初のCanna×はらだ。衝撃の禁断愛、ついに解禁…。

にいちゃん

niicyan

にいちゃん
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神203
  • 萌×238
  • 萌21
  • 中立24
  • しゅみじゃない41

47

レビュー数
66
得点
1254
評価数
327
平均
4 / 5
神率
62.1%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784829685907

あらすじ

幼い頃、よく遊んでくれた年の離れた近所のにいちゃん。優しくて、面白くて、何でもくれる名前も知らないおにいちゃん。でも、にいちゃんに触られているところをお母さんに見られて、にいちゃんどこかに行っちゃった。にいちゃん、どこに行っちゃったの…?
BL界の鬼才・はらだによる初Canna Comicsがいよいよ発売!
「…ねえ、にいちゃん。にいちゃんのこと許して理解できるのは世界で唯一、俺しかいないよ?」

表題作にいちゃん

景,にいちゃん(近所のお兄さん)
ゆい,小学生→高校生

その他の収録作品

  • ゆい(描き下ろし)
  • カバー下:相関図

評価・レビューする

レビュー投稿数66

問題提起が深かったです。

読む前は抵抗があったのですが・・・

「どうして子供の恋は恋と認めてもらえないのか」
「大人の男性が男の子が好きだという事は矯正されないといけない事なのか」
読んでみたら、問題提起がナチュラルにストーリーに組み込まれていてすごいと思いました。

また、主体的な悪という感じがなく、過去の経験からそうなってしまうしかなかった。と言う雰囲気も独特で感銘を受けました。

にいちゃん、ゆい、まいこ。
みんな、強いところ弱いところ両方あって、状況によって強さが出たり、弱さが出たりするところに人間のリアリティを感じ、表現力がすごいなと思います。

当て馬だと思っていた、まいこにも人格を感じるところ(それどころか、ストーリーが進むと物語のキーマンになっていきました。)も好きでした。BLに出てくる女の子(=とりあえず出しとく感)の概念を大幅に覆されたところが良かったです。

私はにいちゃん、ゆいの関係についてはハッピーエンドだと感じたのですが、後は周りの環境がどうなるのかが気になるところです。

1

好き嫌い

人によって好き嫌いがはっきり別れる話だと思いました。
ゆいがにいちゃんに再開してからにいちゃんに支配されていく感じが好みでした。
その後にゆいが逆に兄ちゃんに支配していく感じがすごく良かったです。
リバ苦手な方は注意です。

1

近親相姦もの?とか決めつけて倦厭してません^^?

私の人生で1番最初に購入したBL作品です!!!
買わねば…!!!という使命感に駆られました!
(もしかして主人公ラリってるやつか?という先入観は馬鹿でした。どうか最後まで読んでくれ…!)
加えて、BLCDの方も素晴らし過ぎたため、本当に本当にもう…傑作過ぎる1作かと。運命を感じた作品です。この時代に生まれてこれて、「にいちゃん」に出会えて、感極まりまくり続けております。言葉にし切れないのが悔しい程の感動を覚えました…!!!(興奮しまくりの感想ですみません…)
とにもかくにも!
私には刺さりました!刺さりまくりました!
はらだ先生だいすき過ぎて辛い…泣

1

衝撃の問題作。目がそらせない現実感。

はらだ先生のショタは衝撃的で現実的な作品でした。
BLらしく美化したきれいなものは一切ないお話しで、読後のモヤモヤ感が半端ないです。
一応ハッピーエンドです。

近所の優しいにいちゃんの事が好きな小学生のゆい。両親が共働きで友達もいなく、一緒に遊んでくれるにいちゃんが大好きですが、それはもちろん性的な好きではないように見えます。
一方、近所のにいちゃんはゆいを明らかに性的な目で見ていて下心で優しくしてる感じです。

やらしい事に興味のでてくる子供のゆいを誑かして、セックスに持ち込むにいちゃん。すんでの所でゆいが逃げ出し未遂に終わりました。
しかし、ゆいはにいちゃんを裏切ってしまったと後悔して高校生になっても、女の子には興味がもてずに、ずっとにいちゃんの事が好きです。

