初のCanna×はらだ。衝撃の禁断愛、ついに解禁…。

にいちゃん

niicyan

にいちゃん
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神274
  • 萌×248
  • 萌32
  • 中立36
  • しゅみじゃない53

125

レビュー数
76
得点
1694
評価数
443
平均
4 / 5
神率
61.9%
著者
はらだ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784829685907

あらすじ

幼い頃、よく遊んでくれた年の離れた近所のにいちゃん。優しくて、面白くて、何でもくれる名前も知らないおにいちゃん。でも、にいちゃんに触られているところをお母さんに見られて、にいちゃんどこかに行っちゃった。にいちゃん、どこに行っちゃったの…?
BL界の鬼才・はらだによる初Canna Comicsがいよいよ発売!
「…ねえ、にいちゃん。にいちゃんのこと許して理解できるのは世界で唯一、俺しかいないよ?」

表題作にいちゃん

景,にいちゃん(近所のお兄さん)
ゆい,小学生→高校生

その他の収録作品

  • ゆい(描き下ろし)
  • カバー下:相関図

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数76

ONE LOVE どの愛も素晴らしい、の欺瞞〜小児だけは許されない…

ずーっとずーっと積んでいて。なぜか今読む気になって読んでいます。
主題は、性犯罪。
否。
小児性愛?
それとも復讐?
自分の反復?
冒頭の、「にいちゃん」による「ゆい」への行為は、一読して「ロリコン変態」。
それは犯罪行為で、その後のにいちゃんもゆいもその事で人生が一変する。
しかし、読み進めていくうちに「にいちゃん」にはまた別の過去があった事が明らかになり…
暴力や虐待の連鎖、というのは叫ばれているけれど、このような「性癖」も連鎖するのだろうか?
にいちゃんもロリコン変態の犠牲者だった…
…とそれはドラマチックではあるけれど、ゆいの同級生・まいこの実父がその加害者だった、というのはいかにもご都合だし、だからにいちゃんとゆいの間の愛のようなものに対するまいこの理解や共犯意識(のようなもの)も自動的にご都合になる。
ゆいにとっては、その「性癖の連鎖」はにいちゃんの二の舞的な小児性愛には向かず、自分が過去に裏切った形になってしまったにいちゃんへの贖罪としての「強姦」に変化する。
にいちゃんだけがいつも被害者。
幼い時にロリコン変態の毒牙にかかり。
ゆいにいたずらした時に見つかり。
親に「普通」(大人の女性と性的行為の実行ができる)を強要され。
そんなにいちゃんを、小児ではなくなったゆいがにいちゃんの子供時代を再現し完全にするかのように貫く…
なんとも救いの無いにいちゃんの人生です。
ならばゆいとまいこは?
この2人は連鎖からは外れているように見える。
ゆいは過去の被害を自分の中に留めず、加害人物(にいちゃん)との2人の間の閉じた輪の中で反芻しているよう。
ラストシーンは賛否が分かれているようだけど、私の感想では、にいちゃんにとってはメリーバッドなエンド、ゆいにとっては多分過去も現在も未来も、自分がコントロールしているのだ、という気分になっているんだろうなーと感じる。
自分にいたずらをしたにいちゃんを今は支配しているゆい。これからゆいはにいちゃんをどうしていくんだろう?
にいちゃんが「大人に支配される小さな自分」を全うできるように性的に優位に立ち続けるのだろうか?
今やもはや「小児性愛」という最大な禁忌ではなくなっている2人だけれど。

0

こういうお話が好きな人には最大に刺さる

にいちゃんが最後はズブズブと主人公に沈んでいくのが最高に良いです。作中に出てくる女の子も素敵でした。

0

はらだワールド全開

〖DMM電子書籍〗
修正:白抜き
カバー折り返し:あり
カバー下:あり
帯:なし
裏表紙:あり
備考:

〖紙媒体〗
未読

0

ハッピーエンド…?⇒闇へ転落

はらだ先生の絵のタッチや雰囲気はとても好きですが、今作においてそれが最大限発揮されているような気がしました。

前半戦はゆい受け、後半戦は景受けです。
最後に描かれるえちシーンは愛に溢れている感じが伝わってきますが、それ以外は登場人物たちの気持ちがついて行かない物理的なえちに見えました。
物語の進行、受け攻めの関係性的にそのように描かれないと成り立たないのは承知の上ですが、それでもあまり心がついて行きませんでした…。

それでも最後にはちゃんとくっついてくれたので萌え×1です!

そもそもはらだ先生の闇が含まれているようなストーリーが好みの方は今作はとても良いと思います。


多くの方が記述している最後のシーンは、やはり好きか嫌いかハッキリ別れると思います。
私はハッピーエンドが良い派なのですが、そのような人間からするとちょっと闇が深すぎるかな…?という気がしました。
プラス方向に匂わせて幕を閉じるなら、今後の作品の展開とか登場人物たちの幸せな今後を想像したり出来るのですが、マイナス方向に匂わせると読み終わりの気分が下がってしまうかも…。。

終わり方の雰囲気はカラーレシピに似てる感じですね。
最後の少し前でハッピーエンドかと思わせておきながら、最後の最後で墜す、みたいな。


最後の書き下ろしがなければ、より「神」率が上がるのでは?
でもそれも含めてはらだ先生ですもんね!

