うつぼさんのマイページ

レビューした作品

女性うつぼさん

レビュー数0

ポイント数0

今年度--位

通算--位

  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

この3人だからこその味付け

言うまでもなく、キャストに惹かれて視聴しました。「北風と太陽」のパロディで、ほぼ原型がないですが、ノリノリ爆笑会話劇に仕上がっていました。言葉の応酬を重ねに重ねているので、初回はちょっと聴き疲れましたが、ベテラン声優3人の芝居が素晴らしいので、リピするたびに笑いのツボが見つかります。
太陽役は森川さん。グイグイの自信家、天然ペテン系だけど憎めない!あの手この手の策士!
北風役は三木さん。ちょっとおバカ系の短気屋さんで可愛い!頑張れって応援したくなる!
旅人役は藤原さん。台詞量は二人より少ないですがまさに七色の声。イジられる係&ツッコミ最強!
配役と台詞の取り合わせが神がかってます。
訪問販売編が一番好き。
キャストトークも和気藹々で楽しい。

安心してほっこりできます

原作未読で、メインCPにひかれて購入しました。神評価に近い萌え萌えで、リピートしまくってます。やっぱり井上さんのくたびれ声が大好きです。美味○しんぼのグータラ社員をちょっとだけちゃんとした印象で、「へ?」とか「わあ〜」とか気の抜けた台詞が特に萌えでした。対する千葉さんの高校生もかなり可愛いくてキュンときました。特に好きな台詞は成田さん執事に向かって言った「お前、どっか行けよ」…素直か! ひたむきな感じがイイ!高校生らしいかといえば悩ましいけど、千葉さんの可愛い声がたくさん聴けて満足です。あとは成田さんの、坊ちゃん執着系執事も本当いい声。可愛さ余ってちょっとイジワルな言い方する所とか特に◎ とにかく聴きやすいイイ声祭りで、まだまだリピの予感。

あと、娘役に釘宮さんというオマケ付きで得した気分になれます。

麗しき王子とイヌ科の竜

設定。声優。イラスト。三拍子そろった大好物。原作未読。

王道の騎士道ファンタジーといえるけど、中村明日美子先生のイラストにうっとり浸りつつ「竜が…飛んでいる」冒頭の一言で、絶妙なバランスの異世界に引き込まれる。

イラストからはもうちょっと女性的な声を想像したが、存外男らしい神谷さんの王子声。本当に高貴な役がハマる方。と思いきや、老皇帝に媚び誘惑する淫靡な声音との対比!この振れ幅に、何度でも繰り返し胸がときめく。からの、声を荒げた自戒と慟哭。わなわなと震えるその声、最高!眼福ならぬ耳福。もはや芸術。

そして記憶喪失の剣闘士・安元さん。低いが素朴で優しい声。竜ってイヌ科?と考えるくらいに素直で可愛いワンコ攻めテイスト。老皇帝に嬲られた後にそんな風に見つめられたら、落ちないわけがない。濡場は少ないけど、言葉の掛け合いにキュン!

サラマーヤ様みたいな美味しいキャラを温存してるし、是非続編が聴きたい。もう何年も経ってるけど。今度は竜の国編とか。

フリトCDはいまひとつ。気持ちよく浸った世界観が霧散するので注意。

イイ意味で迷走

遊佐さん、鈴村さん、櫻井さんというSっ気トリオがいかなるお話しを聴かせてくれるのか、ドキドキ。

表題の「〜第六天魔王」だけ、信長・光秀・秀吉で見立てたさらなるアナザーディメンションストーリー(笑)。唐突に始まる「名作文学×時代劇」に1度目はついていけず、2度、3度聴いてるうちに、じわっと面白くなった。これは…、オマージュ作品と考えたらいいのかな? 原型ほぼ無いけど、脚本のチャレンジ精神に座布団一枚! 遊佐さんのドS信長、イイ〜。

2話目(本編)は原作に近いお話。後に続く4話はそのパロディといった短編。このCD買って良かった!と思ったのは遊佐さんのニャン語が聴けたこと。終始ニャン語なんだけど特に「にゃんこ編」。「オレ様」とか言って威張った1秒後に「肉球触るニャ!」って…。萌え死ぬー! 鈴村さんと櫻井さんのコンビ芸もさすが息ぴったり。

「名探偵編」櫻井さんのタイトルコールだけで爆笑。振り切ってる感じがイイ!