高校生になり偶然2人は再会します。
にいちゃんがずっと好きだったゆいは、にいちゃんから逃げ出した事を謝ります。
しかし久しぶりに会ったにいちゃんは、ゆいとの性行為を録画して脅すクズ男でした。

にいちゃんからの性行為の強要で、呼び出されるも、自分の気持ちを証明する為に耐えるゆい。
しかし次第に、にいちゃんは自分の事を恨んでると分かります。
またにいちゃんは、昔自分も同じ目にあってて、自分がされたトラウマをゆいにしていたのでした。

両親との確執や、世間の目のトラウマ、普通に対するコンプレックスなど闇の部分がてんこ盛りです。

にいちゃんが小さい頃に悪戯した(本人達は愛しあってたらしいけど、精通もまだないような子と性行為しちゃイカンだろ!)、おじさんやおじさんの娘、舞子ちゃんの存在。

一番悪いおじさんは、他で家庭持って平穏に暮らしてして、悪戯されたにいちゃんは20年近く苦しんでたのが、現実的なのかもしれないけど、救いがなくてやるせなかったです。
虐待されて育った子が大きくなって自分の子供を虐待したのを見てるような、やるせない気持ちです。
もちろんゆいに同じ事をしたにいちゃんもただの被害者でなくクズ男ですが。

ゆいのにいちゃんへの一途な思いは、本物だけど、ハッピーエンドで良かったけど、せめて幸せな感じで終わって欲しかったな。

描き下ろしでゆいが両親の前で、普通を装いその事に苛立って、薬を飲もうとしてる終わり方は、はらだ先生っぽくぞくりとしましたが。

普通とはなにかを問題提起してる感じにBLの現実的な部分を読んだ感じがして、考えさせられる問題作だったのでこの評価にしました。

2

はらだ先生の脳内はどうなってるんだ!

はらだ先生の作品ということで、即購入。やはり今回も、いい意味で、予想を裏切られました。読んでいて、はらだ先生はどういう頭をしているのか、毎回不思議になります。

最初は、小学生との絡みからスタート。小学生もありだなと思っていしまいました。にいちゃんとの関係を、ずっと後悔していた、ゆいと、ゆいの親から、変態呼ばわりされた、ゲイで、ショタの景。
どんな形でも、愛を貫き通す、ゆいの執着心。惚れますねぇ。
ゆいに、復讐するために、会っている景。これもまた面白かったです。
2人のいびつな関係に、とても心惹かれました。

1

にいちゃん

はらださんの作品ということであまり内容も知らずに買ってみました。

内容としては結構犯罪すれすれというか罪を犯してるお兄さんが小さい子供をもてあそぶんですよね。でもそのお兄さんにも過去はあって…。

はらださんの作品として見てもちょっと異色な雰囲気のあるものでした、やじるしに入ってるお話の1つに近いかも?

最後はやっぱり綺麗に終わるのかと思いきや。考えさせられるような終わり方。私はバットエンド嫌いじゃないのでそうきたか!という感じ。

1

BLを嗜む上で知っておかなければならない現実なのかも

 萌2評価にしましたが、正直萌えたシーンはほとんどないので、あくまで★4つの評価として捉えて頂ければと思います。問題作、衝撃作なんて言われていましたが、なんというか、BLで普段私たちが読んでいるものというのはやはりある程度のファンタジーを含んでいるものであって、現実のゲイの世界ではこんなケースもざらにあるんだ、ということを見せつけられているような気がしました。ゆいが適当に付き合った女の子である舞子が、実はにいちゃんと繋がりがあるというところはさすがに創作っぽいですが、おじさんがにいちゃんに手を出し、にいちゃんがゆいに手を出すという性癖の連鎖というのは現実のゲイ世界でもたくさん存在するんだろうなぁと思いました。

