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女性カミラさん

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どこに重きを置くか

で、この話の印象って随分と変わってきますよね。

トーンに痛い。とあって、最初読んだ時は自分の欲しかった痛さと違ってあまり刺さらなかったです。
初読から数年。正直内容を全く覚えてませんでした。
そして再読なのに泣ける、泣ける。。

個人的には高校時代の、殺伐とした諏訪とマヤちゃん先輩の関係がすごく好きです。
大好きなのに、死ね。って普通に言えちゃう。でも、言葉の裏の意味をよく理解してる諏訪。
きつい言葉は多いけど、自分に何かを求めてくる事のない真山は諏訪にとって居心地が良いのがすごくよく分かる。
自分のことが大好きなのに、自分から何かを貰おうとしたら奪おうとしない。ただただ愛情を向けてくれる相手をわざと傷つけて、でも逃げていかない。諏訪にとってこれ以上の相手は確かにいないよね。って思います。
でも真山が言ってた病的な寂しがりだからこそ、ずっと満たされないんですよね。
なんなら相手が離れていくのが怖くて、ならいっそ早く離れて欲しくて傷つける事を繰り返すのかな。
真山が投げ出した時に、諏訪はようやく安心できたのでかもしれないです。
失うかもしれない恐怖から、やっと解放されたというか。。

最後の最後で、高良が真山の相手のことを「子供」と表現してるのを読んで、子供から大人になるのに正しく支えてもらってた人はそう言うよね。って、良いとこのボンボンなのはずっと変わらないな。って思いもしたり。
こればっかりは経験しないとわからない。
そして、支えがなくても大人になれる人とそうでない人がいるんだよね。
それはまさしくそれぞれの性質なんだと思う。

諏訪に感情移入できる人は一定数いるんじゃないかな。

苦手なタイプのクズ受

ヴィッチもクズ受も基本的に大好物なんです‼︎
ただ、常識人ぶってる人間が様々な言い訳をして自分を正当化してるのはとても苦手でして…。

攻の一也は逆で、自分がどうしょうもない人間だと思ってるけど矜持を持ってるところが良かったです。

これ、年齢が逆ならまだ受け入れやすかった!
年下の子にそんなに甘えるなよ、いい大人がーっ。って受がどうしても好きになれなくて。

でも、ずっと大切に思ってたただ一人の家族でもある母に背を向けられて、自分を支えてたものが一気に崩れてしまった時に救いになった存在はそりゃ大きいよな。って、攻様が受様を思う気持ちはよくわからんですよ…

この2人、なんというかきれいに正反対なんですよね。
片や親に必要とされてないけど、それでも親を捨てきれずに親に送金をしては電話を待ってたり。
高校中退で、家も追い出されたような形で、楽な方に流されてアングラな仕事をしてるけど、矜持は失わない。
もう一方は、過剰に親から干渉を受けて正しく生きなければ。と、雁字搦め。大学卒業して、公務員で、結婚も決まってて…
自分がそうありたい。って姿を必死で作ろうと努力してるけど、他人のせいにして自分の欲望を叶えてる姿は浅ましいなぁ。と…
一度箍が外れると、それまで苦しかった分ハメ直すのは容易じゃないのも分かる。
でも、それを他人のせいにするのはやっぱ違うよなぁと思ったり。。


利己的に見えてしまう受様なんですが、でも攻様の利他的というか受様を思う気持ちや行動は、結果として間違ってはいるけどそれを選べれる気持ちの強さが良かったです。

どう終わるんだろ??って思ったけど凪良先生らしいラストでした。

でも結果的に婚約者も親も切り捨てた受様だけど、事件が起きなかったらどうしてたんだろな…とは思ったりしました。
そういう意味でも、やっぱり最後まで好きになれなかったー

第三者視点で進みます

視点は庭師の作次。
作次の庭師としての生涯のお話と、作次から見たメインカプのお話。
あえて当事者では無く第三者の視点で紡がれる話なだけに、この二人のこともっと知りたいー!って思う反面、読んでて距離感があるからこそ一対の二人として眺められるのが良かった。

愛がね。愛がすごく詰まってます。
戦場っていう異空間みたいなところに行った人じゃないと分からない世界がきっとあるんだろうな。
泣けて泣けて泣けて仕方なかったけど、すごく好きな話でした

これはおいしい

花川戸先生さすが!としか言えない作品です。
甘ったるーいだけで終わらせずに、貞操観念の低い人たちに騙されてる?受ちゃん。
ドキドキするわー‼︎
でも、当て馬?の秘書もちゃんと本気の恋愛じゃないと邪魔するけど、本気なら良し。って謎の関係。
うまく遊べる相手なら揶揄ってもいいけど、そうじゃないなら誰それ構わず傷つけるようなことはするな!って謎の思考が私は割と好きでした。

これにて完結?