0

書き下ろしが一番良い

はらだ先生は大好きです、でも好きな作品とそうでもない作品がやはりあります。やたももと夜と朝は少し受けをねらいすぎかなと思いました。

この作品は逆です、正直どこを楽しめば良いのかなと考えてしまいました。萌えが薄いのはテーマを考えても仕方ないですが単純に話としても惜しいです。

所々にある残酷な描写の必要性が少ないし、ゆいにしても景にしても内面の掘り下げが少なくて無理矢理ハピエン気味にしてくっつけた気すらしました。

0

ダイバーシティとは何か。

多分、他の何人かの「しゅみじゃない」評価をした方達と同様に、最初一読した際は、まさしく「しゅみじゃない」評価をしたかったのだと思う。
はらだ先生の衝撃作は、一度寝かせて。半年くらい経ってから再読すべきかもしれません。
私の様なビビリーは、そうして耐性を身に付けてから、再読すべし。

さて。最近すごいな、と思ったことがある。
幼ないお子さんを持つお母さんが、「幼稚園や小学生の教師になる様な人は大体、ソレなんだってー。」と、笑顔で言うのだ。ソレというのは、小児性愛者の事である。
幼ないお子さんを持つ身として、「怖くないの?」と 尋ねると、彼女たちはまた笑顔で応える。
「怖いよねー。」
だからどうだ、ということでは無い。
彼女たちは、ソレがあるという事を予期した上で、どこか「仕方ないよねー。」とも思っているのだ。
それはそれとして、「気をつけないとねー。」と言えるぐらいには受け入れているのだ。
そんな話を聞いていて、恐ろしいなぁ、と思いながら、彼女たちの逞しさと強さにどこか救われる気もしたのだ。

ダイバーシティが声高に叫ばれるこの時代に、にいちゃんこと「景」が、大人の社会から見て、「被害者」だった筈なのに。その「変態」を矯正する、と親たちから責め立てられていることに、違和感と痛々しさを感じる。この事それ自体がホラーなんじゃないかと思うのだ。
特に後半は酷い。性的マイノリティーや、性癖を決して認めず、ひたすらその心を痛めつける、景の親。
景は完全に病んでしまっていて。クスリと煙草と、そしてゆいに囚われてしまった。
ゆいは、にいちゃんを手に入れる事が出来た。けれども、それは決して幸せとは言えない。
とても小さな世界の中だけで、ゆいに飼い殺しにされるだけなのだ。いつまでも。

にいちゃんこと、幼ない景を倒錯的な愛欲の世界に導いたマイコの父は、アッサリと事件を忘れ、
驚いたことに新たな家庭を作り、子供を成している。大体そんなものなのだろうという、虚しさ。
父にとって、遠い昔の思い出しもしない事。
それでも大切に鍵をかけてしまっていた景の写真。
事件を紐解くかの様に、マイコとゆいがにいちゃんと対峙していく様子はミステリーの様で、
面白くもあったのだけど。彼らが辿り着いた真実が残酷過ぎて。
私はとても悲しかった。

ダイバーシティとは何か。
身近な人たちのそれを受け入れることは出来るのか。
ダイバーシティとは何か。
彼等と共生していくことは、本当に可能なのか。
はらだ先生の作品は、ヒリヒリとした痛みを伴って、それを投げつけて来るかの様だ。

2

BLはファンタジーで読んで欲しい作品

闇が深い作品ですね

エロは、変態度が高いし
リベンジポルノがすごい
社会的に物申す!の様なこんな愛も良いのか?
考えさせられる物語でした
現代では、こんな事あったらいけませんが
マンガ、BLはファンタジーという事で読んで行けるんですよね

お話が終わったあと、気分が爽快とはいかず
何回も何回も読み返し、作品の意図を把握していこうか思っていました
作者さんの物語はいくつか読みましたが考えさせられるお話が多いですね

悲しいです

1

もはやBLじゃねえ

 初レビューです

「神」が付くのに十分面白いですし、とても考えさせられました。ただその「神」は「萌」の延長ではなく、単純な読み物としての面白さだと感じました。そういう意味で「中立」とさせて頂きました。

 ただやっぱり、これとても面白いです。初めはエロ度「変態」につられて手にとったのですが、物語が進む中で過去のトラウマを主人公にぶつけて犯す「にいちゃん」すらも可哀そうに思えて、世の中の不理解に苦しむ様は所謂「腐女子狩り」に通ずるものがあるのでは?と勝手に思ってました(笑)。
 
 当然大人が子供に手を出すのは犯罪ですし、いまだに同性愛は禁断の愛です。しかしこの作品ではそれがなぜ悪なのか、なぜ禁断なのかと問われていて、全ての愛が許されるべきではないと思います(それならば近親相姦もOKになります)が、自分の批判が正当であるとするならば、この『なぜ?』に対してはっきりと答えを持つ、それができなくてもそれについて考える必要があると強く感じました。

4

うーん…

読後感が悪いけど、読んだ後にいろいろ考えてしまうということはそれだけの技量があるということなのかなと思いました。

4

悩み、葛藤、答えのループ

病んでる話が読みたくて、ついに手を出してしまいました。

この作品、病み、の部分は前半のみだったと思います。受けを一方的に犯す所まで。
そこまでは自分の世界に入り込んでしまった大人の病みの感情を一方的にぶつけていた話。

攻めの過去が明かされてから、受けが考えを持つ所からはしっかりと社会の中で一生懸命考えた上での行動。
世界には二人だけみたいな狂気的な感じかと思ったら、二人とも社会の中での自分の立ち位置を確認しながら、客観性もしっかりと持っている。

世間の目、親の目、逃れたくとも社会で生きている限りつきまとう視線。その中に放り込まれる自分という人間。
考えすぎたら動けないし、まったく考えずにも居られない。それでも前進するしかないし。

どんなハンディキャップにも通ずる悩みや葛藤を描ききった一冊だったと思います。
正解はないですね。誰にも正解は出せない。自分の中で出した答えが全て。
素晴らしい作品でした。

3

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