込まれ覚えのない恨みにより刺されたと思っていたのに、気付いたら沢山のわんこに囲まれています。どうやら異世界に転移したようなのですが、そこは獣人たちの世界で・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
受け側近、受け父母兄ぐらいか。受け側近はあんま活躍なかったな。
++攻め受けについて
受けは素直まっすぐ、お仕事一生懸命な美人末っ子王子さま。ちゃんと考えて一生懸命なので空回りとかではないです。民の事を考えている良い方。ただ皆さんから溺愛されてきて、ケガするような危ないこととかはさりげなく避けさせていて、お体が華奢になってます。THE溺愛。狼獣人さんで、三角耳にもっふもふのしっぽ(表紙絵どおり)。攻めにブラッシングしてもらって蕩けている様子は大変可愛いです。
攻めさんはわんこ愛溢れる純粋日本人でしたが、異世界ではなんと獣化している方々の言葉がわかっちゃう万能通訳さんになります。また磨き上げたブラッシング能力により、ありとあらゆるわんこ達を虜にしちゃう。日本では堅物だったと思うのですが受けに対しては全く別。ブラッシングして安堵してぴすぴす鼻を鳴らして眠っちゃう様子に愛情がどわっと溢れたようです。
攻め受けとも、うんうんと思うんですけど、めっちゃ好きなタイプか?と言われると?だった一冊でした。やっぱり名倉先生なら変人がいいなあ。
先生買い。ファンタジー要素なくって、現代日本って印象で、その辺にいそうな感じの二人のお話でした。そう、ちゃんといそうに感じるんですよね。設定なんかに無理を感じないです。ただいつまでも覚えている自信はないので萌にしました。本編150Pほど+その続き100P弱+あとがき。
目覚めると室内に見知らぬ男性。誰何すると、驚いたことに「恋人だ」と言ってきます。どうやら二か月ぐらい記憶を失ってしまったようで・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ケイ(受けのゲイ仲間)、攻めの兄ぐらいだった気がする。読んでから少し時間たっちゃったので、ちょっとあやふや・・・?
++攻め受けについて
受けは昔ゲイばれしそうになって学校行けなくなったことがある方。繊細な時期に、そういう目に遭うと、辛いですもんね。辛いわ。お仕事はきちんとこなしている感じです。二か月ぐらい記憶なくっても何とかなるって言いきってました、すげー。ゲイバーに行くことも出来る、少しは力抜くことも知っている大人です。
攻めは受けの恋人(自称)。受けが大好き過ぎて必死な大型犬というところでしょうか?あれこれネタバレされるんですが、そのあたりは可愛すぎてきゅーんってなりました。
現代日本もの、可愛い攻めが好きな方でしたら嬉しいのでは、と思う一冊でした。
挿絵が円陣先生なのでマストバイ。投稿サイト出自のものの宿命か?長い。長いのよーなんとお久しぶりな二段組。読むのがちょっとしんどかったでしたので中立にしました。キラキライケメンにどろどろに愛しまれるのはええんですけどねえ・・・いったん中立で。何巻までいくのか不明ですが、最後まで読みます。
本編+攻め視点の書き下ろし小編+あとがき。
高卒フリーターでゲーム大好きだったのですが、ある日ゲーム中に意識を失い、気が付けば入れ込んでいたゲームの中の登場人物「ハイネ」になっています。ハイネは竜王の嫡子だけど、竜化できないために危ういポジションとなっている人物で・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
フィン(受けの使用人の少年)、竜王(受け父)、シオン(受け弟、優秀)、エリーシア(愛と平和の女神)、クロウディア(神竜)、
あとあと効いてくる人物かどうか不明だけど一応記載↓
