ワンルームエンジェル

one room angel

ワンルームエンジェル
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神437
  • 萌×232
  • 萌25
  • 中立20
  • しゅみじゃない28

29

レビュー数
92
得点
2408
評価数
542
平均
4.5 / 5
神率
80.6%
著者
はらだ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784396784751

あらすじ

趣味なし、友人なし、恋人なし。
生きる価値、なし。


惰性で毎日を送っていたコンビニ店員の幸紀(30代)は、
うっかりチンピラに刺され瀕死になった折、
遠のく意識のなかで、真っ白い羽の美しい「天使」を見たーーー。

お迎えかと思いきや、その後すっかり完治して
帰宅してみると、そこにはあの時の天使が…。

天使のふてぶてしい態度に戸惑いつつ、
記憶もなく、飛べないというのを不憫に思い、
天使をしばらく家に置くことに。

突然はじまった奇妙な同棲生活だったが
天使との日々は、死んだように生きていた幸紀の心に
ある感情を芽吹かせてーー。

あなたは、この関係をなんと名付けますか?

デビューまもなく、自身が執筆した短編
「止まり木」をセルフリメイクした意欲作!

表題作ワンルームエンジェル

幸紀,コンビニバイトの夜勤
天使

その他の収録作品

  • #1「であい」
  • #2「ふたり」
  • #3「てんし」
  • #4「こうき」
  • #5「なみだ」
  • #6「きおく」
  • #7「 」
  • #8 描き下ろし「 」

レビュー投稿数92

ありがとう

平成最後を飾る最高傑作かもしれません。

今更レビューしたところでこの作品の良さは皆さんご承知でしょうが、個人的にも大きな印象が残ったのであえて書かせていただきます。

自殺するやつは親不孝だの、地獄へ堕ちるだの、死ぬ苦しみを一生味わうだの、色々言う方はいるでしょう。世間の風当たりは厳しいものです。

私もどちらかと言うと、自殺者に対してそう言う考え方をしていました。

親しかった同級生を亡くすまでは。

自ら命を絶った人でも、もしかしたら天使になって笑ってくれているかもしれない。

そう思えるような希望をくれた先生に、心から感謝します。

人生、そんなに悪くない。頑張って生きよう。と、そんな大きなメッセージを与えてくれる作品です。

男とか女とか、もはや生きているか死んでるかすら関係ない、
存在した魂と魂の繋がりが心に響きます。

新たなツールを使った手元で感じられるちょっとした演出で、作品が心の中にさらにもう一歩入ってきます。

はらだ先生の作風としても、BL作品、いや漫画としても、革命的な1冊だと思いました。

とにかくこの作品に出会えてよかった。

ありがとうございますと言う気持ちです。

0

ラブというよりブロマンスでは

はらだ先生特有のダークで根深い愛情を描いた作品ではなく、どこまでも優しく互いが互いにひたむきな物語です。はらだ先生らしい登場人物同士の軽快な掛け合いや合間に挟まれるギャグに笑いつつ、最後は泣いてしまいました。先生のキャラクター像の手腕は他の作品でも輝いていますが、まだ知らない側面があったのだと驚かされました。
ストーリーや展開は感動的で素晴らしかったのですが、帯の「BL臨界点」という表現にはいささか違和感を感じてしまいました。はらだ先生の普段の作風とのギャップもあり、この二人の関係性はBLと呼べるのか?という点が疑問でした。具体的な言及は避けますが、個人的に彼らはいわゆるブロマンスの関係なのではないかなと思います。その点で読み終わった後に感動こそあれ、少々不完全燃焼気味に終わってしまいました。

0

遺された人に思いを馳せる作品でした

主人公が、仕事中に謎の暴漢に刺されて、失血する寸前に白い羽の美少年天使を観ます。
そのまま主人公は天に召されるかと思いましたが、助かっていた。目覚めて、自宅に戻るとあの美少年天使が、何故か狭い汚い賃貸の炬燵に居て、美少年天使は主人公だけに見える。他の人には見えないということを理解していきます。

主人公が天使を伴い生前の美少年天使が関わる人と会い、天使が失った記憶を取り戻すに連れ、生前の美少年天使を取り巻く人達;遺された親、友人とすれ違っていた想いを理解して誤解を解いていくにつれ、美少年天使は笑顔を取り戻していきます。
主人公自身も、弟や母とのすれ違っていた思い込みも修正されていくことになり、美少年天使が笑顔を取り戻して笑い声をあげた時、突然天使は昇天して消えてしまった。
突然の昇天。一方的な別れで振り向いたら居なかった、という無常観伴う美少年天使の供養儀式のような展開でした。最後に天寿を全うしたらしい主人公をまた美少年天使があの世で迎えている場面で終わります。

はらだ先生のこの作品の元は「止まり木」と知り、先に読みました。「止まり木」には天使と密度濃い恋愛シーンが有るのですが、この「ワンルームエンジェル」には描かれていません。BLとは言えない既刊と異なる異色な内容です。