とにかくこのドラマCD、危険。往来で聴けない。ニヤニヤが止まらないから。

笑いはすべてを包み込む

寒也23才、要26才。その18年後から話が始まる。ときどき要の回想が入って時代が交差する。若さゆえに血気盛り、迷い探すふたりの恋の行方が聞きどころ。寒也の隠し子騒動を軸にした、笑いあり涙ありのストーリー。 とにかく話がいい。どんな出来事も感情も芸の肥し。涙さえ、いや涙こそ笑いのネタにしてーー。
中盤、寒也と別れて稽古にも身の入らない要。泣きながら笑う弟子に、手を伸べる師匠。三木さん演じる初助は、要も身ぶるいするほどの色気。山口さんの明るめ声との組合せが、まったく素晴らしいとしか言いようがない。
神谷さんの寒也。今までの、若いけど大人びていて、優しい恋人のイメージから、冒頭喧嘩シーンでの「犯すぞこの野郎!」荒げる台詞でようやく歳相応の男臭さが伝わってきた。どうしても神谷さんの声は色っぽすぎて、節々受けに聞こえてしまうから、山口さんの受け声との対比で攻めとして成り立つ。役が複雑過ぎるのか。「男のケツにしか興味ない」つっても誘い受けを想像してしまう。それとも聞き手に掛かったバイアスなのか、普通に聞けば普通に男らしい声なのに。キュンキュンするのに、40超えの渋声も、どうしても可愛い。

純文学をイジり倒し(笑)

あまたある名作文学のなかで、なぜこの作品が第一弾に選ばれたのか。そしてこの美味しいキャスト。その理由は本編のラスト(オチ)ですべて納得がいった。友情も信頼も命の尊さも、全部前フリか!

名作文学ってストーリーだけなぞると色んな不条理が浮かび上がって驚かされる。もとの骨子がしっかりしてるから、イジり甲斐があるというもの。

神谷さんの王様役、クールビューティ系で、これまた原作のイメージを覆す。

番外編、ドツボ。被害妄想編の杉田さん、さすが。笑い過ぎてお腹痛い。同士編のSEもイイ。遠くから聞こえてくる、ズンチャチャズンチャ♪ にワクワクが止まらない。爆走するイタ神・杉田さんと畳み掛ける弟子ポジ・神谷さんの阿吽の呼吸(抜き録りと思えない!)。肉食系女子編の小野さん。お得意の裏声が一周回って本気で可愛い。走り去る足音をハイヒールにして欲しかった(笑)

青春て可愛い。そして切ない。

原作、CD、映画(DVD)どれからにしようか迷った結果、いいとこ取りのDVDに。中村先生の空気感が大好きなので、損なわれてないことに安堵。というか、それどころか別の魅力発見。あだち充先生や高橋留美子先生の作品がそれぞれもつような、独特の間や日常感、柔軟性を覚えた。

神谷さんと野島さん、いいなぁ。特に神谷さんのいつになくナチュラルトーン。どの役もちゃんと違って聞こえるから本当にすごい。台詞のノリや語尾を微妙に調整してるのが堪らない。砂場のシーン、泣きそうになった。

それにしても、いつの時代も高校生って切ない。ちょっとずつ大人になるようでいて、意外となれなくて、でもある日突然なにかに気づく。その一瞬にこの先の人生にとって大事なものを手にする。いつまでもは続かないってわかってるから、さらに切ない。
喉の奥で弾ける、炭酸水みたいに…。

胸苦しいほど濃厚な空気感。

時代もの好き&遊佐・神谷さんカプに惹かれ原作未読で購入しました。さらに原作→CD2巻とド嵌りしました。結論から言って、CD1巻、本当に良かった。明治大正の時代性を醸し出し、静けさと熱っぽさをしっとり含ませた雰囲気。声優さんの低音ボイスがつくる胸苦しいほど濃厚な空気感。どれもこれも極上の蜜のように甘く、耳が溶けそうです。絡みのシーンも好きだし、話のなかで絶対必要なのですが、それ以外の会話のひとつひとつも愛おしく感じます。義康の言う「冬貴…」、冬貴の言う「義康…」。これだけ集めたCDが欲しいと思うほど、甘え、怒り、呆れ、困惑、微笑、官能…微細なニュアンスの違いで込める思いを表現できるんだと感動しました。BGMがまた必要十分で、音だけで世界をつくることの凄さ。聴き終わって、さながら舞台を観た後のような陶酔を味わいました。
耳だけなのに…。

すべてが気持ち良い。

1巻→原作→2巻の順で嵌りました。BLCDは声優さんの美声を楽しむ耳の癒しと思っていたので、原作を読みたくなったのは本作が初。この世界観が音でも文字でもしっかり構築されていることに驚きました。CDではどの声優さんのも低めのトーンで一番色っぽい声音を選択していて、本当に胸が締め付けられる思いを何度も感じました。下手なBGMでの誤魔化しは一切なく、必要最低限。神谷さんと遊佐さんの息遣い、ため息、薄い笑み…すべてが耳に響きます。2巻のお気に入りは義康が冬貴に対する「好き」の気持ちを包み隠さずだだ漏れになっているところ。とにかく甘い。甘やかしまくり。赤面する場面の数々。何度聞いても気持ち良い作品です。