ルビー(錬金術師♀)、オリバ(攻めの配下、受けの護衛)、リナリア(長老族の一人、いかれぽんち系)、ユリアン(王太子)
++ しんどかった理由
グランビア王国があって、その中の自治領「竜の谷」にいる一族が受けの一族。竜紋を持つものが竜王と呼ばれています。竜紋は、神竜が与える竜気を増幅する機能があるらしい・・・とまとめるのに時間かかりましたね・・・
そう設定があれこれあって、それを読み込み記憶するのに時間かかるんです(´;ω;`)私が馬鹿だからか?休日読むんで、脳味噌空っぽにしていても読めるような読み物の方が好きなんですよね。それで辛口評価になっちゃいました。
web連載していたからか、エピソード積み重ね(本筋では要らないんじゃ)と思うところもあるのも好きではないんです。仕方ないんですけどねえ。
二人してでろでろに可愛がってくださるのは良いし、セン(表紙右側)が超好きなタイプなんで、それはいいんですけど、ゲームにはあまり興味がないこともあって、入れ込めなかったい一冊でした。次も頑張って読もう・・・。
先生買い。受けが好きだったな~。軍人さんなので、なよっちくないし、しっかりしてて良き♡きりっとナチュラルの間ぐらいな受けが好きな方でしたら、いいんじゃないかな。本編330Pほど+後日談20P超+あとがき。どっかに載せられているものかと思ったら全編書き下ろしでした!受けが好きで、忘れなさそうなので萌2にしました。ふふ。海軍の軍人さんなんですよ?
命令を受け、寂れた漁村ノルト村へやってきたドルフィリア海軍のライハ。その命令は「この近くで海賊船らしき不審な船を見た」という情報を確認するというもの。聞き込みにいった先で出会ったのは熊と見紛う大男で・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ヤナ(真珠養殖の職人ばあさん)、サティーラ((⋈◍>◡<◍)。✧♡ 攻めの右腕)、受け父、悪党少々。
++攻め受けについて
攻めは熊。でっかい熊な、漁師さん。海の事なら何でも知ってて、適度に喋って、大した仕事していない受けに飯を作らせ、洗濯をさせ、と使い倒してます。まあ、寝食を提供しているんで、アリですね。老人ばっかりの村で、一人あれこれあちこちに気を配ってます。
受けは父親が偉い軍人さんのお子様。父に憧れ軍人になったはいいものの、あるトラウマから泳げないわ船にも乗れないわで大変。とうとう辺鄙な村へ、上手くいく訳の無い命令で派遣されて・・・ということで、凹んでいるかと思いきや。
根がまっすぐなんですかね?俯いてはいないです。めちゃくちゃ前を向いてガツガツ進んでいくかといったらそこまででもなく、ナチュラル。なるようになるというか、脱力系という訳でも無いんですけど、なんというかしなやかな竹とでも言えばいいのか。その自然体なところが良かったなあ。ヤナばあちゃんに教わって真珠養殖頑張るところも良かったし。恋愛に初心っちいというか、感が無しというかストレートというか(笑)攻めを振り回している感なのも良かったです。
サブキャラのサティーラがこれまたクセつよさんで最高だったんですよっ
好きやわあ・・うっかりしたら魔族か と思ったぐらいwww
最後の突撃タイムのところは、うーんちょっともったいない という感じだったんですけど、まあそれまで楽しかったから、いいや♡
楽しい1冊、一気読み間違いなしと思います。海のお話なので夏っぽくて良いでーす。
六青先生の初期作品で未読だったので、手に取ってみました。受けはうん、健気テイストなんだろうな。攻めにちょっと惚れられなかったので、さくさく読みましたけど、中立寄りの萌にしました。本編250Pほど+後日談30P弱+あとがき+書き下ろし短編20Pほど。