 男性同士であることに悩む作品はBL界隈に多々ありますが、この作品では子供にしか興奮できない大人の罪、つまり相手がどんなに合意していてもひとたび手を出せば犯罪者になってしまう性的倒錯について非常に考えさせられました。法律で決まっている以上子供に手を出すことはけっして許されません。2人の間に愛があっても周りからは変態、異常というレッテルを貼られてしまう理不尽さ。おじさんによって息子の性癖が歪められたと考えているにいちゃんの母親が、それを矯正するために女性を無理やり充てがうシーンがあり思わず目を背けたくなるのですが、親の気持ちを考えるとまったく理解できないわけでもないんですよね。そして親をも切り捨てる覚悟のできているゆいと、母親や世間の呪縛から逃れられないにいちゃんとの対比も良かったです。周りの目を気にせず堂々としていられる人間ばかりではない。

 一度ハッピーエンドらしい展開になるものの、最後の最後、描き下ろしでどうにも後味が悪いまま終わってしまうところもはらだ先生らしいというか、リアルに徹して描かれているなぁと感じました。どれだけにいちゃんがゆいだけを見ていようと努めても、長年トラウマのように刷り込まれてきた自分が異常であるという感覚への焦燥感はそう簡単に消えるものではない。総じてすごい作品を世に出したなぁと思わずにはいられませんでした。この作品を読んだからこそ、私たちは未熟な子供たちに手を出してしまう大人をけっして許してはいけないし、それと同時に、もしかしたらそこに2人なりの愛が存在していたのかもしれない、あるいは1人の人間をそこまで追い詰め罪を犯させてしまった世間の目があったのかもしれない、ということまで想像してあげられるのは私たちなんだとも思いました。

3

描き下ろしなかったらいい話

うーむ。
あらすじはあるのでいいとして、なんとも後味の悪い単行本だった。

どんなことをされても、トラウマ持ちの「にいちゃん」を本気で愛することによって、「にいちゃん」の心の鉄の壁を溶かす、といういいお話だったのですが。
まいちゃんがお話を動かす大きな存在になっていて、各話で積み上げて積み上げてやっとたどりついたラストだったのに、描き下ろしで一気にダークサイドに落とされました。

はらださんは安易なハピエンはお好きでないことは存じていますが、同時に、読者が読みたいものも意識する、とどこかの対談で言っておられました。
最後にこれをやるんだったら、連載でここまでお話の流れを作ってきたのは何だったのか、と思わされてしまう。
なんともすっきりしない読後感でした。

3

好きです ゆいくんの変わりようが

ネタバレあります。

リバります。高校生になったゆいくん×兄ちゃんのレイプシーンあります。
それが正直、下剋上好きにはたまりません……。やはり攻めが犯されそうになってやだやだ狼狽えるシーンは最高。ゆいくんも受けのときは可愛くて、攻めのときはカッコ良くなるので二重で好き。

兄ちゃんはクズですが兄ちゃんの気持ちを考えると胸が痛くなって同情してしまう。
私的には、リバが無かったら胸糞で終わったけど、リバがあったから神になった…そんな作品です。
内容は重いし痛いし最後はモヤモヤするけど…癖になる感じでした。
はらださんの作品は「好きなひとほど」から入ったので、ここまでガツンとくるものに驚きつつ、読んで良かったと思いました。

この二人、今後どうなるんだろう…
兄ちゃん自殺しないかな…と不安になりましたが…。

2

これぞ、鬼才

BLの「ふつう」からは少し外れた作品だから賛否が分かれるのかも。結局、マジョリティーに属さないものは受け入れられ難い。
読了後、何とも言えない不気味さが残る作品でした。

異端と言われるリバ厨なので、商業のリバというだけで書かれた著者さんに感謝するのですが、物語の中でとても意味のある、二人の関係性が大きく変わる逆転として描かれていて、さらに著者さんを崇めたくなりました。ベッドの中で交代するやりとり、大好きです。

1

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