意味が分からず突然逝かれると、気づけずにいた負い目を感じて遺族はタラレバの迷路にはまって、生涯責め続けます。
此の世から消えちゃおうかと思う人がこの本を手に取って読んだら、遺される人達に思いを馳せて思いとどまってもらえる一冊になるのかもしれませんが、死にたい病にかかった人にそんなゆとりはないかもしれません。 でも読んで笑って心を緩めることが出来たら、違う角度で今の自分を見つめることができるかも。
この作品は、シリアスの中に笑いが挟まれていて、ほぐれます。
地獄とは、永遠に続く孤独な状態と聞きました。自分は独りではない、孤独は自分が作っていると理解することは大事だと思います。


2

碧雲

補記と訂正:
うろ覚えで書いた誤りの訂正
炬燵⇒ちゃぶ台 でした。

最高だけれど…

とても感動するお話。はらだ先生のお話を好まない人にもぜひおすすめしたい作品です。BLっぽさも薄くライトな腐女子やBLに興味のない人にも読んでもらいたい。

しかし、そのBL感の薄さが個人的に「はて?」と思う部分でもあるのです。

ワンルームエンジェルの元となった作品である「止まり木」を先に読んでいました。止まり木では主人公と天使の濡れ場があり、主人公そして天使の恋愛的な心情変化が存在していたのですが今作には濡れ場はなく、恋愛っぽい心情を描くシーンも少なかったように思われる。個人的には恋愛とは違う絆とか深い心のつながりのように感じられた。なのでBLなのだろうか…という疑問が生まれてしまった。この二人の関係は愛し合うというより添い遂げる関係ということに共感した。埋もれてはいけない作品。

話自体は素晴らしい。生きているとは何か、死とは何かを深く考えさせられる作品でした。

はらだ先生って本当にすごいと改めて感じさせられました。

3

とにかくやさしかった。

はらだ先生の作品は今までいくつか読んで来ましたが、噂に聞くとおり本当に優しかっです。
最後の方は大号泣してしまいました。今も鼻水がどぅるっどぅるです。
はらだ先生の涙のシーンはなんというか、くるものがありますよね。

あと、客観的な風になってしまいますが、世の中って上手くいかないもんだなぁと思いました。理不尽という言葉は一生消えないんだろうなぁ。

伏線とかも少しずつ散りばめられてて面白かったです。

はらだ先生の作品を読みたい方や、BLに興味が無い方にも、おすすめ出来ると思いますので、是非。

1

漫画読んで泣いたの久しぶり

しかもめちゃめちゃ涙と鼻水でぐしゃぐしゃになってしまうなど。

前知識あまりない状態で読んだので、テンポのいいギャグ漫画かなと思っていたらハートをガッと鷲掴みに握り潰されました。

なんといっても空白が泣かせにくるんです。何も描いてない空白で泣かせるって一体なんなんですか、神様……なのでしょうか……。

なんとなく、天使はきっと消えてしまうんだろうなぁと思ったのですが、消えるタイミングがあまりにも余韻を残さなくて、余韻を残さず消えた余韻がいつまでも残るような……何いってるのか分からないでしょうが、ほんとそういう感じなので!

3

BLの域を越えている

積み本崩し③
はらださんは大好きで同人誌から読んでいます。本当に漫画がお上手で、この本は特にBLの域を超えた作品となっていました。始まり方終わり方、何一つ無駄がありませんでした。ドラマ化や映画化もしそう。

1

めっちゃ泣ける

シリアスなんだけど結構クスッとする話。
天使ははっきりと物を言うタイプで可愛げはあまり無いのだけれどほしい言葉をくれたり笑った顔が眩しかったり凄く可愛い。
作中で描かれる自殺者やその遺族との向き合い方が心に刺さる。自殺する理由がすごく悲しい。主人公の過去も暗め。でも、キャラクターがよく、会話の掛け合いもテンポが良く暗くなり過ぎない所が良い。
天使が成仏してしまうシーンは泣いた。けど、最後に天国で会えていてほっこりした。
この話の元は「恋愛」の止まり木だと思われるが、そちらとは違い天使についてすごく掘り下げられていて、ただの恋愛ではないところが魅力。

1

天才

初めてのレビューになるので拙いですがレビューさせて頂きます。

私自身はらだ先生の作品が大好きで読みました!
はらだ先生の作品自体ドロドロしたようなお話が多いですがこの作品は違います

~あらすじ~

今まで大したことのない面白みもない生活を送ってきた幸紀は喧嘩の最中刺されてしまいます。死んだと思ったとき目の前に羽の生えた天使が現れる。

意識が朦朧とし、コンビニのアルバイトの店長さえも無理だとおもう程。
気が付いたときには病院でした
退院し、家に戻るとなんと刺されたときに見た天使が!!!


とても簡易的ですがあらすじです!
この後天使である天志と二人暮らしが始まります

暮らしていくうちに色々と天志の過去など判明してきます。
1ページめくるたびに「ああああああ!!!幸せになってくれ!!」と感じずにはいられません笑

個人的に最後の幸紀目線での天志との会話が大好きです

最後のページにQRコードがあり、読み取りパスワードを入力すると良いものが見れるのでぜひ探してみてください!

ドラマCDも発売するのでコロナで家にいてお時間のある方はぜひ!
買って後悔はしません

4

文句なし

文句なしに面白いです。

3

この作品が収納されている本棚

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