とりあえずずーっと続いてた諸々のトラブルは解決しましたー。
が、風呂敷広げ続けた結果がこれだとしたら消化不良です。
なんだろ?キャラの活躍を楽しむ物語なのかな?
増え続けた脇キャラの諸々の話とか必要だったのか?と、モヤモヤが少し残ってます。

コメディーならではのわちゃわちゃしたストーリーと、暴力の絡む世界のワイルド?な世界観との融合なので、全編通しての起承転結を求めると楽しめない話かなー。と思います。


序盤と最終巻と、大きく二人の関係が進歩したとかでも無く。
これがコメディー。。
いや、偏見かもしれんのですが。。

とりあえず、コメディーが楽しめる人じゃないと楽しむの難しいかもです

残すは9巻だけとなりましたが…

他の方も書かれてますが、とりあえず話はどんどん広がり続けてます。
そして登場人物もどんどん増える。
これもう、マサルと郡司のその後とかケーキ屋さんの行方とか前田さんとの関係とか鳩子ちゃんとマコトの関係が進展するのか?とか色々残り一冊では無理なんでしょう。
鳩子父とのバトルがずっと続いてるけど、警察側は手足が必死な感じはずっとあるもののボスの存在出てこなくて間延び感が辛い。

緑土なす。を読んだ時も思ったんですが、明確な起承転結があるわけでなくだらだらと話が続いていく感じが読んでてしんどくなってきました。

新しいキャラが出てきてごちゃごちゃするよりは、ある程度出揃ったキャラの人生を深くみていきたいです。。

左側の鵙目さんは好きなんだけどなぁ

右側の鵙目さんはもうずっと同じことをぐるぐるしててお腹いっぱいです。

さんざん悪態ついてますが、黒羽組長は揺れ続けながらも近くにいる鵙目さんのことをとても尊重してる。
ぶっ飛んでるけど、一貫してる。鳩子ちゃんもそうだけど…。

黒羽組長が破天荒で、悪態ついたり突っ込んだりするのが鵙目さんの正しい役割だって分かってるんだけど、結局は黒羽組長にただただ甘やかされてるだけにしか見えなくなってきたー( ꒪⌓꒪)

お姉さんの事で過敏だったり、しずかママを都合の良い逃げ場にしたり、鳩子ちゃん相手に説教かましたり、前田さんの猛プッシュに流されそうになったりしてる鵙目さんは人間臭くて好きなんだけど、黒羽さんに甘えてる現状を良しとしてる黒羽さんは好きになれんのですよー( ˃ ⌑ ˂ഃ )
どうしても黒羽さんの株が上がって鵙目さんの良さが下がっちゃう。。

右の素質の問題だと思うんだけど違うのか?!

刑事さんとのターン

男鹿さんとの話がほとんどでしたー。
前田さんの出番が少ないのはちょっと寂しい。

相変わらず出番は多くない黒羽さんですが、鵙目さんがまた一歩黒羽さんに陥落されてく様子は良きだった。

ただ、やっぱりお姉さん気付いてるよねー。

相変わらず?

黒羽さんの存在が薄いなー。と思ってましたが、番外編が二人旅行の話だったりして他の巻に比べたら登場率は高い?

前田さんと黒羽の距離がまた一歩近づいてドキドキしました。
黒羽さんも、鵙目さんが左側だと相手は女だろうと男だろうと許せちゃうのが今までにないタイプのカプで個人的に面白い。
横浜の良い人は、鵙目さんだけ。っていう謎の気の使い方も、黒羽さんのズレっぷりを象徴してるみたいで良きです。
登場人物それぞれの人生も動いていて、話がどんどん面白くなってます。

それはそうと…お姉さん。前田さんの気持ち気づいてると思いますが…?どうなんだろ?

揺らぐ鵙目さん

どんどんと黒羽さんの出番が少なくなってきてる気がするのは気のせいか…?

鵙目さんが育ってきた過去が重くのしかかる3巻。

シスコンって言うには軽過ぎる程に、幼い子供が生きていくにはお姉さんの存在が絶対的過ぎたんだな。と
子供の頃は神様みたいな存在だったけど、大人になってからは庇護すべき存在で。
正しく守られなかった子供達の末路は悲しいです。


そんな鵙目さんが、逃げたくてぐるぐるしたら様子がなかなかクズいなぁ。って面白かったのと、前田さんとの関係が少し変化したのがヤバかった!
自分に罪をなすりつけた上に腹を刺されて薬を盛られて全裸で拘束されて犯され?そうになった相手に絆されるってなに!?しかもタイトルにもなってる絶対的なカプが存在してる状況で!!
もうグッとしかこない‼︎なんなのこの状態‼︎
興奮が止まらないので神評価しかない3巻です