不治の病の抗体を持つ人間として保護され、研究所で大好きなエルリンクの研究に協力してきたショア。特効薬が完成し、エルリンクに振り返ってもらうことも無くなり、学習用の記録映像で見かけとても印象深かった採掘士のグレイを訪ねていき・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
エルリンク(ショアを研究していた研究者)、研究所の面々(うーん・・・)、鉱石採掘現場で働く攻めの同僚たち諸々。エルリンクがなあ。
++攻め受けについて
鉱脈探すのに長けている天才採掘士。その天才的なところを実感するところは私はあんまりなく、カッコよさというものを感じられなかったので、ちょっと惚れられなかったでした。訪ねてきたショアをしゅっと受け入れる懐の大きさがあるのかと思いきや、冷たく突き放すところもあったのがダメだったのかも。
ショアは間違いなく健気なんだけど、寄る辺ない儚げな子供過ぎて、庇護欲保護欲の方が先にたち、惚れるって感じが無かったでした。弱っちい健気っこはあんまり得意じゃないんです、すいません・・
酷いのがエルリンクだよな。なんかなあ。一緒に居すぎてダメんなっちゃったんですかね。他に頼るところ無い子をほりだしたらあかんやろ。
一生悪夢にうなされろ、罪背負ってろ(# ゚Д゚)!って思います。
切羽詰まった感というか海の中の閉そく感というか。ドシリアスで、キラキラ楽しいとか美しくて目が♡とかが無くて、ちょっと残念でした。でも六青先生のお話ってそういうところあったよな、とも思うので、勝手に期待した私が悪い・・・
表紙買い。とんがり耳大好きなんですよね。なんだけど、攻め受けともキャラにそんなに入れ込めず、盛り上がれなかったので中立寄りの萌にしました。勇者系のゲーム好きな人ならもっと嬉しいんじゃないかな。本編290P弱+あとがき。
ブラックな企業で黙々と働いていた労(ろう)でしたが、ある日とうとう会社で倒れてしまいます。で、気が付いたら、大好きなゲームの中にいた妖精王レンドールが横にいて介抱してくれて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
勇者ゲームのエルフ族、エミリア(攻め妹、美麗~)、ヴァレリオ(攻め幼馴染、麗しい)、ドワーフ族、勇者等々ちょこちょこ多め。ヴァレリオがもうちょっと違う形だったら嬉しかったんだけどな。なんとなく期待していたのと違った。
++攻め受けについて
攻めは妖精王。妹が亡くなってしまうと闇落ちしてしまう方。金髪ロン毛の麗しい麗しい方で見た目通り、性格は穏やか寄りだと思うんだけどね。そんな方が絶望して闇落ちする姿もちょっと見てみたいかもww。ちゃんと一族率いる王様という様子です。
受けゲームだけが息抜きという社畜で、現世で倒れて異世界召喚され、モブ貴族の中に入っちゃってます。倒れた時に持っていたスマホも異世界にいって、なぜかwifiつながる、ゲームはスマホの中で続行されています、わお。エルフ族と敵対することが多いドワーフ族の方が好きだったので、なんとかエルフ族との仲を取り持とうと頑張ったりする熱血漢傾向ある方と感じました。
ゲームは勝手に進行しているし、モブ貴族で出番無いはずな自分がエルフ王の右腕みたいになって、なんかおかしい、いいのか?とドキドキテイストなお話でした。ゲーム好きな方だったら多分楽しめたんだろうけどなあ。まったくゲームに興味ないので、うーん・・・でした、すいません。
先生買い。いつも通り楽しく読めましたが、いつまでも覚えてはいないなと思うので萌にしました。ちょこっと楽しい&ちょこっとシリアスなお話、本編290P弱+あとがき。受けが攻めをしっかり尻に敷いている未来が見える気がするんだが、気のせいか?
