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役者さんの演技が素晴らしい

シリーズ通して好きな声優さんが多かったのですが、内容に腰が引けてしまい手を出してきませんでした。でも、何気に読んだ原作のおためし版で一気に興味が沸き、このCDより先に原作を一気読みし、見事にハマりました。

そしてようやく購入したドラマCD、まず最初に一番好きなCPの仙崎×巽から聞いたのですが、とにかく役者さんの演技がみなさん素晴らしかったです。

特に榎木さん!!!
榎木さんの、真面目だけど内に秘めた繊細さが滲み出てくるような細やかな演技が、この作品で最大限に発揮されていたように思います。特に後半の、学校で起きたことで実の父親の前で謝罪させられる場面の前後の演技がほんとに聞いてて苦しくなってくるほど、聞き手を彼の心の中に入り込ませてくれて、演技力に舌を巻きました。
榎木さんは全体的な話し方よりも、語尾のちょっとした抑揚などで感情を伝えてくるのがとても上手いと思います。本当に聞いて良かった……。

他にも、脇役の女性役ではあるのですが、最近、年配の女性に年相応の方を使わず、若い声優さんに無理やり年の行ったような話し方をさせているものを立て続けに聞いたのですが、この作品はそういうことが一切なく、隅々まで丁寧に作られた作品ということが伝わって来て好感が持てました。

ただ、全体的な脚本としては、描写が伝わるものが少なく、会話だけで進むところもあり、原作を知らないと分かり辛いのではないかと思い、そこは気になりました。

この作品はすべてのCPが本当に好きなので、脇に出てくる今回はメインではないCPも出会えたのが嬉しいです。

原作にハマった後に聞いたので、ほんとに、「彼らがいる……いる……(泣)」と思わせてくれる素晴らしいドラマCDでした。

出してくださってありがとうございます、という気持ちです。

刑事物とBLでひとつぶで二度美味しい

一般小説の刑事物もとても好きです。

刑事物としては緩いというか浅いのですが、男同士の人間関係がメインのお話だしまぁいいかな、と。BLも刑事物も好きな人にはひとつぶで二度美味しいという感じ。

文章はそう難しくもなく平易で、だけど軽いわけではなく、ちょうどいい「ちょい堅」な文体でさくさく読むことが出来ました。

全4巻という量に関しては、ちょっと多すぎるというか、4巻中盤の事件解決後の心理描写が長すぎて読んでいてだれてしまう感じはしました。

カップルが2組出てきますが、ヤクザ×愛人(と本人が言い張っている)の方が掘り下げられてるように思えるのが、メインの2人(刑事×臨床心理士)の方が好きなので読むのがちょっとめんどくさかった。でも、その二人の方が好きな人は多いような気がします、なんとなく。

主人公(刑事)が使う「ホモ」という言葉は「ゲイではない人の同性愛者に対する認識」としてわざと使われてるのかな、と思うのですが、途中でゲイとも言ってたように思うし、使い分けがちょっと曖昧な気がしました。ぜんぶをきっちりチェックしたわけではないですが。

作品とは関係ありませんが、電子版を買ったら挿絵がまったくなくて残念でした(Yahooブックスで1巻のみ購入、その後、Yahooブックスがアプリ未対応で不便だったため、2~4巻をKindleで購入。いずれも挿絵はなかったです)。