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真剣に読んだ方がよいのか…

もはやギャグ的な面白さがある。
義兄の危機管理の無さ・脇の甘さ・だめっぷりを楽しむ漫画でもある。なぜ本気で逃げないで体を許すのだろう…、と。
光がもっと美少年然としてキラキラオーラがあれば狂気のコントラストとして分かりやすかったかもしれない。
……が、そこまでいくとさすがにギャグちっくになってしまうか。
絵が安定していないのも良い。

英だが、今後も登場させて欲しい。噛ませ犬にしては尺をとりすぎている。

春樹と光だが、ハッピーエンドは望めない。
というのも、この二人はもはやBLではない。
元々春樹自身が光に恋愛感情はなく、どんどん光に惹かれて好きになる話ではなく、どれだけ光に迷惑をかけられるか、脅威にさらされるかが焦点になっている。
この時点でBLというより、サスペンス・ストーカードラマである。
作者もインタビューで答えていたが、春樹がかわいそうになるほど描いていて楽しいそうだ。

これで最後、二人が相思相愛はさすがに都合が良すぎる。

結局続きが気になり掲載誌を毎号購入してしまうので、作品としての求心力はあると思う。

にいちゃん コミック

はらだ 

深いようで浅い

全体的に矛盾や不自然さが目につく。あくまでファンタジーの世界である。

そう感じる理由は「偶然の多さ」だ。
偶然に再会する二人、偶然に「ゆい」と「にいちゃん」の全ての事情を把握する人物が同じクラス"にいて"手助け"をする、偶然に再び出逢える二人…
1つの作品に度重なる偶然が多用されると興ざめしてしまう。
「まいこ」は話のスパイスとして良いキャラではあるが、彼女の背景・立場からして「ゆい」に協力することはいささか疑問である。逮捕された父の愛人を恋慕う人物に協力する…ちょっと無理があるようにも思う。動機は何か?

事件発覚時、「にいちゃん」が取り抑えられないことにも不自然さが拭えない。
さすがに公共の場であれほど大騒ぎすれば、駆けつける人もおり「にいちゃん」の居場所が全く突き止められないのはおかしい。
しかもファミリー層が集うマンションで一人暮らしの青年なんて、簡単に足がつきそうだが?
それともにいちゃんは別の建物に住んでいるのか?ならばゆいは下半身丸出しで建物間を移動したことになり、ますますおかしい。
そして煽るほど、ゆいはその後過保護に育てられてはいない。

こういったことを指摘するのはナンセンスだ、と感じる方もいるだろう。
「話の甘さはBLだから仕方ない」で帰結されるのは悲しいことだ。
ページ数の問題もあると思うが、描写不足は否めない。
私はさほど引きずらずドライに読むことができた。