川で溺れた時に、「10歳で人に殺された前世」を思い出した貧乏男爵家のジョナス。官僚になるべく頑張って学校に行っていましたが、父親が夜逃げしてしまいます。途方に暮れていたところ、以前助けてくれたウイリアムが家に迎えてくれて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ダニエル(受けの前世)、攻め父、側近、執事、受け家族、悪党少々。側近や執事は、いつものサブキャラテイストで好きですが、いつもほどは活躍無いかも。事件話が印象強いからかな。
++攻め受けについて
攻めは優秀、真面目な軍人さん。幼い頃の恋心を大事にしていて浮ついたところは一切なし。受けが可愛くって割と最初から溺愛モード。最初は養子を大切にしているという様子ですが、受けの社交界デビューでの美しさに驚いたあたりから、恋愛モード始まりかな。
受けは前世の記憶持ち、前世から攻めが大好き。不幸な最期を遂げた前世の自分にちょっと遠慮するし、元は貧乏男爵家の長男だから釣り合わないし、そもそも攻めが自分の事を好きになるなんで微塵も思ってないし という様子。悲惨さは無い健気さんという感じかな。攻めに流されずしっかりしてます(笑)
そんな二人の事件解決もの+恋愛話でした。名倉先生のお話でこんなに事件モードだったお話って今まで読んだかな・・・?割とハラハラした一冊でした。受けが官僚になってからのお話も読んでみたいなあ・・・
奈良先生の手による金髪さんなのでマストバイ。受が可愛かったし、攻はもちろんカッコいいしで良かったですが、覚えている自信はちょっと無かったので萌2寄りの萌にしました。本編280Pほど+あとがき。
伯爵家に庶子として生まれたオメガのシリル。長兄にはやたら執着され、弟には目の敵にされていたのですが、ある日オメガ嫌いと聞くサンフォード大公が訪れてきて、シリルを妻に迎えたいと言い出し・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
受けの両親+兄弟、ローズマリー(攻めの幼馴染♀)とその父公爵、隣国の王族、攻め受けの国の王族ぐらいかな。
++攻め受けについて
受けはメンタル逞しめな不憫ちゃん。義母、兄弟から相当陰湿な行為を受けているんだけど、「内職して資金ためて家出るんだ!」と明るく前向きテイスト(笑)&頑張り屋さん!内職ってwww 可愛いんです。ひねくれた要素が無いですね。
攻めは過去にオメガのハニートラップがあった関係で、オメガ嫌い。最初は受けとは白い結婚のつもりだったんですけど、あんまりにも受けが善人で可愛いもんですから陥落した という感じです。
小道具で出てくる熊のぬいぐるみ(表紙中央)が良い仕事してまして、可愛く楽しいテイスト(悪党は悪党らしい)のお話でした。挿絵話を一つだけ。奈良先生の描かれる金髪イケメンには、もうクラクラが止まらないです。きりっとした表情の挿絵があるのですが、もうそこ切り取って額に入れたい。好きな感じのお話を好きな先生の絵で読める。これに勝る楽しみってない~!
先生買い。ははーなるほどーと思うお話でした。難しいよね、食育というかなんというか。キャラに惚れるとか恋話方面はそんなに萌えなかったので萌にしました。本編270Pほど+あとがき。
地域密着型の小さな不動産さんで働く千秋。働くことにも慣れてきたこの頃、何かが足りないと思うことが増えてきて、資格の参考書探しに本屋に入ったところ、レシピ本をにらんでいるイケメンを見かけます。それは高校時代の同級生だった友光で・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
受けの母、祖母、受けの同僚少々ぐらいかな。
++
仕事していて、定時きっかりに帰ったことなんて、1年に数えるほど という生活が何十年って続いてます。仕事しながらコンビニで買ってきたサンドウィッチや、カ●リーメイトを口に入れたり、疲れたのでパフェで晩御飯って、当たり前だったんですよね。そんな生活している方には、このお話、羨ましいというか身につまされるというか。
自分の胃袋、体調に「何が食べたい?」って丁寧に聞いて、それを丁寧に食べる。
そんなことを叶えてくれる料理人が攻め。ゆっくりゆっくり受けの気持ちをほぐしていく感じです。
食べるという行為を決められた栄養素、カロリーを正しく摂取することに一生懸命だった人が受け。生真面目、融通利かない感じの方です。まあ理由あってなんですけど。
そんな二人のゆっくり恋話でした。ふたりとも不器用なんだもんな、可愛い(笑)
あれこれおいしそうなお料理も出てきて嬉しかったです。私の一番食べたいなあって思ったのは、白玉ぜんざい。誰か作ってくんないかな。